音楽家

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音楽家(おんがくか)、ミュージシャン: musician)は、を作ったり(作曲)、演奏したりする人のこと。

主に実演家(プレイヤー)と制作者(製作者)に大別される。

「制作」と「製作」について

国語辞典では、形の無いもの(情報的なもの、ソフトウェア的なもの、コンテンツ)を作る行為を「制作」とし、具体的・物質的な側面、物量的な側面が強い行為を「製作」としている例が多く、これが日本語の伝統的な用法である。機械類を製造する会社は通常「○○製作所」と呼ばれることになっている。

したがって、作曲など音楽情報だけを知的・感性的に設計してゆく過程は「制作」と呼ぶのが本来、妥当である。それに対して、工場や機械を使ってCDを大量生産したり、あるいは具体的な人員を動員するようなプロジェクトをコントロールしたり、その総指揮をとったりすることは「製作」と呼ぶのが妥当である。

ただし、音楽業界では日本語の誤用が非常に多く(「制作」「製作」といった語彙に限らない)、上記の線引きとは異なる使い方や、反対の組み合わせで使う人も多い。また、各大手レコード会社を含む音楽業界全般では、プロジェクト・サイドは「制作」のほうで統一している。特定の雑誌や特定のグループなどでは混在しており、もはや誤用と呼ぶことが困難であることもある。

制作者(製作者)

作曲家と作詞家は著作権を有し、編曲家は二次的著作権を有する。これらを総称して音楽作家と呼ぶ。また、複数の役職を兼ねている製作者も多い。

呼称

近年の音楽業界においては、音楽家(歌手)のことを「アーティスト」と呼ぶのが一般的になっている。アーティストとは本来「芸術家」という意味なので、音楽家に限った呼称ではないのだが、実際には音楽家に対して使用されることが多い。

いつ頃から歌手のことをアーティストと呼ぶようになったのか、はっきりしたことは解っていない。海外でも歌手のことをアーティストと呼ぶのは一般的で、コンピレーション・アルバム等では「Various Artist」といったクレジットが見られる。一方、アーティストと呼ばれることを嫌っている者もおり、山下達郎などは度々そういった趣旨の発言をしている。

実演家

※片仮名表記では、表記に若干差異がある場合もある。併せて各楽器の項を参照されたい。

実演家は、その実演に対して、著作隣接権を有する。

制作者兼実演家

エンジニア

学者

関連項目

脚注