龍泉寺 (奈良県天川村)

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龍泉寺
大峯山龍泉寺本堂.jpg
本堂
所在地 奈良県吉野郡天川村洞川494
位置 北緯34度16分10.01秒
東経135度52分44.17秒
座標: 北緯34度16分10.01秒 東経135度52分44.17秒
山号 大峯山
宗派 真言宗醍醐派
寺格 大本山
本尊 弥勒菩薩
創建年 (伝)700年
開基 (伝)役行者
札所等 近畿三十六不動尊31番
役行者霊蹟札所
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龍泉寺(りゅうせんじ)は奈良県吉野郡天川村洞川(どろがわ)にある真言宗醍醐派の寺院で、旧当山派の大本山である。山号は大峯山。吉野の竹林院桜本坊喜蔵院東南院と共に山上ヶ岳にある大峯山寺の護持院の1つ。本尊は弥勒菩薩近畿三十六不動尊霊場第31番札所。

概要[編集]

龍の口
八大龍王堂
水行場

龍泉寺の境内には、「龍の口」と呼ばれる泉から湧き出る清水が流れていて、修験者たちから「清めの水」とされ、大峰山の第一の水行場とされるなど、修験道の道場として著名である[1]

洞川から大峰山(山上ヶ岳)を登る修験者は、宗派を問わず、龍泉寺で水行の後、八大龍王尊に道中の安全を祈願するのが慣例となっている[1]

洞川地区の中心的寺院として龍王講社を組織し、多くの参詣を組織しているなど、大峯山山上ヶ岳への登拝の出発点となっている。

毎年10月の第2日曜日に、八大龍王堂大祭が行われる[1]

歴史[編集]

総門
なで石

伝承によれば、 700年頃、大峰山で修行していた役小角が、この地に泉を発見し、「龍の口」と名づけて、その側に小堂を建て、八大龍王を祀ったのが起源とされる[1]

龍泉寺ができてから200年ほど後、寺から1kmほど上流にある「蟷螂の岩屋」に雌雄の大蛇が住みつき、人々を襲ったため、修験者たちが訪れなくなり、寺も衰退した[1]。そこで、当山派修験道の祖とされる聖宝理源大師が、真言の力で大蛇を退治し、寺を再興したとされる[1]

明治時代に山上ヶ岳の蔵王堂(大峯山寺)の護持院となる。

1946年昭和21年)に、洞川地区の大火で本堂が焼失。

1960年(昭和35年)に再興され、現本堂が建立された。

札所[編集]

交通アクセス[編集]

所在地:奈良県吉野郡天川村洞川494

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f 天川村 観光案内

関連項目[編集]

外部リンク[編集]