青木亮人

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青木 亮人あおき まこと
2023年、『愛媛 文学の面影』の愛媛出版文化賞受賞式にて
人物情報
生誕 1974年
日本の旗北海道小樽市
国籍 日本の旗 日本
出身校

北海道小樽潮稜高校

同志社大学文学部文化学科国文学専攻
学問
研究分野 近現代俳句・日本文化
研究機関 愛媛大学
学位 Ph.D / 博士(国文学)
主な業績 『俳句の変革者たち』『近代俳句の諸相』『教養としての俳句』
主な受賞歴 第17回柿衞賞、第29回俳人協会評論新人賞、第33回俳人協会評論賞、第1回俳人協会新鋭俳句評論賞、第30,36,38回愛媛出版文化賞
公式サイト
https://makoto-aoki.hatenablog.com/
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青木 亮人(あおき まこと、1974年 - )は、近現代俳句研究者。愛媛大学教育学部教授[1]。学術研究では正岡子規高浜虚子山口誓子等の近代俳人や俳句作品独特の解釈を論じ、評論・エッセイでは現存俳人を含む近現代俳句全般を扱っている。

経歴[編集]

北海道小樽市生まれ。北海道小樽潮陵高等学校卒業後、同志社大学文学部文化学科国文学専攻を卒業。同大学院博士前期課程、同大学院博士後期課程修了。文学博士(国文学)[2]

中高校生の頃に文学作品を読むうち、松尾芭蕉や高浜虚子、西東三鬼等の俳句に興味を持ち、大学院進学後に本格的に俳句を研究し始める[3]。学部の卒業論文は村上春樹だった[4]。大学院では近代俳句の始祖である正岡子規及び子規派を研究し、革新的とされた彼らのどの点が斬新だったかを、評価の定まった現代の価値観から捉えるのではなく、旧弊と批判された俳諧宗匠らの作風や価値観と比較することで当時の子規派の新鮮さを浮き彫りにしている[5]

2008年、正岡子規と心理学関連の学術論文で若手研究者を対象とする柿衞賞を受賞[6]同志社国際中学校・高等学校、同志社大学、京都橘大学京都精華大学滋賀大学の非常勤講師を経て2012年秋に愛媛大学教育学部准教授に赴任[7][8]。2015年、評論集『その眼、俳人につき』で第30回愛媛出版文化賞大賞[9]、及び第29回俳人協会評論新人賞を同時受賞[10]。同年に「明治期俳句革新における「写生」の内実について」で第1回俳人協会新鋭評論賞を受賞[11]。2019年、評論集『近代俳句の諸相』で第33回俳人協会評論賞を受賞した[12]

俳句ジャンルは研究と実作の世界が近いため、学術研究以外にも各俳句雑誌や商業誌で評論、エッセイを発表し続けることで明治期から現在に至る俳句評論を展開している[13]。総合誌とされる出版社商業誌では「俳壇」「俳句四季」「俳句界」「NHK俳句」「俳句」、俳句結社誌では「氷室」「円虹」「静かな場所」「翔臨」「円座」「白茅」「子規新報」「100年俳句計画」等で連載を担当し(連載中含む)、また「現代詩手帖」「朝日新聞」で俳句時評連載を担当した[14]

また、テレビやラジオ、イベント等の出演を通じて俳句の魅力や特徴を研究者の立場から発信している。NHK関連では「NHK俳句」「NHKカルチャーラジオ 俳句の変革者たち」「四国えかとこ! 生誕150年正岡子規」「俳句王国がゆく」「あさイチ!」に、民放では「秘密のケンミンSHOW極 2時間SP」等に出演し、また「安住紳一郎の日曜天国」「クイズあなたは小学5年生より賢いの?」等では俳句関係のコメント提供や監修を担当することで研究成果を一般の視聴者向けに伝えている[14]

同時に、戦前期の台湾、満州、シンガポール等のアジア各地、またドイツ、フランス、イギリス等のヨーロッパ各地の日本語俳句研究、及びアメリカ西海岸の日系移民強制収容所内で発行された雑誌掲載の俳句・短歌作品や日本統治時代の台湾俳句を研究するなど、戦前期に海外へ渡った俳句の変容や受容、伝播のあり方等も研究している[14]

2020年以降はオンラインの講演や活動も増え、ヨーロッパやアメリカの各大学の授業に参加したり、俳句や日本文化の特別授業を行うようになった[14][15]。海外市民団体に向けてのセミナーも行うようになり、特にドイツ語話者のミュンヘン・アウグスブルグ合同句会並びに「日本語で話す会」では定期的にオンラインセミナーを行っている[16]。また、デュッセルドルフ日本クラブやボストン日本人会ではセミナーの他に会報への寄稿も行っている[17]

