高崎グラフィティ。

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高崎グラフィティ。
監督 川島直人
脚本 小山正太
製作 長坂信人
製作総指揮 神康幸
出演者 佐藤玲
萩原利久
岡野真也
中島広稀
三河悠冴
音楽 長尾洋輔
主題歌 スカート「遠い春」
撮影 武井俊幸
制作会社 オフィスクレッシェンド
配給 エレファントハウス
公開 日本の旗 2018年8月18日
上映時間 107分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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高崎グラフィティ。』は、2018年日本映画

概要[編集]

日本大学芸術学部映画学科に通う川島直人のもとに、同大学の演劇学科に通う女優の佐藤玲からTwitterで「一緒に何か作ろう」[1]と声をかけたことがきっかけで企画が開始する。佐藤は自身のブログで「日芸のレベルが落ちてきていると言われがちなのを見返したくて」[2]声をかけたと記している。当初は何を作るかも決まらず1年半経ったころ、川島が第1回未完成映画予告編大賞をみつけ、応募することが決定する[1]。応募条件には特定の地域名をタイトルに入れること、その地域のカットを作品中に入れることがあった。高崎市を選んだのは、撮影を担当した武井俊幸の地元であることがきっかけ。高崎市について、「僕自身、東京から近い場所にいて、あまり東京に対し夢も何も持ってなかったんですが、大学に入ったら、意外と地方から来た人たちが、東京に夢を持ってて、この差が面白いと思って、関東圏内の高校生たちの話がやりたいと思いました」[3]「山に囲まれて閉塞感があるし、道路も電車も東京につながっているのに、すごく遠くに感じる部分もある。」[4]と発言している。

第1回未完成映画予告編大賞に応募した同タイトルの3分間の予告編がグランプリを受賞。予告編をベースに本編の製作が開始されたが、佐藤以外のキャストは新たにオーディションによって選ばれている。撮影は全て高崎市で行われ、撮影には高崎フィルム・コミッションも協力している。全編高崎市ロケの映画は史上初[5]

第32回高崎映画祭のクロージング作品として2018年4月8日に公開。同年8月18日に高崎市にて先行公開され、8月25日より全国公開となった。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

ノベライズ[編集]

『高崎グラフィティ。』メディアワークス文庫

脚注[編集]

外部リンク[編集]