飯坂町 (福島市)
飯坂町 | |
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北緯37度50分15.81秒 東経140度26分0.21秒 / 北緯37.8377250度 東経140.4333917度 | |
国 |
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都道府県 |
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市町村 |
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人口 | |
• 合計 | 6,085人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
960-0201[2] |
市外局番 | 024[3] |
ナンバープレート | 福島 |
飯坂町(いいざかまち)は、福島県福島市の大字で飯坂支所所管にあたる飯坂地域内である。
概要[編集]
国内有数の古湯である飯坂温泉その温泉街として賑わいを見せており、温泉旅館が多く軒を連ねた福島市北部を代表する商業地である。飯坂町は福島県庁及び福島駅前を核とする福島市街地の北北西に位置する衛星都市である。
主に飯坂町を氏子区域とする飯坂八幡神社例大祭の飯坂けんか祭りは日本三大喧嘩祭りに数えられ、祭り好きが遠方から参加しに訪れる程の人気である。
地理[編集]
福島市北部及び飯坂地域の南東部に位置する。
河川・架橋[編集]
- 摺上川
- 奥十綱橋 - 福島県道319号穴原十綱線
- 鵬橋 - 国道399号飯坂バイパス
- 中十綱橋 - 福島市道
- 新十綱橋 - 福島市道
- 十綱橋 - 福島県道3号福島飯坂線(飯坂街道)
- 赤川
- 赤川新橋 - 福島市道
- 飯坂大橋 - 国道399号飯坂バイパス
- 赤川橋 - 福島県道319号穴原十綱線
- 小川
- 医王寺橋 - 福島県道5号上名倉飯坂伊達線(支線:医王寺通り)
- 小川橋 - 福島県道3号福島飯坂線(飯坂街道)
- 下小川橋 - 福島市道
山岳[編集]
- 大作山
- 舘山
湖沼[編集]
- 天王寺沼
歴史[編集]
1889年4月1日 - 信夫郡上飯坂村が町村制を施行して同郡飯坂町となる。
1888年の飯坂の大火(湯町から出火し、湯沢、十綱町の178戸全焼)からの復興と町制の施行を記念して、1890年7月、八幡神社の境内に初代飯坂町長の村島泰亮が飯坂の碑を建立。この碑の中に飯坂に伝わる伝説や鯖湖の名前の由来、飯坂の歴史などが記されている。
1955年3月31日、信夫郡飯坂町(旧)が同郡平野村・中野村、伊達郡湯野町・東湯野村・茂庭村と合併し、信夫郡飯坂町(新)が発足。1964年1月1日に飯坂町は福島市に編入され、1955年3月30日までの旧飯坂町の範囲が福島市の大字の飯坂町となる。
「飯坂」の地名由来について[編集]
尚、飯坂という地名は1300年頃、伊達家の分家(伊達政信)が飯坂姓を名乗り一帯を開墾したことに因む。伊達政信は1300年頃、古舘に「湯山城」を築き、飯坂氏を称したとされる[4]。そのため、摺上川べりから同城に通じる坂道は「飯坂」と呼ばれた[5][6]。1300年以前の地名は不明であるが、一説では「石那坂」と呼ばれていたと考えられており、1189年8月8日、石那坂の戦いが行われた場所として考えられている[7]。
世帯数と人口の推移[編集]
年 | 世帯数(世帯) | 人口(人) |
---|---|---|
1889年 | 730 | 3,402 |
1920年 | 1,006 | 5,068 |
1935年 | 1,239 | 6,509 |
1947年 | 1,804 | 8,277 |
2012年 | 2,712 | 6,434 |
2017年 | 2,816 | 6,085 |
交通[編集]
鉄道[編集]
道路[編集]
- 国道399号(茂庭街道)
- 国道399号(バイパス線:飯坂バイパス)
- 福島県道3号福島飯坂線(飯坂街道)
- 福島県道5号上名倉飯坂伊達線(支線:医王寺通り)
- 福島県道155号飯坂瀬ノ上線
- 福島県道313号中野梍町線
- 福島県道319号穴原十綱線
施設[編集]
行政[編集]
- 福島市役所飯坂支所
- 福島市飯坂温泉観光会館(パルセいいざか)
- 飯坂消防署
教育[編集]
- 福島県立福島北高等学校
- 福島市立大鳥中学校
- 福島市立飯坂小学校
観光[編集]
画像[編集]
脚注[編集]
- ^ a b “統計情報 住民基本台帳人口(平成29年)” (日本語). 福島市 (2017年7月7日). 2017年7月23日閲覧。
- ^ 郵便番号[1]
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
- ^ 下飯坂家譜『福島市史』6 P240
- ^ 『福島市史』飯坂(上飯坂)三 中世の飯坂P441
- ^ 日本歴史地名体系『福島県の地名』P663 上飯坂村
- ^ 『石那坂』 石原洋三郎 平成29年8月 第一印刷
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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