大学の授業や一般向けの市民講座では、俳句や短歌等の短詩型に新海誠やジブリの各作品、また「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」等のアニメ作品に加えて小津安二郎や溝口健二の映画、及び松任谷由実等の日本語ポップスの歌詞を関連させながら俳句独特の季節感や切り取り方等を紹介している[18][19]

愛媛ゆかりの文学・文化にも関心を抱き、愛媛新聞でのエッセイ(「四季録」2013~2014年)[20]、愛媛文化振興財団の定期講座(2015年~)及びオンライン文化講座(2020年~)[21]、愛媛新聞社カルチャースクール(2019年~)[22]及び各講演を通じ、愛媛ゆかりの俳句以外に小説や詩、短歌、映画、写真、美術、アニメ、建築、著名人等にも愛媛文学・文化の豊かな魅力があることを紹介している[21]。2021年に四国遍路ゆかりの近代俳句についてまとめた共著『四国遍路の世界』で第36回愛媛出版文化賞を受賞し[23]、2023年には愛媛ゆかりの詩歌や文化の魅力を綴った単著『愛媛 文学の面影』東予編・中予編・南予編の三部作で第38回愛媛出版文化賞を受賞した[24]

受賞歴[編集]

出典は(青木亮人 2022)及び(リサーチマップ、青木亮人)。

  • 2008:論文「「天然ノ秩序」の「連想」―正岡子規と心理学」(「連歌俳諧研究」112号、2007年)で第17回柿衞賞(兵庫県伊丹市柿衞文庫)を受賞[6]
  • 2015:単著『その眼、俳人につき 正岡子規、高浜虚子から平成まで』で第30回愛媛出版文化賞大賞(愛媛新聞社主催)を受賞[9]
  • 2015:同書で第29回俳人協会評論新人賞を同時受賞[10]
  • 2015:論文「明治期俳句革新における「写生」の内実について―高浜虚子「遠山に日の当りたる枯野かな」を例に―」で第1回俳人協会新鋭評論賞を受賞[11]
  • 2019:単著『近代俳句の諸相-正岡子規、高浜虚子、山口誓子など-』で第33回俳人協会評論賞を受賞[12]
  • 2019:松山市制施行130周年記念式典、文化振興功労者として表彰(松山の俳句文化振興に寄与)[25]
  • 2021:共著『四国遍路の世界』で第36回愛媛出版文化賞研究部門賞を受賞(担当章は「俳句・文学から見る近現代の四国遍路」)[23]
  • 2021:共著『四国遍路の世界』の業績により、愛媛大学学長賞を受賞[26]
  • 2022:個人学術研究の顕著な業績により、愛媛大学学長賞を受賞[27]
  • 2023:単著『愛媛 文学の面影』東予編・中予編・南予編で第38回愛媛出版文化賞文学部門賞を受賞[24]
  • 2023:共著『四国遍路と世界の巡礼(上)』で第38回愛媛出版文化賞研究部門賞を受賞[28]

著書[編集]

出典は(リサーチマップ、青木亮人)。

単著[編集]

  • 『その眼、俳人につき 正岡子規、高浜虚子から平成まで』(邑書林、2013年9月) ISBN 978-4897097411
  • 『NHKカルチャーラジオ 俳句の変革者たち 正岡子規から俳句甲子園まで』(NHK出版、2017年4月) ISBN 978-4149109671
  • 『近代俳句の諸相 ―正岡子規、高浜虚子、山口誓子など―』(創風社出版、2018年8月) ISBN 978-4860372637
  • 『さくっと近代俳人入門 正岡子規・河東碧梧桐・高浜虚子編』(マルコボ.コム、2019年8月) ISBN 978-4904904480
  • 『愛媛 文学の面影 中予編』(創風社出版、2022年5月) ISBN 978-4860373184
  • 『愛媛 文学の面影 南予編』(創風社出版、2022年8月) ISBN 978-4860373252
  • 『愛媛 文学の面影 東予編』(創風社出版、2022年8月) ISBN 978-4860373269
  • 『学びのきほん 教養としての俳句』(NHK出版、2022年11月) ISBN 978-4144072871
  • 『対話形式で語る近代俳人入門』(マルコボ.コム、2023年8月) ISBN 978-4904904640

編著[編集]

共著[編集]

