高野下駅

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高野下駅*
駅舎(2011年9月12日)
駅舎(2011年9月12日)
こうやした - KŌYASHITA
NK80 九度山 (2.0km)
(1.7km) 下古沢 NK82
所在地 和歌山県伊都郡九度山町大字椎出8番地1
駅番号 NK81
所属事業者 Nankai group logo.svg南海電気鉄道
所属路線 Nankai koya line simbole.svg高野線
キロ程 54.2km(汐見橋起点)
難波から53.5km
駅構造 地上駅(盛土駅)
ホーム 島式 1面2線
乗降人員
-統計年度-
104人/日
-2014年-
開業年月日 1925年大正14年)7月30日
備考 無人駅
*開業の約1ヶ月後に高野山駅から改称
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停車中の2300系(2005年5月14日)

高野下駅(こうやしたえき)は、和歌山県伊都郡九度山町にある、南海電気鉄道高野線。駅番号はNK81

駅構造[編集]

交換設備を備えた島式1面2線のホームを持つ盛土駅である。ホーム有効長は17m車4両分。難波駅寄りには事業用車両の留置線があり、西側には昔の貨物ホーム跡が残っている。臨時特急停車駅でもあった。

駅舎はホームの東側にあり、ホームとは構内踏切で連絡している。また、自動改札機スルッとKANSAI及びPiTaPaに対応しているものの、開閉式となっていない。現在は、無人駅のため、窓口は、閉鎖されている。

のりば
1 Nankai koya line simbole.svg高野線(下り) 高野山方面
2 Nankai koya line simbole.svg高野線(上り) 橋本なんば方面(一部は1番線)

日中の一部の各停は当駅折り返しになり、直接なんば方面行ホーム(2番線)に入線する。また、折り返し列車停車中に難波方面の特急「こうや」が本来下り線である1番線を通過することもある。また、平日・土休日ダイヤ共に当駅始発の急行なんば行きが設定されている。

発車ベルを備えており、折り返し列車が出発する際はベルが鳴る。当初は難波方面が電鈴音、極楽橋方面がブザー音だったが、現在は両方向共電子音に変えられた。

当駅発車前に運転士は電気制動切り放しを行う。乗務員室制御板には「電制切放」と記されている。スイッチをON・OFFするだけで、なんば行発車前に切り放しON、極楽橋行発車前に切り放しOFFにそれぞれ切り換えている。

「高野下」という駅名から、鋼索線乗り換え駅の極楽橋駅と勘違いして降車する客が後を絶たないため、車内放送や駅構内の掲示物で注意を促している。

当駅以南は50‰の急勾配と半径100m以下の急カーブのために最高速度が33km/hまでに抑えられている事から、極楽橋駅までは10.3kmしかないにも拘らず、平均約25分の所要時間である。

2009年3月、「こうや花鉄道プロジェクト」の一環として、2番線ホームの線路際に花屏風が設置された。当駅には12種類・約790株の花が植えられている。

利用状況[編集]

2014年(平成26年)度の調査結果では、1日あたりの平均乗降客数は104人である。

年度 1日平均
乗降人員
順位
2000年 319
2001年 313
2002年 291
2003年 267
2004年 236
2005年 206
2006年 194
2007年 187
2008年 159
2009年 150
2010年 135
2011年 123
2012年 115 94位
2013年 109
2014年 104

駅周辺[編集]

駅の東を不動谷川が流れている。国道沿いに昔ながらの集落が見られる。駅舎の真下にある道路はかつて存在した高野山森林鉄道の路線を整備したものである。

歴史[編集]

  • 1925年大正14年)
    • 7月30日 - 南海鉄道が九度山駅から路線延伸した際の終着駅である高野山駅として開業[1]
    • 9月11日 - 高野下駅に改称[2]
  • 1928年昭和3年)6月18日 - 高野山電気鉄道が当駅 - 神谷駅(現・紀伊神谷駅)間で開業。接続駅となる。
  • 1932年(昭和7年)4月28日 - 高野山電気鉄道と南海鉄道高野線の直通運転開始。
  • 1944年(昭和19年)6月1日 - 会社合併により近畿日本鉄道と高野山電気鉄道の駅となる。
  • 1947年(昭和22年)
    • 3月15日 - 高野山電気鉄道が社名変更(南海電気鉄道)。近畿日本鉄道・南海電気鉄道の駅となる。
    • 6月1日 - 旧南海鉄道の路線譲渡により、南海電気鉄道単独の駅となる。
  • 2009年平成21年)3月 - 2番線ホーム線路際に「花屏風」を設置。
  • 2010年(平成22年)12月8日 - 「こうや花鉄道プロジェクト」及び高野線全線開通80周年を記念し、ホームに「南海思い出ミュージアム」を新設。
  • 2013年(平成25年)4月1日 - 終日無人駅化

南海思い出ミュージアム[編集]

展示ツリーの古レール

2010年12月8日、「こうや花鉄道プロジェクト」及び高野線全線開通80周年記念事業の一環として、当駅のホームに「南海思い出ミュージアム」[3]が新設された。全国の大手私鉄の駅の中で初の試みである。

駅舎の駅名板が昭和初期のデザインに、ホームの駅名標がこうや花鉄道タイプのものにそれぞれ置き換えられた他、展示ツリーと展示ケースが設置された。展示ツリーには、国内外5社の古レールを固定して展示している。また、展示ケースには、レールに固定された犬釘や実際に車両に取り付けられていた社章マークなどを展示している。この他、ホーム上屋に3ヶ所ある古レールを読みやすくするために研磨すると共に、刻印されている内容も表記される様になった。

隣の駅[編集]

南海電気鉄道
Nankai koya line simbole.svg高野線
快速急行・急行・各駅停車
九度山駅 (NK80) - 高野下駅 (NK81) - 下古沢駅 (NK82)

脚注[編集]

  1. ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1925年8月10日国立国会図書館デジタル化資料)
  2. ^ 「地方鉄道駅名改称」『官報』1925年9月17日(国立国会図書館デジタル化資料)
  3. ^ 高野下駅ホームに「南海思い出ミュージアム」を設置します (PDF)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]