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鶴田圭祐

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鶴田 圭祐
ゴールデンリバース #61
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 滋賀県守山市[1]
生年月日 (1994-05-12) 1994年5月12日(30歳)
身長
体重
181 cm
87 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2016年 ドラフト6位
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

鶴田 圭祐(つるた けいすけ、1994年5月12日 - )は、滋賀県守山市出身[1]の元プロ野球選手投手)。左投左打。

経歴

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プロ入り前

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守山市立守山小学校3年生の時に物部少年野球団で軟式野球を始め、守山市立守山南中学校時代は軟式の野洲ブレーブスに所属した[2]。中学校卒業後は寒川高等学校に入学、硬式野球部投手として所属したが1年秋に外野手に転向した[3]

高校卒業後は指定校推薦帝京大学へ入学し[1]準硬式野球部に入部し投手に再転向した[2]スーパー銭湯でアルバイトをするなど普通の学生生活もおくりながら[1]、限られた時間・場所の中で練習してきた[2][注釈 1]

2015年(大学3年)春の東都大学準硬式野球連盟2部リーグ戦では青山学院大学との対戦でノーヒットノーランを達成したが[2]、準硬式2部の投手への注目は低かった[1]。そのシーズンの入替戦で國學院大学に勝利して1部に昇格すると[5]、同年秋のリーグ戦で149km/hを記録した[2]。これがTwitterなどで話題となり、スカウトに注目されるようになった[1]

2016年夏頃から、準硬式球を封印し硬式球での練習に専念した[4]。同年のプロ野球ドラフト会議において、東北楽天ゴールデンイーグルスから6巡目で指名され[3]、契約金2500万円、年俸600万円(金額は推定)で契約を結んだ[6]。背番号は「61」。12月23日には地元守山市にある守山市民ホールで開催された激励会に参加した[7]

楽天時代

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2017年、春季キャンプは二軍スタートで、開幕も二軍で迎え、一軍での登板はなかったものの、二軍では14試合に登板し、防御率0.61の成績を残した。

2018年、二軍では1試合の登板にとどまり、10月30日に球団から戦力外通告を受け、育成選手として再契約された[8]

2019年、二軍で防御率0.00を記録しながらも8試合の登板にとどまり[9]、再度の支配下登録を果たせぬまま、10月1日に球団から戦力外通告を受けた[10]

楽天退団後

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2020年2月27日より、アメリカアリゾナ州での試合を通してプロ契約を目指す「アジアンブリーズ」に参加した[11]

同年5月5日に秋田県秋田市を本拠地とするクラブチームであるゴールデンリバースに加入したことがチームのTwitter上で発表された[12]

詳細情報

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年度別投手成績

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  • 一軍公式戦出場なし

背番号

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  • 61 (2017年 - 2018年)
  • 161 (2019年)

登場曲

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脚注

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注釈

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  1. ^ 準硬式野球部に専用の野球場はなく、日頃の練習は朝にアメフト場で行っている[2]。そのため、投球練習用のマウンドはなく、平地の人工芝上で18.44mを測って投球練習をした[4]

出典

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  1. ^ a b c d e f 小原栄二 (2016年10月20日). “準硬式からプロ野球へ 帝京大・鶴田も吉報待つ”. 中日スポーツ(CHUNICHI Web) (中日新聞社). https://web.archive.org/web/20161027083722/http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/shutospo/news/CK2016102002000148.html 2016年10月25日閲覧。 
  2. ^ a b c d e f 坂本達洋 (2016年3月16日). “準硬式野球に最速149キロ左腕!帝京大・鶴田、ドラフト候補に急浮上”. スポーツ報知. 2016年11月1日閲覧。
  3. ^ a b “準硬式の帝京大・鶴田圭祐投手は楽天が6位指名”. 日刊スポーツ. (2016年10月20日). https://www.nikkansports.com/baseball/news/1726930.html 2016年10月25日閲覧。 
  4. ^ a b 坂本達洋 (2016年10月17日). “【20日ドラフト連載 オレも大谷世代】(上)準硬式最速左腕!帝京大・鶴田圭祐”. スポーツ報知. 2016年11月3日閲覧。
  5. ^ 平成27年度 春季リーグ 入替戦情報|東都大学準硬式野球連盟”. 東都大学準硬式野球連盟. 2016年11月3日閲覧。
  6. ^ “【楽天】ドラ6左腕・鶴田、高校野球部OBココリコ遠藤に「会ってみたい」”. スポーツ報知. (2016年11月8日). https://web.archive.org/web/20161110011238/http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20161108-OHT1T50132.html 2017年5月8日閲覧。 
  7. ^ “楽天入団の鶴田圭祐投手を地元の滋賀・守山で激励会 同市初のプロ野球選手に市民ら期待”. 産経新聞. (2016年12月24日). https://www.sankei.com/article/20161224-7SOMTAFH7FNJXPUQIVNH3WGLZQ/ 2017年5月11日閲覧。 
  8. ^ 来季の育成選手契約に関して 東北楽天ゴールデンイーグルス 2018年12月1日配信
  9. ^ 2019年度 東北楽天ゴールデンイーグルス 個人投手成績(イースタン・リーグ)”. NPB.jp 日本野球機構. 2020年3月6日閲覧。
  10. ^ “楽天が12年ドラ1森、福山、池田、橋本、島井ら9選手に戦力外通告”. Full-Count. (2019年10月1日). https://full-count.jp/2019/10/01/post557069/ 2020年3月6日閲覧。 
  11. ^ 亀井文輝 (2020年2月23日). “2度の戦力外も… 元楽天・鶴田圭祐が再度のプロ契約目指し米国修行へ”. しらべぇ. https://sirabee.com/2020/02/23/20162259320/ 2020年3月6日閲覧。 
  12. ^ Golden_Rebirthの2020年5月5日12時47分 のツイート2020年7月22日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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