コンテンツにスキップ

高雄捷運橘線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
高雄捷運橘線
大寮駅で折り返し準備中の橘線列車
大寮駅で折り返し準備中の橘線列車
基本情報
路線網 高雄捷運
起点 哈瑪星駅
終点 大寮駅
駅数 14駅
開業 2008年9月14日
運営者 高雄捷運公司
路線諸元
路線距離 14.4 km
軌間 1,435 mm
線路数 複線
電化方式 直流750V
最高速度 80 km/h
路線図
路線図
テンプレートを表示
停車場・施設・接続路線
tSTR+l tKXBHFe-Fq XPLTar
 O1  哈瑪星
WASSERq tKRZW
台鉄旧縦貫線高雄港駅←第三船渠
uxmvSTRq
 C14 哈瑪星 環状軽軌
tSTRl tSTR+r
tBHF
 O2  塩埕埔
WASSERq WASSERq tKRZW WASSERq
愛河
tBHF
 O4  前金
tSTRq tSTRq
tABZq+3
 O5  美麗島  R10  紅線
tABZg+1
extSTRq extSTRq
extSTRq
 O6  信義国小 黄線
tBHF
 O7  文化中心
STRq STRq tKRZ STRq
台鉄臨港線
uSTRq uSTRq mtKRZ uSTRq
環状軽軌
tBHF
 O8  五塊厝
tBHF
 O9  苓雅運動園区
RMq RMq
RMq
←国道一号、三多交流道系統→
extSTRq extSTRq
extSTRq
 O10  衛武営 黄線
tBHF
 O11  鳳山西
tBHF
 O12  鳳山
tBHF
 O13 大東
WASSERq WASSERq tKRZW WASSERq
鳳山渓
tBHF
 O14  鳳山国中
tSTRe
 OT1  大寮 大寮機廠

高雄捷運橘線 (きつせん Orange Line)は、台湾高雄市鼓山区にある西子湾駅から、高雄市大寮区にある大寮駅までを結ぶ、高雄捷運の路線。高雄市内を十字連絡する捷運システムの東西路線を構成する大量輸送システムである。大寮駅と鳳山国中駅間に地上軌道が採用された以外は地下軌道により建設された。

路線は西側は中山大学付近の西子湾駅を起点とし、哈瑪星、中正路、大港埔円環(美麗島駅)、文化中心、衛武営(公園予定地)、鳳山を経て終点大寮駅に至る全長14.4kmである。

当初から全ての駅にエレベーターエスカレーターなどのバリアフリー設備や公衆無線LAN、また地下区間の全ての駅にはホームドアが整備され、更に携帯電話電波トンネル内を走行中の列車からも十分通話が可能となるように中継されている。一方で改札内に売店自動販売機は一切置かれておらず、ガム飲料を含む飲食や喫煙は法令により罰金の対象となる。計画時には塩埕埔と市議会の間にO3「愛河駅」があったが、地下街の不振(現二二八平和公園)や市政府の移転で取り消されて欠番になった[1]

路線データ

[編集]

乗車人員

[編集]

以下為日平均(2008年9月14日 橘線開業)

歴史

[編集]
2008年の開業式典(大東駅

駅一覧

[編集]
駅番号 日本語駅名前 繁体字中国語駅名前 英語駅名前 接続路線 所在地
O1 哈瑪星駅
(中山大学)
哈瑪星站
(中山大學)
Hamasen
(NSYSU)
環状軽軌
C14
高雄市 鼓山区
O2 塩埕埔駅 鹽埕埔站 Yanchengpu   塩埕区
O4 前金駅 前金站 Cianjin
  前金区
O5 美麗島駅 美麗島站 Formosa Boulevard 紅線
R10
新興区
O6 信義国小駅 信義國小站 Sinyi Elementary School 黄線
O7 文化中心駅 文化中心站 Cultural Center 環状軽軌
C32凱旋公園駅(徒歩連絡)
新興区
苓雅区
O8 五塊厝駅 五塊厝站 Wukuaicuo 環状軽軌
C32凱旋公園駅
(徒歩連絡)
苓雅区
O9 苓雅運動園区駅 苓雅運動園区站 Lingya Sports Park  
O10 衛武営駅 衛武營站 Weiwuying 黄線 鳳山区
O11 鳳山西站駅
(高雄市議会)
鳳山西站
(高雄市議會)
Fongshan West Station
(Kaohsiung City Council)
 
O12 鳳山駅 鳳山站 Fongshan
O13 大東駅 大東站 Dadong 緑線
O14 鳳山国中駅 鳳山國中站 Fongshan Junior High School 屏東延伸線(直通運転を予定)
OT1 大寮駅 大寮站 Daliao 大寮延伸線(直通運転を予定) 大寮区

延伸計画

[編集]

将来は塩埕埔より海底トンネルで旗津に至る計画と、大寮駅より南に林園区まで延伸する計画と、鳳山国中駅より東に屏東市まで延伸する計画がある。

屏東延伸線は台糖の廃止した専用線を活用する案・大外環案の2つである、ただし、過疎地域を経由し台湾鉄路管理局屏東線に並行するため、『不必要』との意見がある。

出典

[編集]

外部リンク

[編集]