13の理由 (テレビドラマ)

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13の理由』(英語:13 Reasons Why)はジェイ・アッシャーの小説を原作としたテレビドラマ。2017年3月にNetflixで配信された。脚本ブライアン・ヨーキー、製作総指揮はセレーナ・ゴメス。配信直後からその衝撃的な内容と巧みなストーリーテリングが大きな話題となり、2017年Netflixで最も観られたドラマ作品の一つ[1]となった。2018年5月18日よりシーズン2の世界同時配信が開始した[2]

シーズン1[編集]

あらすじ[編集]

ティーンエイジャーのクレイ・ジェンセンが学校から帰宅すると、玄関に7本のカセットテープが入った箱が置いてあることに気がつく。それには2週間前に自殺した同級生、ハンナ・ベイカーが自らこの世を去る決断をした13の理由が録音されていた。

登場人物[編集]

「リバティー・ハイスクール」生徒[編集]

クレイ・ジェンセン
演:ディラン・ミネット/吹き替え:杉山紀彰
ハンナ・ベイカーと同級生で、彼女に密かに好意を持っていた少年。ある日カセットテープを送られ、彼女の死の真相に近づいていくことになる。
ハンナ・ベイカー
演:キャサリン・ラングフォード/吹き替え:山根舞
2週間前に自殺した少女。リバティ・スクールに転校し、最初にデートをしたジャスティンにスカートの中が見える写真を撮られ、それが他の生徒らにより拡散されて以降「尻軽女」という評判がつくようになり、その後も親しくなった生徒達との間にことごとく不幸があり、徐々に孤立していく。死の直前、この世を去る理由がハンナ当人を含めた13人にあるとして、カセットテープを回させる方法で自分の声を彼らに聞かせようとする。
トニー・パディーラ
演:クリスチャン・ナバロ英語版/吹き替え:谷口悠
クレイの親友。カセットテープなど古いものを好む。13人以外でハンナのテープを全て聞いた一人で、クレイにハンナの死の真相を知るよう促していく。
ジャスティン・フォーリー
演:ブランドン・フリン英語版/吹き替え:新祐樹
バスケ部の有望な選手で、ハンナと最初に親しくした生徒。典型的なプアホワイトの母子家庭で育ち、軽薄な態度を取る一方母親の面倒はよく見ている。
ジェシカ・デイビス
演:アリーシャ・ボー英語版/吹き替え:濱口綾乃
ハンナと親しくなった一人で、後にチアリーダー部に所属しジャスティンの恋人となる。父親は空軍の兵士。
ブライス・ウォーカー
演:ジャスティン・プレンティス英語版/吹き替え:小田柿悠太
ジャスティンの友人にして、裕福な家庭の子息。しかし実際は傍若無人な行動が目立つ。
コートニー・クリムゼン
演:ミシェル・セレーネ/吹き替え:弘松芹香
生徒会の一員。同性愛者であり、ある日ハンナと弾みでキスをするが、それが明らかになったことで彼女と疎遠になる。
マーカス・コール
演:スティーブン・シルバー/吹き替え:大泊貴揮
生徒会の一員。実際は狡猾な性格で、無関係を装いながら事態の隠蔽を図る。
ザック・デンプシー
演:ロス・バトラー/吹き替え:水中雅章
バスケ部のエース。追い詰められるハンナに同情を寄せるが、強引な接し方からハンナのほうからは疎まれる。
アレックス・スタンダール
演:マイルズ・ハイザー英語版/吹き替え:野田てつろう
かつてハンナ、ジェシカと友人関係になるが、やがてジャスティンやブライスと交流を持つようになる。父親は警察官。
タイラー・ダウン
演:デヴィン・ドルイド英語版/吹き替え:霧生晃司
クラスの写真を撮リ続ける。大人しい性格だが、ハンナに対して盗撮をするといった一面も見られる。
シェリ・ホランド
演:エイジオナ・アレクサス英語版/吹き替え:小若和郁那
チアリーダー部の一員。クレイと親しくなるが、実はあるきっかけでハンナを傷つけるきっかけを引き起こす。
ライアン・シェイバー
演:トミー・ドーフマン英語版/吹き替え:渡辺和貴
新聞部の部長で、ハンナを追悼する特別号を作っている。実はハンナの書いた詩を勝手に掲載してしまった。
モンゴメリー・デラクルス
演:ティモシー・グラナデロス/吹き替え:西谷修一
ブライスの友人。乱暴な性格で、周囲に対して攻撃的な態度を繰り返す。
スカイ・ミラー
演:ソジー・ベーコン英語版/吹き替え:寺依沙織
カフェでバイトをしているパンク少女。クレイとの親交が深い。
ジェフ・アトキンス
声:ブランドン・ラーラクエンテ英語版/吹き替え:霧生晃司
スポーツマンながらクレイの親友だったが、ある交通事故によりこの世を去る。

大人たち[編集]

オリヴィア・ベイカー
演:ケイト・ウォルシュ/吹き替え:斎賀みつき
ハンナの母親。娘の死の真相に少しづつ近づいていく。
アンディ・ベイカー
演:ブライアン・ダーシー・ジェームズ英語版/吹き替え:矢野智也
ハンナの父親。ドラッグストアを経営しているが、娘の死に加え、隣に大手チェーンが出来たことの危機にも瀕している。
ケビン・ポーター
演:デレク・ルーク/吹き替え:西谷修一
リバティー・ハイスクールの教師にして生徒達のカウンセラー。ハンナがたびたび受けた行為がいじめであると見ている。
レイニー・ジェンセン
演:エイミー・ハーグリーブス英語版/吹き替え:寺依沙織
クレイの母親。弁護士であり、ハンナの死の真相に近づいていく息子に心配を見せる。
マット・ジェンセン
演:ジョシュ・ハミルトン/吹き替え:増元拓也
クレイの父親。息子に対し寛大でアドバイスを行う。

評価[編集]

大手批評集計サイトのRotten Tomatoesでは80%の批評家が肯定的な意見、同じくMetacriticでは加重平均点76点となり好評で迎えられ、特に主人公を演じたキャサリン・ラングフォードの演技は絶賛された。

ノミネート[編集]

シーズン2[編集]

あらすじ

13の理由を聴き終えたクレイ、ついに彼女の自殺の全貌が明らかになったと思われたが裁判が始まると次から次へとハンナ以外の人の真実が語られる。

残された彼らは裁判の行方を案じ、自己保身に走る者、真実を伝える者に別れてしまう。

手強い学校側の弁護士と闘うミセス・ベイカー。果たしてクレイの隠された真実とは。

出典[編集]

  1. ^ Min, Lilian. “'13 Reasons Why' Is Officially Netflix's Most Popular Show” (英語). Teen Vogue. https://www.teenvogue.com/story/13-reasons-why-netflix-most-popular-show-social-media 2018年4月24日閲覧。 
  2. ^ https://www.oricon.co.jp/news/2110685/full/”. oricon. 2018年5月25日閲覧。

参考文献[編集]

  • 辰巳JUNK「少女の自殺が呼んだ大きな波紋――13の理由」『ネットフリックス大解剖』DU BOOKS、2019年1月。

外部リンク[編集]