鹿沼土

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鹿沼土

鹿沼土(かぬまつち)は、農業園芸に使われる栃木県鹿沼市産出の軽石の総称。形状は丸みを帯びている。土と呼ばれているが実際には軽石である。

概要[編集]

鹿沼土は通気性・保水性がともに高い[1]ことと、強い酸性土であるため、主にサツキなどのツツジ科の植物や東洋ランなどの栽培に用いられる。また、雑菌をほとんど含まないため、挿し芽などにも適している。

鹿沼土は水分を含むと黄色くなり、乾燥すると白くなるので土壌の乾燥が判断しやすく、園芸に優れている。

成分としては、長石角閃石カンラン石など。これらの鉱物はわんがけ法などで取りだせる。

脚注[編集]

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関連項目[編集]

  1. ^ 矢橋晨吾、雨宮悠、高錫九、高橋悟、田中弥寿男「園芸用土の物理性に関する研究 : 1.鹿沼土の間隙構造と水分特性」、『千葉大学園芸学部学術報告』第46巻、千葉大学、1992年3月25日、 129-134頁、 NAID 110004701500