高谷惣亮

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獲得メダル
日本の旗 日本
男子 レスリング・フリースタイル
レスリング世界選手権
2014 タシュケント 74kg級

高谷 惣亮(たかたに そうすけ、1989年4月5日 - )は、日本のレスリング選手。ロンドンオリピックフリースタイル74kg級の日本代表。

略歴[編集]

京都府出身。網野高校拓殖大学を経てALSOK所属。身長178cm、体重74kg。

小学校低学年次には空手を習う。高校在学中の2007年に、全日本レスリング選手権大会で準優勝し一躍注目された。北京オリンピック代表候補となったが、臨んだ最終予選で敗退しオリンピック出場は果たせなかった。

2011年の全日本レスリング選手権大会で初優勝。2012年3月にカザフスタンで開催されたロンドンオリンピックアジア予選で準優勝し、出場枠を獲得した。鋭いタックルが武器で、「タックル王子」のニックネームを持つ[1]

2014年の世界選手権74kg級では決勝まで進むが、ロシアのデニス・ツァルグシュに2-8で敗れたものの、銀メダルを獲得した[2]

実弟の高谷大地もレスリング選手で、兄同様に網野高校から拓殖大学在学中で、2013年全日本選抜レスリング選手権で優勝している[3]

2016年3月にはリオデジャネイロオリンピックのアジア予選に右膝じん帯損傷のケガを抱えながらも出場して、決勝に進んだことで出場権を獲得することになり、オリンピック代表に決まった[4]

世界選手権で暴行を受ける[編集]

高谷は2014年の世界選手権では2位になったが、その3回戦でベラルーシのムラト・ガイダロフと対戦すると相手にパンチをされるなどの反則攻撃を受けたものの4-0で破った。準決勝に備えてウォーミングアップ場で休憩を取っていたところ、背後から突如としてガイダロフが近寄って高谷の頭にポットの熱湯をかける暴挙に出た。高谷も怒りをあらわにしたが、関係者に仲裁された。今大会のガイダロフは敗者復活戦でもラフプレーの反則を犯して反則負けとなり順位を剥奪された。それだけにとどまらず、別の試合の判定にも抗議するため審判席に乗り込んで、UWW(世界レスリング連合)の事務総長や審判員に暴行を働くなど傍若無人の態度に打って出た。

北京オリンピックでは銅メダリストになったガイダロフは、アテネオリンピックにおいて今大会を含めてオリンピックで3度優勝することになるロシアのブバイサ・サイティエフに準々決勝で敗れた後に、サイティエフを待ち構えて殴りかかるという前科を持つ、札付きのワルとして有名な選手でもあった。

日本レスリング協会は書面でUWWに厳重抗議することになった。馳浩副会長は「永久追放に値する行動」とコメントした。UWWもガイダロフの選手資格剥奪などの厳しい処分を科す考えがあることを示唆した[5][6][7][8]。その後UWWは今回の1件でガイダロフに3年間の出場停止処分と罰金1万スイス・フラン(約135万円)を科した[9][10]

2017年の世界選手権では初戦でアルメニアのグリゴール・グレゴリヤンと対戦すると、頭突きを喰らったのみならず脇腹を噛み付かれて反則勝ちとなった。その影響もあってか、その後の試合に敗れてメダルを獲得できなかった[11]

主なメディア出演[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]