鼓膜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。EmausBot (会話 | 投稿記録) による 2012年5月30日 (水) 08:35個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (r2.7.3) (ロボットによる 追加: simple:Tympanic membrane)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

ナビゲーションに移動 検索に移動
a:鼓膜
b:ツチ骨
c:キヌタ骨
d:アブミ骨
e:中耳

鼓膜(こまく)は中耳外耳の境目にある、直径8 - 9mm、厚さ0.1mmの膜で、耳小骨に音を伝える。外耳側から順に、皮膚層、固有層、粘膜層の3層からなる。鼓膜も、皮膚と同じく再生することが可能である。

慢性中耳炎では一般に鼓膜の穿孔が起こる。

また、鼓膜が中耳側に陥入して嚢胞を形成し、内部で上皮が増殖して真珠腫を生じることがあり、これを真珠腫性中耳炎と呼ぶ。真珠腫は進行すると、耳小骨を融解させて難聴を引き起したり、顔面神経を障害したりすることがある。

鼓膜は大体1週間 - 10日程で再生する。

小さな子供が鼻水をすすった際に耳の奥へ溜まってしまう場合がある。この際は鼓膜に穴を開け吸い出すのだが、親が同意を求められた際に過剰に反応する場合がある。鼓膜が再生することが認知されていなかったり、聴覚は鼓膜だけによるものではないこと(鼓膜を損傷してもある程度は聴こえる)が理解されていなかった場合などがある。実際は上記の通り、再生するので過剰に反応する必要はない。

関連項目