高橋亨 (国文学者)

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高橋 亨(たかはし とおる、1947年7月9日 - )は、日本中古文学研究者。名古屋大学名誉教授。椙山女学園大学教授。平安朝物語文芸を中心とした文学の諸問題を、おもに表現論的な方法によって研究している。主要なテーマは、源氏物語論、初期物語表現史論、語りとテクスト理論、芸術論と文学。2007年『源氏物語の詩学』で文学博士(東京大学)。

学歴[編集]

職歴[編集]

  • 1975年 名古屋大学教養部講師
  • 1980年 助教授
  • 1990年 教授
  • 1993年 同人間情報学研究科教授
  • 1999年 同文学部教授
  • 2000年 文学研究科教授 
  • 2012年、定年退任、名誉教授[1]
  • 2014年 椙山女学園大学国際コミュニケーション学部教授

※また、1983年 - 2014年まで愛知淑徳大学非常勤講師

著書[編集]

  • 『源氏物語の対位法』東京大学出版会 1982
  • 『物語文芸の表現史』名古屋大学出版会 1987
  • 『色ごのみの文学と王権―源氏物語の世界へ』(叢刊・日本の文学) 新典社 1990
  • 『物語と絵の遠近法』ぺりかん社 1991
  • 『源氏物語の詩学―かな物語の生成と心的遠近法』名古屋大学出版会 2007

編著[編集]

  • 物語の方法―語りの意味論 糸井通浩共編 世界思想社 1992
  • 新講源氏物語を学ぶ人のために 久保朝孝共編 世界思想社 1995
  • 物語の千年―源氏物語と日本文化 土方洋一,小嶋菜温子共著 森話社 1999
  • 源氏物語 帚木 おうふう 1999
  • 新編 竹取物語 関根賢司共編 おうふう 2003
  • 源氏物語と帝 森話社 2004
  • 王朝文学と物語絵(平安文学と隣接諸学) 竹林舎 2010
  • 日本語テクストの歴史的軌跡 : 解釈・再コンテクスト化・布置 : 「テクスト布置の解釈学的研究と教育」第8回国際研究集会報告書 名古屋大学大学院文学研究科 2010
  • 〈紫式部〉と王朝文芸の表現史 森話社 2012
  • 武家の文物と源氏物語絵 : 尾張徳川家伝来品を起点として 翰林書房 2012

寄稿[編集]

雑誌[編集]

※数字は巻数(号数)(通算号数)。

  • 國文學 : 解釈と教材の研究 22(1)(305) 學燈社 1977. 1
  • 名古屋大学教養部紀要 A (21) 人文科学・社会科学 1977. 3
  • 國文學 : 解釈と教材の研究 22(11)(315) 學燈社 1977. 9
  • 名古屋大学教養部紀要 A (22) 人文科学・社会科学 1978. 3
  • 國文學 : 解釈と教材の研究 23(11)(331) 學燈社 1978. 9
  • 國文學 : 解釈と教材の研究 24(1)(337) 學燈社 1979. 1
  • 国文学 : 解釈と鑑賞 45(1)(575) 至文堂 1980. 1
  • 國文學 : 解釈と教材の研究 25(6)(358) 學燈社 1980. 5
  • 国文学 : 解釈と鑑賞 45(9)(583) 至文堂 1980. 9
  • ユリイカ 12(14) 青土社 1980. 12

書籍[編集]

  • 国文学解釈と鑑賞 源氏物語 : 上下 秋山虔至文堂 1978
  • 平安文学の古注釈と受容 第1集 陣野英則, 横溝博 編 武蔵野書院 2008
  • 源氏物語の歌と人物 池田節子, 久富木原玲, 小嶋菜温子 編 翰林書房 2009
  • 伊勢物語創造と変容 山本登朗, ジョシュア・モストウ 編 和泉書院 2009
  • 源氏物語の展望 第6輯 森一郎, 岩佐美代子, 坂本共展 編 三弥井書店 2009
  • 端役で光る源氏物語 久保朝孝, 外山敦子 編 世界思想社 2009
  • 源氏物語国際フォーラム集成 : 源氏物語千年紀記念 芳賀徹 企画・総監修,伊井春樹 監修,源氏物語千年紀委員会 編 源氏物語千年紀委員会 2009
  • 狭衣物語空間/移動 井上眞弓, 乾澄子, 鈴木泰恵 編 翰林書房 2011
  • 物語の言語 : 時代を超えて : 2011年パリ・シンポジウム 寺田澄江, 小嶋菜温子, 土方洋一 編 青簡舎 2013
  • 王朝びとの生活誌 : 『源氏物語』の時代と心性 小嶋菜温子, 倉田実, 服藤早苗編 森話社 2013
  • パロディと日本文化 = PARODY AND JAPANESE CULTURE ツベタナ・クリステワ笠間書院 2014

校注[編集]

受賞[編集]

[編集]

  1. ^ [1]

外部リンク[編集]