高山允伯

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本来の表記は「髙山允伯」です。この記事に付けられた題名は、技術的な制限により、記事名の制約から不正確なものとなっています。
たかやま まさのり
髙山 允伯
生誕 (1943-02-04) 1943年2月4日
群馬県
国籍 日本の旗 日本
出身校 群馬県立前橋高等学校
早稲田大学商学部
職業 実業家
著名な実績 東京コンピュータサービスを創業。M&Aを進め日本有数の企業グループへ成長させた。

髙山 允伯(たかやま まさのり、1943年2月4日[1] - )は、群馬県出身の日本の実業家東京コンピュータサービス株式会社(現:TCSホールディングス株式会社)の創業者

略歴[編集]

1943年群馬県生まれ。

1961年群馬県立前橋高等学校卒業。1966年早稲田大学商学部卒業。

学生時代から事業を起こすことを念頭にさまざまな事業に挑戦し、数々の経験をした。 はじめは早大3年の時にクロレラビジネスに着手したが、健康ビジネスは 時期尚早であったため断念。その後24歳になると味付け卵の販売会社を設立したが思うように売れず、これも見込が外れた。

大学時代は、群馬早稲田会に所属し、元首相の小渕恵三とも交友があり、1963年の衆議院議員初当選の際には選挙活動に協力し、終生交友をもった。小渕からは事業失敗の経験から敬愛を込めて「玉子屋」と呼ばれていた。

しかし、我が国ソフトウェア開発の草創期である1971年に東京駿河台にて東京コンピュータサービス(TCS)を創業した。以来、業界の最前線を切り拓くパイオニアとして常に邁進し、今日の情報社会の多岐にわたる分野においてベストソリューションを提供することで、一代で、連結売上高1,862億円の企業グループを育てあげた。

近年には、持株会社TCSホールディングス株式会社を2005年10月に立上げ、事業執行と経営管理を明確に区分し、よりしなやかな企業統治を行う体制に移行し、内部統制・コンプライアンスの徹底を推進することにより、従来のソフトウェア開発・システムインテグレーション事業の充実に加え、積極的なM&A戦略により、情報画像関連機器、ハードウェア開発・製造、精密計測器、CADシステム開発・設計・販売を行うメーカーから、電子材料や高機能化学品等を手がける商社を傘下に収めた。

現在は、東証一部上場のMUTOHホールディングス株式会社、NCホールディングス株式会社、東証二部上場の株式会社セコニックホールディングス、明治機械株式会社、JASDAQ(スタンダード)市場上場のアンドール株式会社、株式会社テクノ・セブン、株式会社アイレックスの上場企業7社を含めた70社(海外20社含む)を超える企業グループにまで成長させた。

人物[編集]

経営観について、「社長の方針に従う人を残せばいいのであって、社員の定着性のいい会社を目指す必要はない」「人材を多く採用するために多くの会社を作る」と語っており[2]、その言葉を表すかの如くM&Aを積極的に推し進め今や上場企業を多く抱える日本有数の巨大企業グループへと成長させている。

東京コンピュータサービスを創業して急成長を遂げているころ、役員の裏切りに遭い社員の不満を扇動して社長下ろしの憂き目に遭った経験もあるが、事態を収め冷静な判断で会社を立て直したことがあり、社内の管理体制が不十分な点にあるという結論に至り優秀な人材大切を実感したと語っている。[3]

また、時代の流れを鋭く見極め、必要な時に大量採用、また適切な時期にはリストラを敢行するなどその的確な経営判断で現在まで続く発展の基盤を築いたことでも知られる。[4]

主な役職[編集]

【2015年7月1日 現在】

  • TCSホールディングス㈱ 代表取締役社長
  • MUTOHホールディングス㈱ 取締役会長
  • 日本コンベヤ㈱  取締役会長
  • ㈱セコニックホールディグス 取締役会長
  • 明治機械㈱ 取締役会長
  • アンドール㈱ 取締役会長
  • ㈱テクノ・セブン 取締役会長
  • ㈱アイレックス 取締役会長
  • TCSグループ健康保険組合 理事長

参考文献[編集]

  • 『企業家倶楽部』発行-株式会社企業家ネットワーク、2002年6月号通巻No39

脚注[編集]

  1. ^ http://www.meiji-kikai.co.jp/doc/news/news2016060301.pdf
  2. ^ TCS高山社長、企業家大学で講義 「社長は社員に迎合するな」- 2005年5月20日 KIGYOKA.com
  3. ^ ダイヤモンド経営者倶楽部セミナーレポート『反乱、内乱、騒乱、混乱を乗り越えて』髙山允伯]
  4. ^ ダイヤモンド経営者倶楽部セミナーレポート『反乱、内乱、騒乱、混乱を乗り越えて』髙山允伯]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]