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韓炳哲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
韓炳哲
各種表記
ハングル 한병철
漢字 韓炳哲
発音: ハン・ビョンチョル
英語表記: Han Byung-Chul
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韓炳哲, 2015

韓 炳哲(ハン・ビョンチョル/ビョンチョル・ハン、1959年 - )は、ドイツで活躍する韓国人哲学者。ソウル出身。

人物

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高麗大学校冶金学を学んだ後、1​​980年代に西ドイツに渡り、フライブルク大学ミュンヘン大学西洋哲学ドイツ文学カトリック神学を学んだ。1994年、フライブルク大学からマルティン・ハイデッガーに関する論文で博士号を取得した。

2000年にジャック・デリダに関する論文でバーゼル大学の哲学セミナー講師を務めた後、2010年にカールスルーエ公立造形大学 (HfG)に移籍し、2012年から2017年まで、ベルリン芸術大学で教鞭を執った。

2025年アストゥリアス王女賞コミュニケーションおよびヒューマニズム部門受賞。

日本語訳著作

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  • 「透明社会」 守博紀訳、花伝社 2021.10
  • 「疲労社会」 横山陸訳、花伝社 2021.10
  • 「情報支配社会 デジタル化の罠と民主主義の危機」 守博紀訳、花伝社 2022.11

参照

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