麹 (姓)

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本来の表記は「麴 (姓)」です。この記事に付けられた題名は技術的な制限または記事名の制約により不正確なものとなっています。
各種表記
繁体字
簡体字
拼音
注音符号 ㄑㄩ
ラテン字 Chu
広東語発音: Kuk1
上海語発音: Chioh4
台湾語白話字 Khiok
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(きく)は、漢姓のひとつ。『百家姓』の206番目。

麴氏は6世紀はじめから7世紀半ばにかけての高昌国の王であった。

文字[編集]

簡体字では、姓の場合を除き、「麴」のかわりに同音の「曲」を使うことになっている。

異体字

由来[編集]

元和姓纂』によれば、氏の者が漢代に西平(現在の青海省西寧市)に移って姓を麴に改めたという[1]後漢末から三国時代の西平の豪族として麴義・麴演などの名が史書に見られる。

著名な人物[編集]

  • 麴義 - 後漢末の武将。西平の人という。
  • 麹允 - 西晋末の愍帝の武将。
  • 麴嘉 - 500年ごろ、高昌国馬儒が殺された後に王となった(麴氏高昌)。
  • 麹信陵 - の官僚、詩人。白居易の「秦中吟・立碑」に言う「麹令」とは麹信陵をいう。
  • 麹祥 - 初の人。14歳のときに倭寇にさらわれ、日本で働いたという[2]

なお、酒を擬人化して麹生・麹居士・麹道士などと呼ぶことがあった。

脚注[編集]

  1. ^ 元和姓纂』入声・一屋・麴。「漢有麴【鞠の誤】潭、生閟、避難湟中、因居西平、改姓麴氏。」広韻』の引く『風俗通』によると、鞠潭は漢代の尚書令。
  2. ^ 『明史』巻二百九十六・孝義一・麹祥

関連項目[編集]