食品産業

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包装された食品

食品産業(しょくひんさんぎょう、: Food industry)は、食料品の供給に関係する産業の総称であり、食料品の流通業や加工業、外食産業などを含む。農畜産物や水産物、林産物を加工して、パン菓子、乳酸品、ビールジュース調味料冷凍食品などの食料品を生産する。醸造業、乳製品工業、缶詰工業など。

役割と動向[編集]

日本において食品産業は、農林水産業と、いわば「車の両輪」として国民に対し安定的に食料を供給する役割を担うとともに、成熟した今日の消費生活において、消費者ニーズに応じた多様な「食」を提供することによって、国民の豊かな生活の実現に貢献している。また、国内で生産される農水産物等の3分の2が食品産業向けであり、食品産業は国産農林水産物の最大の需要者として農林水産業を支えている[1]。このため、基本計画においては、「国民への食料の安定供給や国産農産物の最大の需要先として重要な役割を果たしている食品産業が持続的に発展し、国内外の原料の調達リスクの高まりや人口減少高齢化等による国内市場の構造変化等の課題に対応することを通じて、引き続きその重要な役割を果たしていくことが求められている」とされている[1]

食品製造業は、農林水産物を加工して多種多様な食料品を製造し、消費者に安定供給するとともに、地域の農林水産業にとって大きな需要先となるなどの役割を果たしている。また、特に農業が盛んな北海道鹿児島県沖縄県では、製造品出荷額の3~4割、雇用の面では全製造業の従業者の4~5割を占めるなど、地域経済の安定に重要な役割を果たしている[1]

脚注[編集]

  1. ^ a b c 食品産業の役割と動向”. 農林水産省(一部改変あり). 2020年12月16日閲覧。

外部リンク[編集]