高橋敏 (歴史学者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

高橋 敏(たかはし さとし、1940年 - )は、日本史学者、国立歴史民俗博物館総合研究大学院大学名誉教授

経歴[編集]

静岡県生まれ。東京教育大学文学部卒、1965同大学院文学研究科修士課程修了。1990年「近世村落生活文化史序説 上野国原之郷村の研究」で筑波大学文学博士群馬大学教育学部助教授教授、国立歴史民俗博物館教授、総合研究大学院大学教授、2005年定年退官、名誉教授。[1]

江戸時代教育史が専門。また、従来の歴史学において扱われてこなかった「民間の民情の歴史=稗史」に注目する視点から江戸時代のアウトロー(博徒)にも注目し、上州の国定忠治竹居安五郎黒駒勝蔵など甲州博徒、駿河の清水次郎長に関する著作を著しており、教育史の観点から博徒の教養にも着目している。

著書[編集]

  • 『日本民衆教育史研究』未来社 1978
  • 『民衆と豪農 幕末明治の村落社会』未来社 1985
  • 『近世村落生活文化史序説 上野国原之郷村の研究』未来社 1990
  • 国定忠治の時代 読み書きと剣術』平凡社選書 1991、ちくま文庫 2012
  • 『江戸の訴訟 御宿村一件顛末』岩波新書 1996
  • 『家族と子供の江戸時代 躾と消費からみる』朝日新聞社 1997
  • 『近代史のなかの教育』岩波書店 日本の50年日本の200年 1999
  • 『国定忠治』岩波新書 2000
  • 『江戸村方騒動顛末記』ちくま新書 2001
  • 清水次郎長と幕末維新 『東海遊侠伝』の世界』岩波書店 2003
  • 『博徒の幕末維新』ちくま新書 2004、ちくま学芸文庫 2018
  • 大原幽学と幕末村落社会 改心楼始末記』岩波書店 2005
  • 『幕末狂乱 コレラがやって来た!』朝日選書 2005
  • 『江戸の教育力』ちくま新書 2007
  • 『国定忠治を男にした女侠 菊池徳の一生』朝日選書 2007
  • 『清水次郎長 幕末維新と博徒の世界』岩波新書 2010
  • 『大原幽学と飯岡助五郎 遊説と遊侠の地域再編』山川出版社 日本史リブレット 2011
  • 『地方文人の世界』同成社江戸時代史叢書 2011
  • 韮山代官江川家と地方支配』岩田書院 2011
  • 小栗上野介忠順と幕末維新 『小栗日記』を読む』岩波書店 2013
  • 白隠 江戸の社会変革者』岩波現代全書 2014
  • 『江戸の平和力 戦争をしなかった江戸の250年』敬文舎〈日本歴史 私の最新講義18〉 2015
  • 一茶の相続争い-北国街道柏原宿訴訟始末』岩波新書 2017

共著[編集]

[編集]

  1. ^ 『現代日本人名録』1987年、ちくま新書著者紹介