飯森範親

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
飯森 範親
生誕 (1963-05-17) 1963年5月17日(59歳)
出身地 日本の旗 日本神奈川県鎌倉市
学歴 桐朋学園大学
ジャンル クラシック音楽
職業 指揮者
共同作業者 山形交響楽団日本センチュリー交響楽団中部フィルハーモニー交響楽団東京佼成ウインドオーケストラパシフィックフィルハーモニア東京群馬交響楽団

飯森 範親(いいもり のりちか、1963年昭和38年)5月17日 - )は、日本指揮者日本センチュリー交響楽団首席指揮者、山形交響楽団芸術総監督、東京佼成ウインドオーケストラ首席客演指揮者、中部フィルハーモニー交響楽団首席客演指揮者、パシフィックフィルハーモニア東京音楽監督、群馬交響楽団アドヴァイザーを務める。

ドイツ音楽などの他、西村朗マウリシオ・カーゲルなど現代音楽も得意とする。

人物・来歴[編集]

神奈川県鎌倉市生まれ。神奈川県立追浜高等学校桐朋学園大学指揮科卒業(芸術学士)。大学卒業後、ベルリンに留学。1985年、民音コンクール指揮第2位(1位なし)。1987年、ブザンソン国際指揮者コンクールで2名の同格入選者のうちの一人となる(Mentions ex.aequo)[1]。1988年、マスタープレイヤーズ国際音楽コンクール[要出典]大賞受賞。1989年からバイエルン国立歌劇場にてヴォルフガング・サヴァリッシュの元で修行を積む。

1994年に東京交響楽団の専属指揮者となり、同楽団のポルトガル演奏旅行などを指揮、2004年より正指揮者に就任。また、1994年から98年には、モスクワ放送交響楽団特別客演指揮者を、1995年から2002年まで広島交響楽団の正指揮者を務めた。アルトゥール・ルービンシュタイン・フィルハーモニー管弦楽団ポーランド)首席客演指揮者、山形交響楽団ミュージック・アドヴァイザー兼常任指揮者(2007年より音楽監督)、いずみシンフォニエッタ大阪常任指揮者、大阪音楽大学ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団常任指揮者(2002年より名誉指揮者)を歴任。1999年に、北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団ハノーファー)を指揮した[2]ほか、フランクフルト放送交響楽団[2]ケルン放送交響楽団[2]チェコ・フィルハーモニー管弦楽団[2]プラハ交響楽団[2]ドルトムント歌劇場[2]バーゼル交響楽団[2]などで客演している。

2001年9月からはバーデン=ヴュルテンベルク州ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団の音楽総監督に就任(現首席客演指揮者)。2006年2月の日本ツアーを導き、同年7月には、日本人指揮者がドイツのオーケストラと共演する「ベートーヴェン交響曲全集」の初例となるCDをリリースした。2003年9月、NHK交響楽団定期演奏会でグスタフ・マーラー交響曲第1番を指揮し、NHK交響楽団の年間ベスト10コンサートに選出された。2007年のNHKニューイヤーオペラコンサートの指揮を務めた。

2006年度(平成18年度)芸術選奨新人賞を受賞。

2007年から山形交響楽団の音楽監督に就任[2]

2014年4月から日本センチュリー交響楽団の首席指揮者に就任[2]

2020年1月から東京佼成ウインドオーケストラの首席客演指揮者に就任[3]

2020年4月から中部フィルハーモニー交響楽団の首席客演指揮者に就任[2]

2021年4月から東京ニューシティ管弦楽団(現パシフィックフィルハーモニア東京)のミュージック・アドヴァイザーに就任[2]2022年4月から同楽団の音楽監督に就任[4]

2022年4月から群馬交響楽団のアドヴァイザーに就任。また、2023年4月から常任指揮者に就任予定である。[5]

エピソード[編集]

料理が得意で、親友の指揮者藤岡幸夫によると「まさか彼が料理をするとは思わなかったしその美味にショック」という腕前[6]

のだめカンタービレの指揮演技指導をしている[7]

2008年9月13日公開の映画『おくりびと』では、本木雅弘演じる主人公がチェロ奏者を務めていた東京のオーケストラの指揮者として出演[8]。演奏曲目はベートーヴェンの交響曲第9番第4楽章の一部分。

マウリシオ・カーゲルの、「指揮者が倒れる」という指示が出されている曲『フィナーレ』を日本で指揮経験のある唯一の指揮者であり、その指揮の模様は『トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜』で取り上げられたこともある。

著書[編集]

監修[編集]

  • 松井信幸、飯森範親 (監修) 『「マエストロ、それはムリですよ・・・」 ~飯森範親と山形交響楽団の挑戦~ 』ヤマハミュージックメディア、2009年。ISBN 4636846532

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ LAUREATS DU CONCOURS INTERNATIONAL DE JEUNES CHEFS D’ORCHESTRE 1951 / 2011 (PDF)”. 2017年12月17日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k profile”. 飯森範親オフィシャルサイト. 2022年4月1日閲覧。
  3. ^ 飯森範親氏が首席客演指揮者に就任”. 東京佼成ウインドオーケストラ (2020年1月1日). 2020年7月5日閲覧。
  4. ^ 東京ニューシティ管弦楽団 発表記者会見 - YouTube” (2021年9月8日). 2022年4月1日閲覧。
  5. ^ 群馬交響楽団の次期指揮者について”. 群馬交響楽団 (2022年1月31日). 2022年4月4日閲覧。
  6. ^ 藤岡幸夫 (2001年8月28日). “今はシドニーに向かって飛んでる飛行機の中。”. FROM MANCHESTER. 2015年9月12日閲覧。
  7. ^ 新春クラシックスペシャル 若きマエストロの情熱”. 2009 - 2010 年末年始特別番組のご案内. テレビ朝日. 2015年9月13日閲覧。
  8. ^ 音楽監督”. 山形交響楽団について. 山形交響楽団. 2015年9月13日閲覧。

外部リンク[編集]