高原明生
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高原 明生(たかはら あきお、1958年5月26日[1] - )は、日本の政治学者。東京女子大学特別客員教授。専門は現代中国政治、東アジア国際政治。
略歴・人物
[編集]兵庫県神戸市生まれ[2][3]。東京都立西高等学校を経て[4]、東京大学法学部卒業[5]後、サセックス大学大学院で修士課程および博士課程修了(D.Phil)[5]。笹川平和財団研究員、在香港日本国総領事館専門調査員、桜美林大学国際学部専任講師・助教授、立教大学法学部助教授・教授を経て、2005年から東京大学大学院法学政治学研究科教授[5]。2024年3月、東大を定年退職。2024年4月、東京女子大学特別客員教授。
父親は元伊藤忠商事常務取締役の高原友生。明治学院大学教授の高原孝生は兄[要出典]。
中国の一帯一路構想について、一つひとつのプロジェクトを結びつけてあたかも一帯一路構想という大プロジェクトのように表現するのは観念の産物であり、それはまるで実際には一切関係の無い星々を結びつけ、星座として見なしているようなものであると指摘し、「一帯一路星座説」を唱えた[要出典]。
その他役職
[編集]著書
[編集]単著
[編集]- The politics of wage policy in post-revolutionary China, Macmillan Press, 1992.
共著・編著
[編集]- 『開発主義の時代へ 1972-2014』(前田宏子と共著、岩波新書、2014年)
- 『現代アジア研究<1巻>越境』(田村慶子・佐藤幸人と共編著、慶應義塾大学出版会、2008年)
- 『東アジア安全保障の新展開』(五十嵐暁郎・佐々木寛と共編、明石書店、2005年)
- 『毛沢東、鄧小平そして江沢民』(渡辺利夫・小島朋之・杜進と共著、東洋経済新報社、1999年)
- 『中国の時代―21世紀への超大国が生まれる』(小島朋之・高井潔司・阿部純一と共著、三田出版会、1995年)
翻訳
[編集]- 『中日関係史 1978-2008』(歩平編、東京大学出版会、2009年)
脚注
[編集]- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.325
- ^ “東京大学教授 高原明生氏(TAKAHARA AKIO)_人民中国”. www.peoplechina.com.cn. 2024年3月27日閲覧。
- ^ “「中国をどう捉えるか」 高原明生・東京大学教授”. 公益財団法人 国家基本問題研究所. 2024年3月27日閲覧。
- ^ 東京都立西高等学校同窓会 (1987年). 創立50周年記念全員名簿. p. 257
- ^ a b c 東京大学法学部・大学院法学政治学研究科
- ^ “研究員”. 日本国際フォーラム. 2014年2月25日閲覧。
- ^ “委員”. 日本国際フォーラム. 2014年2月25日閲覧。
- ^ a b 高原明生 | 上席研究員 | 研究員 | 東京財団
- ^ 理事・監事・評議員・顧問一覧 国際文化会館
関連項目
[編集]- 笹川陽平(笹川平和財団名誉会長、東京財団顧問)
- 野上義二(日本国際問題研究所代表理事・副会長、元外務事務次官・駐イギリス大使)
- 佐々江賢一郎(日本国際問題研究所代表理事・理事長、元外務事務次官・駐アメリカ大使)