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龍雲寺 (浜松市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
龍雲寺りょううんじ
本堂と無量寿庭
所在地 静岡県浜松市中央区入野町4702-14
位置 北緯34度42分8.7秒 東経137度41分18.1秒 / 北緯34.702417度 東経137.688361度 / 34.702417; 137.688361座標: 北緯34度42分8.7秒 東経137度41分18.1秒 / 北緯34.702417度 東経137.688361度 / 34.702417; 137.688361
山号 西湖山
宗旨 臨済宗
宗派 妙心寺派
寺格 準別格地
本尊 阿弥陀如来
創建年 1330年代
開山 春屋妙葩
開基 木寺宮康仁親王
札所等 浜名湖岸88ヶ所霊場 41番札所
文化財 阿弥陀如来坐像
法人番号 7080405001182 ウィキデータを編集
地図
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龍雲寺(りょううんじ)は、静岡県浜松市中央区入野町にある臨済宗妙心寺派の寺院。山号は西湖山。本尊は阿弥陀如来。開山は春屋妙葩、開基は木寺宮康仁親王。

学校法人常葉学園創立者は同寺の出身であり、現在の住職は創立者のひ孫にあたる。ただし、学園と寺は直接的な関係はない。

庭園は、第一世650年遠忌に合わせて北山安夫により整備され、無量寿庭・清浄庭が造園された。また、書家金澤翔子による「世界一大きい般若心経」が平成29年に奉納されており、毎年展覧会が開催されている。

歴史

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伝・木寺宮康仁親王

伝承では、南北朝時代に木寺宮康仁親王が京から下向し、現在の龍雲寺東墓地付近に居を構えたとされる。ただし、親王が京都で没したことが『園太暦』に記されているため、伝説とされている。

元禄年間に再興され、現在の本堂はその当時のもの。1946年には出身者である木宮泰彦が常葉学園を設立した。平成25年には庭園の整備が行われた。

龍雲寺禅堂

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2022年、境内に宿泊型の修行施設「龍雲寺禅堂」が開設された。 一日一食の精進料理と坐禅・法話を組み合わせた静養体験が行われ、新聞やウェブメディアでも取り上げられている[1][2]

文化財

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  • 木造阿弥陀如来坐像 - 浜松市指定有形文化財[3]

脚注

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  1. ^ 静岡新聞DIGITAL(2022年6月13日)
  2. ^ PR TIMES(2025年1月14日)
  3. ^ 浜松市文化財情報Vol.10

外部リンク

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