高橋光子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
高橋 光子たかはし みつこ
ペンネーム 上条 由紀
誕生 (1928-08-15) 1928年8月15日(93歳)
愛媛県宇摩郡川之江町
職業 小説家
国籍 日本の旗 日本
最終学歴 川之江高等女学校卒業
活動期間 1965年 -
ジャンル 純文学
少女小説
主な受賞歴 文學界新人賞(1965年)
潮賞ノンフィクション部門優秀賞(1993年)
デビュー作 「蝶の季節」(1965年)
テンプレートを表示

高橋 光子(たかはし みつこ、1928年8月15日 - )は、日本小説家上条由紀名義で70年代から80年代にかけて少女小説も手掛けた。東京都武蔵野市在住[1]日本文藝家協会会員[2]

来歴[編集]

愛媛県川之江町(現・四国中央市)生まれ[3]川之江高等女学校在学中は勤労動員で日本陸軍の秘密兵器「風船爆弾」を作っていた[4]

卒業後はテレビ、ラジオの脚本の仕事を経て、1965年「蝶の季節」で文學界新人賞受賞[3]、同作で芥川賞候補、1972年「遺る罪は在らじと」で二度目の候補[3]。また上条由紀の名で 集英社コバルト文庫を中心に少女小説を執筆、1993年『高畠華宵とその兄』で潮賞ノンフィクション部門優秀賞受賞[3]

日本文藝家協会会員、「群青」同人[5]

著書(高橋光子名義)[編集]

  • 『とし子さん あなたに似た人』 弘文堂 1966
  • 『先生! 泣いてたまるか』 三一書房 1968(高校生新書)
  • 『遺る罪は在らじと』 檸檬社 1981.8
  • 『ハムスターになった男』 潮出版社 1984.7
  • 『母は平和の大地』 潮出版社 1988.7
  • 『この素敵な女たち』 泰流社 1989.5
  • 『漢方すばらしき人生』 砂書房 1992.11
  • 『高畠華宵とその兄』 潮出版社 1993.11
  • 『「雪女」伝説 謎の作家・森万紀子』 潮出版社 1995.11
  • 『私をささえた母の一言 39人の母たち』 集英社文庫 1995.4
  • 『おだやかな死』 鳥影社 1999.8
  • 『蝶の季節』 鳥影社 2001.7
  • 『海のつぶやき』 鳥影社 2008.2(季刊文科コレクション)
  • 『家族の肖像』 鳥影社 2016.10(季刊文科コレクション)
  • 『ぼくは風船爆弾』 潮出版社 2018.10(潮ジュニア文庫)

上条由紀名義[編集]

  • 『心に愛の鐘がなる』 偕成社 1973(少女小説シリーズ)
  • 『さよなら悲しみの川よ』 集英社文庫 1976
  • 『美しく燃える炎を見た』 集英社 1976 のち文庫
  • 『わが心の真珠』 集英社コバルト文庫 1977.11
  • 『愛ふたりだけ』 集英社文庫 1978.6
  • 『白い蝶の涙』 集英社コバルト文庫 1979.4
  • 『遠い声遠い海』 集英社コバルト文庫 1980.3
  • 『恋人たちの夜明け』 集英社コバルト文庫 1980.7
  • 『津和野の恋』 集英社コバルト文庫 1980.12
  • 『夜明けのハーバーライト』 集英社コバルト文庫 1982.2
  • 『恋のひとり旅』 集英社コバルト文庫 1982.12

漫画原作・ノベライズ[編集]

  • 『おいかけて初恋』 菊川近子画 上条由紀原作 集英社漫画文庫 1978.9
  • 『オルフェウスの窓』 草鹿宏共著 池田理代子原作 集英社文庫 1983.3

翻訳[編集]

  • 奇跡の詩』 ジュゼッペ・スコテーゼ 上条由紀訳 集英社 1975 のち文庫

脚注[編集]

  1. ^ 「ぼくは風船爆弾」に託した平和への思い むさしのみたか市民テレビ局、2019年5月放送。
  2. ^ 海のつぶやき 鳥影社、2020年12月21日閲覧。
  3. ^ a b c d 『蝶の季節』著者紹介
  4. ^ 風船爆弾つくった日々 旧川之江高女33回生、作家・高橋光子さん(91) 毎日新聞、2020年8月8日配信。
  5. ^ 『家族の肖像』 田中和彦のヒコヒコ日誌、南海放送、2016年10月18日更新。