韓尚勲

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韓 尚勲(ハン・サンフン、한상훈、1988年5月16日 - )は韓国囲碁棋士慶尚南道晋州出身、金原七段門下、韓国棋院所属、七段。沖岩高等学校卒業。プロ入り直後にLG杯世界棋王戦に準優勝して注目された。李昌鎬に似た粘り強い棋風といわれる。

経歴[編集]

8歳で囲碁を覚え、小学3年で金原囲碁道場に入門。2006年に10回目の入段試験で、18歳の年齢制限ぎりぎりで入段。

2007年韓国囲碁リーグ出場、王位戦挑戦者決定戦進出、三星火災杯世界オープン戦でベスト8。続いてLG杯世界棋王戦において、柳時熏古力ら実力者を破り決勝に進出し、世界戦初の初段での決勝進出として世界を驚かせた。同年二段、囲碁大賞新鋭棋士賞受賞。2008年、電子ランド杯王中王戦青龍部優勝、LG杯決勝で李世乭に1-2で敗れて準優勝となり、これにより三段へ昇段。同年、ワールドマインドスポーツゲームズ男子団体戦優勝、SKガス杯新鋭プロ十傑戦4位。2009年四段、名人戦リーグ入り。2010年五段。2014年七段。

韓国棋士ランキングでは2010年末17位。

主な棋歴[編集]

外部リンク[編集]

韓国棋院「한상훈(韓尙勳)」