141ビル
| 仙台三越・定禅寺通り館 | |
|---|---|
|
141ビル (2025年9月4日) | |
| 店舗概要 | |
| 所在地 |
〒980-8555 宮城県仙台市青葉区一番町4-11-1 |
| 座標 | 北緯38度15分56.2秒 東経140度52分15.5秒 / 北緯38.265611度 東経140.870972度座標: 北緯38度15分56.2秒 東経140度52分15.5秒 / 北緯38.265611度 東経140.870972度 |
| 建物名称 | 141ビル |
| 施設所有者 | 株式会社 一・四・一 |
| 中核店舗 | 仙台三越・定禅寺通り館 |
| 駐車台数 | 84台 |
| 前身 | ファッションドーム141 |
| 最寄駅 | 仙台市地下鉄南北線・勾当台公園駅の南1出口直結 |
| 最寄IC | 東北自動車道・仙台宮城IC |
| 外部リンク | http://sendai.mitsukoshi.co.jp |
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 略称 | 141 |
| 本社所在地 |
〒980-0014 宮城県仙台市青葉区本町2-15-1 |
| 設立 | 1984年6月23日 |
| 業種 | 不動産業 |
| 法人番号 | 1370001007097 |
| 事業内容 |
不動産賃貸業 141ビル全体の管理 |
| 代表者 | 代表取締役社長 小関忠夫 |
| 資本金 | 9,000万円 |
| 主要株主 |
七十七銀行 杜の都信用金庫 三井不動産 鹿島建設 他 |
| 外部リンク | http://www.141.co.jp/[リンク切れ] |
141ビル(いちよんいちビル)は、宮城県仙台市青葉区一番町にある再開発ビルである。1987年(昭和62年)3月に開業した[1]。東一番丁通り[注釈 1]・定禅寺通[注釈 2]・東二番丁通り[注釈 3]・仙台三越本館に囲まれた区画に建つ。「141」の名称は、市街地再開発事業の地区名である「一番町四丁目第一地区」に由来する。「141」と省略されて呼ばれることもある。
開業当初、141ビルは核となるテナントを持たない、複数の専門店が入居するショッピングセンターだった。2008年(平成20年)より仙台三越が141ビルに入り「仙台三越・定禅寺通り館」となっている[2]。
沿革
[編集]開業まで
[編集]141ビルが建つ場所は、仙台駅から北西に約1.4キロメートルの地点で、一番町商店街の北側の入口に当たる場所である。しかし、再開発以前のこの地区では戦後に建てられた低層の木造家屋がひしめき合い、近代化が遅れていた。都市機能や景観、防災上の問題に加え、仙台駅前に大型店舗が進出したこともあり、この地域の商業地としての重要性は低下していった[1]。
この問題を改善するために、地権者達が再開発を模索した。1970年(昭和45年)に一旦は、仙台三越を核テナントとした再開発計画が進められることに決まった。しかし、核テナントの意向による計画の大幅な見直しや中断があり、再開発計画は一向に進まなかった。このような状況で、再開発組合は資金調達を含めて自力で事業計画を進めることを決めた。1981年(昭和56年)に、核テナントが主導する再開発が断念され、組合主導による再開発へ方針が転換された。1984年(昭和59年)に再開発ビル運営会社である株式会社一・四・一が発足し、1985年(昭和60年)に着工、1987年(昭和62年)3月に141ビルが開業した[1]。
開業以後
[編集]141ビルの開業により、商店街の人の流れが大きく変わったと評される。通行量調査によれば、歩行者が前年比で8割増しとなり、さらに10代または20代の若年層も大幅に増えた[2]。141ビル開業からまもなく仙台市地下鉄南北線が開業し、141ビルは勾当台公園駅直結となった。地下鉄の利便性から夜遅くまで賑わいが見られた[1]。
141ビルの売り上げのピークは1991年(平成3年)だった[2]。1992年(平成4年)に141ビルと仙台三越の間に上空連絡通路を設けるなど[1]、回遊性の向上による経営改善が図られたが、売り上げの向上は見られなかった[2]。
2008年(平成20年)、ビルの運営会社はショッピングセンターの直接経営を断念し、地下2階から地上4階部分を三越仙台店に一括して貸す方針を固め、入居中の86店舗に立ち退きを求めた。このため、同年6月から閉店セールが始まり、8月24日に「ファッションドーム141」としては閉店した(地下1階の三越フードガーデンおよび5・6階のエル・パーク仙台を除く)[3]。
なお、「ファッションドーム141」は日本ショッピングセンター協会による「第1回日本SC大賞2004」において銀賞を受賞した[4]。
三越定禅寺通り館として
