音楽の正体

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音楽の正体』(おんがくのしょうたい)は、テレビ作家・渡邊健一の原作により、フジテレビジョン1993年10月13日から1994年3月23日まで毎週水曜深夜(週によって放送時間は異なった)の30分、21回にわたって放送されたテレビ番組である。また、最終回の翌週(3月30日)深夜には、60分のスペシャル番組も放送された。

さまざまな音楽の専門用語や技術・音楽理論を、内外の名曲をサンプルとして取り上げながら、非常にわかりやすく解説した番組であり、教育・教養的要素も兼ね備えていた。ナビゲーターはフジテレビの近藤サトアナウンサー(当時)が、ナレーターは川端健嗣アナウンサーが務めた。

1995年には同じく渡邊健一の執筆により、ヤマハミュージックメディアから書籍として出版された。

放送回数 サブタイトル 題材曲
#01 Let it beは終わらない~導音はなぜ上向しなかったのか~ The Beatles「Let It Be」
#02 ユーミンのおこした革命~卒業写真に見る保続音のエクスタシー~ 荒井由実「卒業写真」
#03 クラプトンのギターが優しく泣くあいだに~半音階的進行の構造学~ George Harrison「WHILE MY GUITAR GENTLY WEEPS」
#04 赤いスイートピーはどこへ行ったのか~副5度による臨時転調の魔術~ 松田聖子「赤いスイートピー」
#05 アンコ椿は倚音の花~非和声音解決のカタルシス~ 都はるみ「アンコ椿は恋の花」
#06 モンキーズの見た白日夢-ドッペルドミナントの魔法- THE MONKEES「Daydream Believer」
#07 風と共に去る前に-旋律学序説- 「風と共に去りぬ」より「タラのテーマ」
#08 クリスマスソングの秘密-胸キュンの構造学- Bing Crosby「White Christmas」
#09 マイ・フェアレディの秘密~楽曲形式論~ 映画「マイ・フェア・レディ」
#10 ボサノヴァの熱い夜-旋律とオブリガート- Sergio Mendes & Brasil '66 「Wave」
#11 歓喜の歌は何を喜んだのか-「第9」の構造分析- ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン「交響曲第9番」
#12 よなぬきの寅さん-日本音楽とは何か?- 映画「男はつらいよ」主題歌
#13 ~黄金のカデンツ~「結婚しようよ」は最後に言って 吉田拓郎「結婚しようよ」
#14 恋のフーガの結末-輪唱・カノン・対位法- ザ・ピーナッツ「恋のフーガ」
#15 コバルト・アワーの秘密~音画と標題音楽~ 荒井由実「コバルト・アワー」
#16 掛留音とシンコペーション~官能的な音楽とは何か モーリス・ラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」
#17 キース・リチャーズの魔性の左手~偶成和音とは何か~ The Rolling Stones「BROWN SUGAR」
#18 ギルバート・オサリバンの彷徨~転調とは何か~ Gilbert O'Sullivan「ALONE AGAIN」
#19 ハイヒールで夢のつづきを~根音と転回形~ 竹内まりや「夢の続き」
#20 シャンソンを唄いつづけて~複合拍子の構造学~ 「パリの空の下」
#21 ミューズは細部に宿り給う~全曲アナリーゼ~ 松任谷由実「守ってあげたい」
#SP いつか来た道~音楽の遺伝子・12音~ -

外部リンク[編集]

 

フジテレビ 水曜25:15 - 25:45枠
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