鹿島忠

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鹿島 忠
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 鹿児島県薩摩川内市
生年月日 (1961-10-07) 1961年10月7日(55歳)
身長
体重
183 cm
76 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 1982年 ドラフト1位
初出場 1984年4月8日
最終出場 1996年6月15日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
選手歴
コーチ歴

鹿島 忠(かしま ただし、1961年10月7日 - )は、鹿児島県薩摩川内市出身の元プロ野球選手投手)・コーチ解説者評論家

経歴[編集]

鹿児島実業時代は夏の甲子園にエースとして2年連続出場し、1978年は1回戦で静岡に3-4で惜敗。1979年も1回戦で相可に2-4で敗退。高校の1年上に定岡徹久、同期に栄村忠広がいた。卒業後は鹿児島鉄道管理局に進み、エースとして活躍。この時のチームメートに西村徳文森田芳彦がいた。1982年のドラフト1位で中日ドラゴンズへ入団。当初は本格派右腕投手として期待され、1986年には9試合に先発して3勝を記録。1987年は伸び悩み、星野仙一監督に二軍行きを命じられる。1988年からは中継ぎとして起用され、同年のリーグ優勝に貢献。安定した投球を買われ、右の重要な中継ぎ要員として息長く活躍。球団歴代10位となる405試合に登板し、1996年限りで現役を引退。その後はテレビ愛知東海ラジオ解説者中日スポーツ評論家1997年 - 2000年)を経て、中日で一軍投手コーチ(2001年 - 2002年)・二軍投手コーチ(2003年)を務めた。中日退団後は2度目の東海ラジオ解説者・中日スポーツ評論家(2004年)を経て、楽天で二軍投手コーチ(2005年)・一軍投手コーチ(2006年)を務めた。楽天コーチ時代、ベンチで野村克也監督の近くに座ることが多かったことから、試合中のぼやきを耳にすることが多かった。

コーチ引退直後のラジオ番組に出演した際、楽天コーチ時代の話をする場合、野村監督のモノマネをすることが多かった。2007年からは東海テレビ・東海ラジオ解説者を務めている(2011年のみ本数契約扱いでテレビ愛知の解説も担当)。その傍ら、2015年4月からは母校・鹿児島実業高の臨時コーチ(月1回程度の指導)も務めている[1]

エピソード[編集]

1990年5月24日ナゴヤ球場での中日対巨人戦で、バンス・ローへの槙原寛己の危険投球に抗議していた星野仙一監督が、当時巨人のコーチだった松原誠のヤジに激怒し、無関係だった水野雄仁にビンタを食らわせたことから乱闘に発展した。この時無関係な中日のベニー・ディステファーノが大暴れし、当事者ではないのに1人だけ退場となった。この試合でその後鹿島がクロマティの頭部付近に投球し、もう1度乱闘が発生している。鹿島は危険投球で退場処分となったがこの時もベンチに下がる際にクロマティをにらみながら頭を指差す仕草をしていた。

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
1984 中日 7 0 0 0 0 0 1 0 -- .000 60 14.0 15 0 7 0 0 8 0 0 7 4 2.57 1.57
1985 41 4 0 0 0 2 3 2 -- .400 358 76.2 96 8 41 5 1 39 2 0 47 42 4.93 1.79
1986 24 9 1 1 0 3 4 0 -- .429 334 78.1 84 16 22 2 3 53 3 1 43 40 4.60 1.35
1987 13 3 0 0 0 1 2 1 -- .333 125 27.1 28 6 16 1 1 21 2 0 21 20 6.59 1.61
1988 44 0 0 0 0 3 2 0 -- .600 321 73.2 72 6 35 2 1 55 4 0 32 30 3.67 1.45
1989 54 0 0 0 0 9 3 0 -- .750 436 105.2 75 10 46 7 6 97 2 0 31 30 2.56 1.15
1990 45 0 0 0 0 7 4 0 -- .636 353 77.2 80 6 41 7 7 55 4 0 26 25 2.90 1.56
1991 19 0 0 0 0 0 0 0 -- ---- 127 28.0 30 2 17 2 1 16 4 0 21 20 6.43 1.68
1992 38 1 0 0 0 3 1 6 -- .750 249 57.2 51 8 24 2 3 49 3 0 19 18 2.81 1.30
1993 57 0 0 0 0 3 5 2 -- .375 297 70.0 55 7 41 8 1 53 4 0 28 27 3.47 1.37
1994 23 0 0 0 0 2 1 3 -- .667 109 24.0 28 4 14 1 1 17 2 0 14 13 4.88 1.75
1995 31 0 0 0 0 3 1 0 -- .750 189 42.0 37 3 33 5 1 30 6 0 22 22 4.71 1.67
1996 9 0 0 0 0 0 1 0 -- .000 59 13.0 15 4 6 0 0 3 1 0 11 11 7.62 1.62
通算:13年 405 17 1 1 0 36 28 14 -- .563 3017 688.0 666 80 343 42 26 496 37 1 322 302 3.95 1.47
  • 各年度の太字はリーグ最高

記録[編集]

  • 初登板 1984年4月8日、広島戦(広島)4-6 初回0死から登板、6回2/3を2失点で敗戦投手
  • 初勝利 1985年5月1日、大洋戦(浜松)6-5 6回から登板、3回無失点
  • 初セーブ 1985年6月15日、ヤクルト戦(ナゴヤ)13-4 8回2死より登板、1回1/3無失点
  • 初完投・初完封 1986年8月28日、大洋戦(横浜)2-0 被安打6 奪三振8 四死球3

背番号[編集]

  • 18 (1983年 - 1996年)
  • 73 (2001年 - 2003年、2005年 - 2006年)

関連情報[編集]

出演[編集]

現在
過去

脚注[編集]

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  1. ^ 第97回全国高校野球:鹿実ナイン、グラウンド練習 あす初戦、投打に表情引き締め /鹿児島 - 毎日新聞、2015年8月7日配信

関連項目[編集]

外部リンク[編集]