[編集]「ファッションドーム141」だった部分は、2008年11月21日に「三越定禅寺通り館」として開業した[5](従来の仙台三越の方は「本館」となった)。三越は、イオンモール名取エアリ内の名取三越を2009年(平成21年)春に閉店し、仙台三越に注力することを決めた[6]。他の仙台にある大型店が県境を越えて隣県まで商圏を広げたのに対し、仙台三越はその顧客の92パーセントが宮城県民であるため、「定禅寺通り館」が開業しても宮城県重視の姿勢を変えないとしている。ただし、三越の従来からの中心的顧客層である50代前後のほかに、伊勢丹のノウハウを用いて20代から30代をも取り込めるような商品構成を目指すとしている。
店内構成
[編集]地上6階、地下3階の建物で、隣接する仙台三越本館とは4階と地下1階に設けられた「連絡通路」により直結しており、地下1階は「ファッションドーム141」として営業されていた時代から『三越フードガーデン』として一体的に利用されている。5階の全てと6階の一部は仙台市が区分所有し、「エル・パーク仙台」を設置している。エル・パーク仙台は、仙台の小劇場演劇の中心地である。一番町四丁目アーケードに面した部分には、再開発前から当地にあった商店などが路面店形式で入居している。また、南西角には金蛇水神社が鎮座する。
仙台市地下鉄南北線・勾当台公園駅と地下3階で繋がっているため、一番町の玄関口の役割も担っている。駅からエスカレーターを利用して地上に出る場合、センターフォーラム(円形の吹き抜けになっているエレベータおよびエスカレータホール)が動線を集約しており、様々な小イベントが開催されている。また、歓楽街の国分町の最寄り駅でもあるため、センターフォーラムおよび一番町出入口は待合せ場所としても有名である。
各階
[編集]現在の店内構成。「三越定禅寺通り館」は、地上4階から地下2階まで入居している核テナント。
エル・パーク仙台
[編集]仙台市消費生活センター以外の5階の全フロアと6階フロア半分程度を占める仙台市の男女共同参画推進施設。市内の同様な施設として、仙台駅西口(駅前通り・名掛丁)の再開発ビル・アエルに「エル・ソーラ仙台」がある。
当施設には小ホールが2つ付設されており、演劇や音楽のライブスペースとして利用されている。
老朽化に伴い、6階のギャラリーホールとスタジオホールの設備更新が行われることになり、2023年(令和5年)12月1日から2024年(令和6年)8月末まで主要施設の利用が休止となる[7]。
- 6階
- 5階
ファッションドーム141時代の店舗構成
[編集]ファッションドーム141(Ichi-Yon-Ichi)[注釈 4]としての営業期間は1987年(昭和62年)3月21日 - 2008年(平成20年)8月24日。以下に「ファッションドーム141」時代の店内構成を示す。
アクセス
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ↑ 仙台市道青葉1157号・東一番丁線
- ↑ 仙台市道青葉1171号・定禅寺通線
- ↑ 国道4号
- ↑ 141の東一番丁側出入口(せんだいメディアテーク。「街のアルバム製作委員会2006」2006年7月7日撮影。壁面や看板に「141」と「Ichi-Yon-Ichi」のロゴタイプが見える)
出典
[編集]- 1 2 3 4 5 『仙台の再開発』
- 1 2 3 4 『時代を画した再開発事業』
- ↑ “141、8月24日閉店 テナントはすべて退去”. 河北新報. (2008年6月14日). オリジナルの2008年6月17日時点におけるアーカイブ。
{{cite news}}: CS1メンテナンス: 先頭の0を省略したymd形式の日付 (カテゴリ) - ↑ “「日本SC大賞・地域貢献大賞2010」決定!!”. 一般社団法人 日本ショッピングセンター協会 (2010年3月23日). 2026年3月13日閲覧。
- ↑ “命名「定禅寺通り館」 三越仙台店増床部分”. 河北新報. (2008年10月24日)
- ↑ “名取三越、閉鎖へ 来春にも収益伸びずリストラ”. 河北新報. (2008年9月25日)
- ↑ “エル・パーク仙台、12月から主要施設の利用休止 老朽化した設備の更新のため9ヵ月”. 河北新報. 2023年11月23日閲覧。
- ↑ 仙台市公告第161号 (PDF) (仙台市 2008年3月19日)
参考文献
[編集]- 全国市街地再開発協会、再開発コーディネーター協会 「一番町四丁目第一」『時代を画した再開発事業 都市開発法制定50周年記念』 50-51頁。
- 仙台市 『仙台の再開発』 17-18頁。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 株式会社一・四・一[リンク切れ]
- 仙台市男女共同参画推進センター
- エル・パーク仙台(各部屋概要)
- 一番町四丁目第一地区(仙台市)
- 一番町四丁目第一地区(仙台市)
- 仙台三越