非オタの彼女が俺の持ってるエロゲに興味津々なんだが……

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非オタの彼女が俺の持ってるエロゲに興味津々なんだが……
ジャンル ラブコメディ
小説
著者 滝沢慧
イラスト 睦茸
出版社 富士見書房
レーベル ファンタジア文庫
刊行期間 2016年1月 -
巻数 6巻
テンプレート - ノート
プロジェクト ライトノベル

非オタの彼女が俺の持ってるエロゲに興味津々なんだが……』(ひオタのかのじょがおれのもってるエロゲにきょうみしんしんなんだが)は著者・滝沢慧のイラスト・睦茸による日本ライトノベル第28回ファンタジア大賞にて金賞を受賞した[1]。単行本は富士見書房ファンタジア文庫)より発売されている。草壁レイによるコミカライズ版が月刊ドラゴンエイジにて連載され、著者監修によるノベルゲームが公開されている。ノベルゲームではヒロイン水崎萌香の声を石上静香が担当している[1]

あらすじ[編集]

1巻 主人公・小田桐一真はなによりもエロゲを好む高校一年生。コミュ障でぼっちでエロゲオタクでクラスカーストでほぼ最下位だったが、内心では「エロゲを語り合えるような彼女が欲しい」と考えていた。ある日、同級生のヒロイン・水崎萌香から告白される。学校一の秀才で超絶美少女の想いを蹴る理由はなく、「なぜ自分を?」と困惑しながらも告白をOKする。その後、萌香は一真のことをもっと知りたい、一真の一番になりたいと彼とプレイしたエロゲのシチュエーションを真似て迫ってくるようになる。やり過ぎなくらいの積極さに嬉しくも恥ずかしさを覚える一真だったが、クールな彼女が見せるたくさんの表情を見る内に好意を抱くようになっていった。しかし萌香の家を訪ねた際に「私のどこが好き?」と問われ、答えることができない自分に気づいてしまう。理由はいくらでも思いつくが、どれも「都合のいい超絶美少女だったから」で片づいてしまう内容であり、更には萌香が自分を好きになった理由が「中学三年生の時、痴漢から助けてくれた」からというものだった。一真はそんな萌香に痴漢モノの凌辱エロゲをプレイさせてしまっていた。自己嫌悪に駆られ萌香を避けるようになってしまい、姉の一葉に相談したところ「エロゲに罪はない」と言われ、原点回帰も込めて今の自分を形作ったエロゲをプレイし始める。選択肢を間違えてBADエンドになった際に「もう一度初めから」やり直すことを考え、萌香を呼び出して今の関係を終え、もう一度初めからやり直させてほしいと頼み込む。萌香も承諾するが「自分たちの始まりは告白をしたところから」ということで、飽くまで彼氏彼女の関係は継続したままのリスタートとなった。

登場人物[編集]