  • 『スポーツする文学』(青弓社、2009年6月) ISBN: 978-4787291899
  • 『戦後詩のポエティクス1935-1959』(世界思想社、2009年4月) ISBN:978-4790714033
  • 中川成美石原千秋千野帽子清水良典金子明雄飯田祐子明里千章他 著、日本近代文学会関西支部 編『村上春樹と小説の現在』和泉書院、2011年3月10日。ISBN 978-4757605824 
  • 『俳句のルール』(笠間書院、2017年3月)
  • 『新興俳句アンソロジー』(現代俳句協会青年部編、2018年12月)
  • 『四国遍路の世界』(ちくま新書、2020年4月)
  • 『大学的愛媛ガイド こだわりの歩き方』(昭和堂、2020年10月)
  • 『遠隔でつくる人文社会学知―2020年前期の授業実践報告―』(雷音学術出版、2020年10月)
  • 『日本文学の見取り図:宮崎駿から古事記まで』(ミネルヴァ書房、2022年2月) ISBN:978-4623092840
  • 『四国遍路と世界の巡礼(上)』(創風社出版、2022年7月) ISBN 978-4860373207
  • 『神保町に銀漢亭があったころ』(北辰社、2023年3月) ISBN:978-4434312540

事典・書誌など[編集]

  • 『現代詩大事典』(三省堂、2008年2月) ISBN:978-4385153988
    • 「書紀」「パテ」「ペリカン」「石原武」「塔和子」「永島卓」「中村文昭」「新倉俊一」「野沢啓」「原子修」を担当。
  • 『日本語 文章・文体・表現事典』(朝倉書店、2011年6月) ISBN:978-4254510379
    • 北村透谷「蓬莱曲」抄、島崎藤村「初恋」抄、土井晩翠「暮鐘」抄を担当。
  • 『兵庫近代文学事典』(和泉書院、2011年10月) ISBN:978-4757606029
    • 「岩木躑躅」「藤井紫影」「葵徳三」「綾見謙」「山田弘子」「川西和露」を担当。 
  • 『京都近代文学事典』(和泉書院、2013年5月) ISBN:978-4757606593
    • 「高浜虚子」「山口誓子」「鈴鹿野風呂」「原石鼎」「日野草城」「坂本四方太」「柳田新太郎」「深津篤史」「筒井菫坡」「大浦蟻王」を担当。
  • 『漱石辞典』(翰林書房、2017年5月) ISBN:978-4877374105
    • 「高浜虚子『鶏頭』序」「漱石の俳体詩」「写生、写生文」を担当。
  • 『坂口安吾大事典』(勉誠出版、2022年6月) ISBN:978-4585200796
    • 「書についての話題」「第二芸術論について」「松尾芭蕉」を担当。

論文[編集]

特筆すべき研究内容[編集]

明治期の正岡子規研究[編集]

明治期の正岡子規一派の「写生」作品のどの点が斬新だったかを、作品分析で初めて解明した。従来は、「子規派=新/他の俳諧宗匠=旧」という前提で子規派の革新運動を評価したため、同時代の宗匠作品のどの点が古く、子規派作品の何が新しかったかは不明のままだった。そのため、古いとされた俳諧宗匠側から子規派を捉えることで、子規派作品のどの点が斬新だったかを具体的に解釈した結果、子規派には前例のない型破りな作品が多く、乱暴ともいえるほどの新奇な発想に満ちていたために革新的だったことを両者の比較分析から導き出した[29][30]。同時に、定説では明治期の俳諧宗匠は「旧派」と否定的に捉えられがちだが、その作風や文化には江戸俳諧の豊饒さが継承されていた可能性が高いことも指摘している[31]

正岡子規が「赤い椿白い椿と落ちにけり 碧梧桐」を「印象明瞭」と評し、新時代の「写生」句と称賛したのは有名だが、「赤い椿」句のどの点が斬新だったかを同時代の宗匠作品と比較分析しながら初めて解明した[32]

定説では、江戸時代の与謝蕪村を近代に入って最初に発見したのは正岡子規一派とされるが、子規派以前に多くの俳諧宗匠が蕪村にすでに言及しており、また蕪村句を真似た句群も散見されることを、当時の資料群を紹介しながら初めて指摘した[33][34]。その上で、子規派の蕪村発見の意義を解明したのも初である[33][34]

昭和期の山口誓子研究[編集]

