麻生千晶

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あそう ちあき
麻生 千晶
生誕 (1938-02-08) 1938年2月8日(80歳)
日本の旗 日本・岡山県
出身校 東京大学文学部
職業 評論家、 コメンテーター

麻生 千晶(あそう ちあき、女性、1938年2月8日 - )は、日本の評論家、コメンテーター。週刊誌などのテレビ番組や芸能人に対する批評で知られる。ジェイ・キャストの「てれび見朱蘭」では黄蘭名義[1]

闘病記 『心のノート 千晶、いのちの記録』(文芸社刊、2000年)の著者は、同姓同名の別人。

来歴・人物[編集]

岡山県生まれ。1961年昭和36年)、東京大学文学部フランス文学科卒業。

1969年(昭和44年)、『ビフテキとブラームス』を『小説現代』に発表し作家デビュー[2]。現在はコメンテーターとして活動している。新聞や雑誌に、社会、芸能、女性、教育、プロ野球など多岐にわたる問題について、辛口発言をしている。日本民間放送連盟賞広告電通賞放送批評懇談会ギャラクシー賞文化庁芸術選奨放送部門推薦委員、文化庁芸術祭放送部門テレビドラマ選考委員ほか、選考委員多数を務める。デビュー作以降目立った小説を発表した跡は見えず、現状では評論家、もしくはコメンテーター。

映像評論、音楽評論も手がけ、『毎日新聞』に「火曜サロン」、『サンデー毎日』に「TV or not TV」、『アサヒ芸能』に「テレビ欄」、『東京中日スポーツ』に「やじうまテレビ」、『週刊現代』に「男を叱る」「私のテレビ評」、『週刊新潮』に「たかが、されどテレビ」、『産経新聞』「直言曲言」欄などをそれぞれ長期連載。『週刊フジテレビ批評』のコメンテーターとして出演。現在、『TVnavi』に「麻生千晶のわがままテレビ」、『フジサンケイ ビジネスアイ』に「メディア斬り」を連載中。

新聞や雑誌で、番組や芸能人などテレビ関連の話題が批判的に取り上げられる際、コメントをすることがしばしばある。後述のように、裕木奈江のバッシングやその他(主に女性の)芸能人を酷評する一方、木村拓哉滝沢秀明などは甘く評価している。

自称SMAPファンである[3]。「嵐にもTOKIOにも他のグループにも、1人ぐらいは好きでない男の子が混じっている。ところが、SMAPだけはどの青年も私は嫌いではないのだ。」と語っている。

2011年平成23年)、「視聴率のために品のない芸能人(島田紳助)を使い続けている」として、テレビ局と所属する大手プロダクション(吉本興業)のそれぞれの姿勢を批判している[4][5]

阪神ファンアンチ巨人[6]

エピソード[編集]

  • バラエティ番組『進め!電波少年』(日本テレビ)を批判したところ、自宅に松村邦洋がアポなし取材に押しかけた。松村は自宅ドアをノックしたが麻生はでなかったため松村とスタッフは2時間もドア前に居座り続けた。麻生は警察を呼ぶとまた騒ぎになると思い、日本テレビの知り合いに抗議をし、松村とスタッフを退去させた。これが元で不整脈を起し倒れてしまったという。「麻生千晶に謝りた〜い!!」のタイトルで放送予定だったが、麻生のくだんの抗議により、放送はされなかった。
  • たけし・逸見の平成教育委員会』(フジテレビ)において逸見政孝の正答率が低いことや宿題(視聴者プレゼント問題)の解説に四苦八苦していることに対し、「知性が全く感じられない、本当に早稲田出たの?」と皮肉を込めて評したことがある。それを受けてのものか、逸見は同番組内で「早稲田出たのかなんて言われましたけど大きなお世話ですよ」と発言している。その後も麻生は、逸見を批判する発言を行った。麻生は逸見没後、遺族が芸能活動や講演活動を行っていることに対しても批判している。
  • 女優の裕木奈江が主演したドラマ『ポケベルが鳴らなくて』(日本テレビ)の略奪愛的な役柄が契機となってバッシングされた際には、批判の急先鋒となった。その後裕木が、2004年(平成16年)9月より文化庁の在外研修生としてギリシャに一年間国費留学が決まった際にも、「彼女はどこが新進で、どこが芸術家なのでしょうか。未来の才能を見いだそうというよりは、よく知られた人を選んでおこうという国側の安易な姿勢を感じます」と批判した[7]
  • エンジン』(フジテレビ)開始の際は、「木村くんは“オンリーワン”ですね。子供ができても、ドラマに入ると本人の(私生活の)情報を忘れるくらい魅力がある。演技がうまいのではなく天性の自然体だし、脚本もいい。(視聴率は)落ちないと思いますよ」と評した[8]

著書[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 「発表! 第95回ザテレビジョンドラマアカデミー賞」、『ザテレビジョン』第24巻8号(2018年2月23日号)、KADOKAWA2018年2月23日、 30頁。
  2. ^ 『GALAC』1998年11月号(放送批評懇談会
  3. ^ SMAP解散、最後の引導渡しを見て思ったこと
  4. ^ 麻生千晶 (2011年8月25日). “テレビ局の責任は大きい” (日本語). MSN産経ニュース. p. 1/2. http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/110825/ent11082511450015-n1.htm 2011年8月26日閲覧。 
  5. ^ 麻生千晶 (2011年8月25日). “テレビ局の責任は大きい” (日本語). MSN産経ニュース. p. 2/2. http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/110825/ent11082511450015-n2.htm 2011年8月26日閲覧。 
  6. ^ 最下位阪神 金本監督の“言動”にファンが怒濤のブーイング 日刊ゲンダイ 2016年7月22日
  7. ^ ZAKZAK(2005年1月20日)
  8. ^ ZAKZAK(2005年5月9日)

外部リンク[編集]