黒田寿郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

黒田 寿郎(くろだ としお、1933年8月27日 - )は、日本のイスラーム学者。

慶應義塾大学文学部仏文科卒、同大学院文学研究科博士課程東洋史専攻中退。カイロ大学客員教授、イラン王立哲学アカデミー教授、国際大学中東研究所初代所長。1974年『イスラーム哲学史』で日本翻訳文化賞受賞。2012年、「イランの著名な哲学者アッラーメ・タバータバーイー師の著書を日本語に翻訳するためのイスラム研究」の功績により第19回イラン年間最優秀図書賞を受賞[1]

著書[編集]

  • 中東 ことばと文化の旅 三省堂 1974
  • イスラームの心 中公新書 1980.4
  • イスラームの反体制 ハワーリジュ派の世界観 未来社 1991.7
  • イスラームの構造 タウヒード・シャリーア・ウンマ 書肆心水 2004.10、新版2016.2
  • 格差と文明 イスラーム・仏教・現代の危機 書肆心水 2016.3

共編著[編集]

  • イスラーム辞典 東京堂出版 1983.3
  • 250語でできるやさしいアラビア会話 レイラ井上共著 白水社 1985.12
  • 地域研究の方法と中東学 三修社 1987.6 (中東選書)
  • イスラーム経済 理論と射程 三修社 1988.12 (中東選書)
  • 共同体論の地平 地域研究の視座から 三修社 1990.7 (中東選書)
  • ひろさちやが聞くコーラン ひろさちや共著 鈴木出版 1992.11 (世界の聖典)
  • イラク戦争への百年 中東民主化の条件とは何か 書肆心水 2005.1

翻訳[編集]

  • イスラーム哲学史 アンリ・コルバン 柏木英彦共訳 岩波書店 1974
  • イスラームの哲学者たち S.H.ナスル 柏木英彦共訳 岩波書店 1975
  • イスラーム・スペイン史 W.M.ワット 柏木英彦共訳 岩波書店 1976
  • 鳩の頸飾り 愛と愛する人々に関する論攷 イブン・ハズム 岩波書店 1978.7 (イスラーム古典叢書)
  • 太陽の男たち/ハイファに戻って ガッサン・カナファーニー 奴田原睦明共訳 現代アラブ小説全集 7 河出書房新社、1978
  • 北へ遷りゆく時・ゼーンの結婚 アッ=タイーブ・サーレフ 高井清仁共訳 現代アラブ小説全集 8 河出書房新社、1978
  • 40のハディース イマーム・アンナワウィー イスラミックセンター・ジャパン 1980
  • 哲学者の意図 イスラーム哲学の基礎概念 ガザーリー 岩波書店 1985.12 (イスラーム古典叢書)
  • 無利子銀行論 ムハンマド・バーキルッ=サドル 岩井聡共訳 国際大学中東研究所 1988.5 のち未知谷
  • イスラーム経済論 ムハンマド・バーキルッ=サドル 国際大学中東研究所 1988.1 のち未知谷
  • イスラーム哲学 ムハンマド・バーキルッ=サドル 未知谷 1994.4
  • イスラームの国家・社会・法 法の歴史人類学 ハイム・ガーバー 藤原書店 1996.11
  • 現代イスラーム哲学 ヒクマ存在論とは何か ムハンマド・アッ=タバータバーイー 書肆心水 2010.1
  • イスラーム法理論の歴史 スンニー派法学入門 ワーエル・B.ハッラーク 書肆心水 2010.12

脚注[編集]