鳩杖

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鳩杖(はとのつえ)は、頭部の握りにハトの飾りがつけられたである。高齢者に、その長寿を賀するために、下賜され、あるいは贈呈された。

概要[編集]

下学集』に「鳩不噎之鳥也」とあるように、ハトは物をついばむときにむせないとされることにあやかって頭部にハトの飾りが付けられた。奈良時代には、霊壽杖と呼ばれた。

中国の史書、『後漢書』礼儀志に、「年始七十者授之以玉杖」とあり、日本でもそれを模倣し、または影響され、行われたという。 『藤原俊成卿九十賀記』、建仁3年11月23日条に、「置鳩杖、以銀作之、件杖竹形也、其上居鳩也、有一枝二葉、件葉書和歌」とある。

和歌は壽算を祝う意である。

のちに、80歳以上の元老に宮中から優待のおぼしめしでこれを賜った。

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