小田桐 一真(おだぎり かずま)
主人公。一年生。黒髪の少年。周囲には隠しているがエロゲが大好きで、エロ目的ではなく主にストーリーを楽しむためにプレイしている。内心では「エロゲを語り合えるような彼女」の存在を欲していた。冴えないオタクで人とのコミュニケーションを取るのが苦手だったが、幼馴染の四ノ宮瑠璃がよく絡んでくるので「人気者の幼馴染」というポジションのおかげでクラスで孤立せずにいる。このことが一真に「居たたまれない」という感情を植え付けていた。しかし、夏休み明けの9月に萌香から告白され「彼氏」になったことで少しずつだが人間的に成長していく。
元々正義感は強く、困っている人は見過ごせない性格だった。萌香から告白されたのも、痴漢に遭っていた彼女を助けたことで好意を持たれたからだが、一真自身はそれを覚えていなかった。また瑠璃とは家が隣同士というだけであまり話さなかったが、小学校に上がった頃、彼女が家の鍵をなくして困っていたのを見過ごせず自宅に招いたことがきっかけで仲良くなっている。
彼がエロゲと出会ったのは、中学三年生の時のクラスメイトの女子が関係している。「父親がエロゲのライターをやっている」という噂が流れ、いかがわしいものだと分かっていたが、いつも堂々としている彼女に興味を持ち「エロゲをやってみたい」と声をかけたところ「勝手にやれば?」とそっけなくあしらわれてしまったが、一学期の終業式の日、彼の机には包装されたエロゲが突っ込まれていた。きっと彼女が応えてくれたのだと思ったが、クラスメイトは二学期の始業式には転校しており再会することはなかった。これが一真にとって人生初のエロゲとなる。
2巻終盤では文化祭の準備に使うUSBをなくして教師に咎められていた瑠璃を庇ったことで男気を見せ、クラスメイトたちから一目置かれる存在となりごく普通に挨拶されたりするようになった。
水崎 萌香(みさき ほのか)
ヒロイン。一真の彼女。一年生。クールであまり感情を見せない、黒髪のロングの少女。貧乳というほどではないが胸が小さくコンプレックスになっている。入学時には全教科100点満点という偉業を成し遂げ、素行も相まって周囲も認める優等生となった。文化祭では「模範生代表」に選ばれたほど。
本編開始前に軽い痴漢に遭っていたのを一真に助けられ、以後は彼に対して恋心を抱くようになる。その後、しばらくして一真に告白し晴れて「彼女」となった。一真の喜ぶなら何でもしてあげたいと考えており、恋愛感情は強い。彼がエロゲー好きだと知ると、エロシーンを再現したシチュエーションで迫り一真を喜ばせようとしたり、果てにはコスプレやセクシーな下着、スカート丈を短くしたりと天然が入っている。しかし一真からすればそれは「エロシーンの切り抜き」であり、きちんと恋愛という過程を踏んで彼氏彼女の関係になりたいと申し出られ、一度関係を白紙にしたうえで再び付き合うこととなった。
四ノ宮 瑠璃(しのみや るり)
一真の幼馴染。一年生。一真や萌香のクラスメイト。口癖は「ふぇ!?(驚いた時など)」。茶髪のピッグテール(後ろ髪がギリギリ肩にかかる)。本編開始前は違う髪型だったらしい。作中屈指の巨乳でよく揺れる。ツンデレで活発だが実は泣き虫。またドジッ娘でもありよく物をなくす(普通に調べれば見つかる場所に置きっぱなしにしているが気づかない)。クラスではコミュ力が高く友達も多い人気者。遊んでいそうな見た目だが実はエロに対して全く耐性がない。
一真とは家が隣同士だったが、彼自身が人付き合いを避けるタイプだったため出会った当初は互いに関りが薄かった。小学校に上がった頃、瑠璃が家の鍵をなくして困っているのを見た一真から家に招かれたことで好意を持つようになり本格的に「幼馴染」となった。後に一真が萌香と付き合っていると知りショックを受けるが、二人がふしだらな行為(エロゲごっこ)をしているのを見て「健全なお付き合いができるように」という名目でアドバイスをすることに。そのため萌香とは何かと張り合ったり、チクチク逆なでするようなやり取りをしていたが、萌香自身のことが嫌いというわけではなかった。2巻終盤では萌香に許可を取った上で一真に告白するが、玉砕。こうなることは瑠璃も分かっており、以降は一真への思いを断ち切り、萌香とも本当の意味で友達となった。
笹井 結奈(ささい ゆな)
一真の先輩。サブカルチャー研究会(同好会)の部長。三年生。一人称がボクのボクっ娘でエロゲオタク。見た目はかなりのロリ(貧乳)。巨乳やリア充が大嫌いで特に瑠璃には冷たく接したり、弄ったりしている。一真のことは先輩として可愛がっているらしく、セクハラな言動をして困らせるのが日常。
一真と出会う前は人との触れ合いを避ける性格で、部活動を見学に(間違えて)来た一真に対し塩対応だったが、前部長が置いていったエロゲを見た一真の熱意と、そのエロゲーの内容が自分の境遇と似通っていたのもあり興味を持ち始める。以後は一真に冷たくすることなくエロゲオタクの道を歩み始めた。
小田桐 一葉(おだぎり かずは)
一真の姉。巨乳でおっとりした性格のお姉さん。しかしズボラ。茶髪のロングヘアーでもみ上げを編み込んでおさげにしており、カチューシャをつけている。職業は18禁ライトノベル作家。同人を描いている友人がおり、その人からもらったオタクグッズ(萌えキャラがプリントされたシーツ)を一真のベッドに勝手に敷いて困らせている。

その他の人物[編集]

アンリ
1巻から登場。瑠璃の友人でクラスメイトの女子。いわゆるモブキャラであるが頻繁に登場する。
小鳥遊 文華(たかなし ふみか)
3巻から登場。新聞部の一年生の女子。情報通を自称しており、結奈の住所を調べていた一真と萌香に「萌香の密着インタビュー」を条件に情報提供を持ち掛ける。
笹井 結姫(ささい ゆき)
3巻から登場。結奈部長の母親。結構な年齢のはずだが結奈同様用事体系の持ち主。礼儀正しいが娘の躾には容赦がなく、結奈も頭が上がらない。一見お淑やかに見えるが娘と同様に一真にセクハラ発言でからかったりしている。
実家は山奥の田舎(村)であり、笹井家は大地主として君臨しているため強い影響力を持つ。

書籍[編集]

漫画[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]