定説では、山口誓子はエイゼンシュテインのモンタージュ映画『戦艦ポチョムキン』等に示唆を得て「夏草に汽罐車の車輪来て止る」(戦前作)といった「二物衝撃」を実践したとされるが、戦前の誓子は「戦艦ポチョムキン」を観ておらず、むしろエイゼンシュテイン以外のモンタージュ映画や前衛映画に強い影響を受けていたことを初めて解明した[35][36]。同時に、誓子が「夏草に汽罐車の車輪来て止る」等の連作(俳句を複数並べて詩のように一作品と見なす作風)における「モンタージュ」は、定説の「二物衝撃」と全く異なる意味で誓子が想定していたことも初めて解明している[35][37]。同時に、誓子は同時代の前衛映画以外に新興写真と呼ばれる斬新な写真も好んでおり、それが誓子作品に強い影響を与えていることも初めて指摘した[35]

定説では、山口誓子の「スケート」連作は大阪中之島の朝日ビル屋上のスケート場であり、都市モダニズムの華やかさが強調されてきた。しかし、誓子流の「カメラの眼」は、朝日ビル屋上の華麗な都会生活と同時に貧相な設備や現実も捉えており、それが俳句における「写生」の実践でもあったことを初めて解明した[38]

説では、山口誓子は新興俳句に大きな影響を及ぼしたとされるが、その影響を実際に作品分析を通して証明した例はなかった。そのため、「京大俳句」関係者が誓子の「スケート」連作発表直後から作風を真似て詠んでいたことに着目し、彼らが誓子作品をなぞるように詠んだことをむしろ誇示した点に新興俳句の特徴があったことを初めて解明した[39][40]。加えて、誓子作品の文体が模倣しやすい型を有した点も誓子人気の一因だったことを併せて指摘している[39]

その他の俳人[編集]

自由律俳人の尾崎放哉は東京帝大法学部出身であり、法学部長の穂積陳重(宇和島藩重臣の家柄)は恩師にあたる。また、陳重の長男である穂積重遠(法学者、後の東京帝大法学部長)とは同窓だった。放哉は卒業後、恩師の穂積陳重に再就職の相談をしており、穂積の推薦で保険業界に就職した。その後、放哉が酒癖の悪さや短慮で退社した後、彼を心配する友人たちが就職の世話をした際に一役買ったのは穂積重遠である。放哉は穂積親子に二度にわたり就職の世話をしてもらっており、また放哉が亡くなった日は恩師の穂積陳重と同じ1926(大正15)年4月7日だったことを初めて指摘しながら論にまとめた[41]

人物[編集]

歴史や小説、音楽、絵画、映画、美術等が好きで、エッセイやインタビューではそれらの個人的な体験談を折に触れて紹介している。高校時代にレッド・ツェッペリンの"Rain Song"(『狂熱のライヴ』版)を繰り返し聞きながらエミール・ゾラの小説を読みふけっていると、以後は"Rain Song"が耳に入るやゾラの作品世界を瞬時に思い出すようになってしまい、両者の奇妙な連想に困惑したという[42]

芸術家の大竹伸朗のファンで、愛媛ゆかりの文学や文化について綴った『愛媛 文学の面影』三部作で最もページ数が多いのは南予編の大竹についての章である[43](大竹は宇和島在住)。また、大竹の祖母である井上てる女は本業のかたわら俳句を趣味とし、俳句結社「万緑」(中村草田男主宰)同人だった。そのてる女の俳句作品と大竹の経歴や作品を関連させて綴ったのは『愛媛 文学の面影』南予編が嚆矢である[44]。2023年に愛媛県美術館で開催された「大竹伸朗展」では、愛媛新聞の連載企画「ワタシの大竹伸朗論」で漫画家の和田ラジヲ氏、作家の高橋久美子氏とともに寄稿した[45]

連載[編集]

連載中

  • はるかな帰郷 ―田中裕明論―:「静かな場所」2011~。田中裕明の詩情を論じる評論。
  • 時のうつろい、句の響き:「子規新報」2018.6~。2022年までは愛媛ゆかりの文学のエッセイ、2023年以降は日本統治時代の台湾俳句についてのエッセイ。
  • 季節と追憶:「氷室」2019.1~。四季折々の季節感と文学、俳句を綴るエッセイ。
  • 句の手触り、俳人の響き:「俳句四季」2019.9~。現存俳人の評伝的エッセイ。
  • 句の面影、逸話のさざめき:「俳句界」2020.1~。物故俳人の評伝エッセイ。
  • 小林秀雄の眼と俳句:「俳句」2024.4~。小林秀雄の評論を通じて俳句表現の特徴や本質を綴るエッセイ。
  • 趣味と写真と、ときどき俳句と:サイト「セクト・ポクリット」2021.1~。写真や音楽、本や映画その他の趣味についてのエッセイ。https://sectpoclit.com/category/yomimono/aoki/
  • 俳句・日本文化エッセイ:「ボストン日本人会会報」2022.10~。四季折々の日本文化の風情を俳句や短歌、随筆を紹介しながら綴るエッセイ。

