香港地下鉄メトロキャメル電車 (直流)

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香港地下鉄メトロキャメル電車 (直流)
荃湾線メトロキャメル電車
荃湾線メトロキャメル電車
主要諸元
編成 4 (迪士尼線)
8
軌間 1,432 mm
電気方式 直流1,500V
最高運転速度 80km/h
70km/h (迪士尼線) km/h
設計最高速度 90 km/h
起動加速度 3.6 km/h/s
減速度(常用) 3.6 km/h/s
減速度(非常) 5.04 km/h/s
車両定員 375人
180人 (迪士尼線)
全長 22,850mm (先頭車)
22,000mm (中間車) mm
全幅 3,200 mm
全高 3,910 mm
主電動機 直流直巻電動機
主電動機出力 83kW (連続定格)
99kW (1時間定格)
歯車比 5.47 (82:15)
編成出力 1,992kW
制御装置 GTO素子による電機子チョッパ制御
制動装置 電気指令式空気ブレーキ
回生ブレーキ
保安装置 ATOATP
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香港地下鉄メトロキャメル電車は、香港鉄路 (港鉄)の直流通勤形電車

概要[編集]

メトロキャメル電車は、1979年香港地下鉄開業に備え、イギリスメトロキャメル(Metro-Cammell)社(後にフランスアルストム社に吸収)で製造された車両である。合計750両製造され、MTRを代表する車両である。

同車は、1979年10月1日に開業した観塘線で使用され、その後開業した各路線でも使用された。 現在は荃湾線港島線観塘線将軍澳線で使用されている。

制御方式は、GTO素子による電機子チョッパ制御である。

都市線編成構成

下り(黄埔中環 堅尼地城北角)
(調景嶺荃湾柴湾宝琳)上り →
号車 1 2 3 4 5 6 7 8
形式 A
(Mc1)
C
(Mp1)
D
(T1)
B
(M1)
C
(Mp'2)
D
(T2)
C
(Mp2)
A
(Mc2)

6M2Tの強力編成を構成する。

迪士尼線編成構成,改番が行われた車両は括弧内に旧車番を示す。太字は先頭車化された中間車。

← 下り(迪士尼駅)
(欣澳)上り →
編成名 1号車
(Mc1)
2号車
(Mp1)
3号車
(Mp2)
4号車
(Mc2)
1 P501
(A291)
Q501
(C291)
Q502
(C284)
A502
(A284)
2 P503
(A289)
Q503
(C289)
Q504
(C274)
A504
(A274)
3 P505
(A281)
Q505
(C281)
Q506
(C490)
P506
(B490)

更新工事[編集]

更新前 (1991年)
更新後
更新後外見
コールの戻り止め
引退列車

1998年から2001年にかけて、車体内外装・電装機器関係の更新工事が開始された。その結果、前面形状が一新され、大きく印象を変える事となった。車内も更新されているが、ステンレス製の椅子などは、従来のまま残されている。この工事は、オーストラリアゴニナン社が出張工事で担当している。

更新の結果、製造後30年近く経過した現在も、MTRの中心車両として活躍を続けている。

車両番台区分[編集]

CM番台(車両番号:A/C101-170、C/B401-435) 観塘線:(観塘駅~油麻地駅間)開通時、1979年から1982年までメトロキャメル(Metro-Cammel)社から購入。当初、制御装置はカム軸(Cam Shaft)抵抗制御を採用したが、現在は電機子チョッパを採用している。

CT番台(1次車:A/C171-236、C/B436-458、2次車:A237/247、C/B460-479) 観塘線:荃湾線開通時、1982年から1985年までメトロキャメル社から購入。当初、制御装置はCM番台と同じ抵抗制御を採用したが、現在は電機子チョッパを採用している。

I番台(車両番号:A/C248-256):港島線開通時、1985年から1986年までメトロキャメル社から購入。三菱RCTチョッパを採用しているため、他番台より制動時の静音性が高い。

G番台(車両番号:A/C257-269、C/B480-485):観塘線(観塘駅~鰂魚涌駅)開通時、1988年から1989年まで増備した車両。

H番台(車両番号:A/C270-273、275-280、282-283、285-288、290、 B/C486-489、491-496、P/Q501-506) :信号システムの改善時、1994年から1998年まで、GECアルストム(GEC Alsthom)社から購入。

Q番台(車両番号:D601-788):全てT車となる。

*注意点:G番台H番台は将軍澳線で使用されている。全駅にホームドアがあるため、転落防止幌はない。

関連項目[編集]