連載終了

  • 俳諧いまむかし1~50:「氷室」2006.11~2011.2。俳句評論。
  • あの頃、俳句は1~60:「円虹」2009.1~2013.12。俳句評論。
  • 批評家たちの「写生」1~25:「翔臨」2010.2~2019.6。保田與重郎、小林秀雄等の評論を通して「写生」を考察する評論。
  • 刻まれた句、漂う夢1~47:「円座」2013.2~2018.12。昭和~平成俳誌を手がかりに時代の変遷や俳句史の消長を論じる評論。
  • 俳句と、周りの景色1~20:「白茅」2013.5~2020.4。詩や写真、骨董、絵画、音楽、落語等と俳句の共通点を綴るエッセイ。
  • 四季録:「愛媛新聞」2013.4~2014.3。愛媛県各地のゆかりの文学、文化を綴るエッセイ。
  • 会話形式で語る超近代俳句入門:「100年俳句計画」2014.7~2015.12、2017.10~2023.8。正岡子規から昭和戦前期俳句の著名俳人を論じる対話形式のエッセイ。
  • 俳句遺産1~24:「現代詩手帖」2014.1~2015.12。俳句時評。
  • いつでもそこに、俳句があった 郷愁の昭和俳句1~39:「俳壇」2018.1~2021.3。昭和期の暮らしや文化の変遷を、主に市井の無名俳人の俳句を紹介しながら綴る。露地・洗濯機・団地・野球・冷蔵庫・カレー・百貨店・美空ひばり・駄菓子・オートバイ・電気釜・不二家・カメラ・紙芝居・赤電話・漫画・ミシン・カツレツ・白黒テレビなどを題材とした。
  • 俳句時評:「朝日新聞」2018.4~2020.3。俳句時評。
  • 句の面影、今の風景1~10:「花信」2018.6~2019.12。松山を中心とした愛媛ゆかりの俳句についてのエッセイ。
  • 四季のうつろい、句の香り1~6:「花鶏」2019.6~2020.4。四季それぞれの季節感を著名俳句とともに綴ったエッセイ。
  • タイムトラベル 俳句の歴史1~22:「NHK俳句」2022.3~2024.3。室町連歌や江戸俳諧を経た後に明治期から昭和戦後期へ至る俳句史の消長を、各時期の俳句観の変遷や代表句とともに論じる評論。

メディア出演[編集]

出典は(リサーチマップ、青木亮人)。

テレビ

  • クイズあなたは小学5年生より賢いの?:日本テレビ、2024.1.5。小林一茶の作品クイズについての取材協力・監修[46]
  • 秘密のケンミンSHOW極 2時間SP:読売・日本テレビ、2023.10.12。愛媛と俳句文化の関係について解説[47]
  • あさイチ 愛でたいNippon 愛媛:NHK総合、2022.7.7。俳句文芸の特徴や魅力について解説[48]
  • 俳句王国がゆく 松山編:NHK総合、2017.10.15。道後界隈の正岡子規ゆかりの地を案内[49]
  • 学生俳句チャンピオン決定戦2017 瀬戸内の島で俳句サバイバル:NHK総合、2017.5.28[50]。審査員。
  • 四国えかとこ! 生誕150年正岡子規 苦難を楽しんだ人生:NHK松山、2017.1.8。正岡子規の解説。
  • モストのお天気歳時記:南海テレビ、2013.4~9。正岡子規の俳句解説担当[51]
  • NHK俳句:NHK総合、2011.8.7、10。三村純也氏のゲスト。

ラジオ

  • ことばの花束:エフエムいたみ、2010~定期出演中。各回ごとに俳句を数句紹介。
  • 坂の上のラジオ:南海放送、2022.10.15。愛媛に一時疎開した獅子文六について語る[52]
  • 安住紳一郎の日曜天国:TBSラジオ、2022.7.24。季語についてのコメント。
  • 坂の上のラジオ:南海放送、2020.9.11。正岡子規について語る[53]
  • 坂の上のラジオ:南海放送、2019.10.5,12。松山藩出身の正岡子規や高浜虚子、秋山兄弟等について語る[54]
  • NHKカルチャー 俳句の変革者たち:NHKラジオ、2017.4~7。近現代俳句史を解説[55]
  • 赤シャツの逆襲2 ドラマ&シンポジウム:南海放送、2016.5.29。松山時代の漱石について語る[56]
  • 近代国家の形成、子規と帝国大学:南海放送、2016.3.6。明治期の帝国大学と正岡子規についてのシンポジウム。
  • 一筆差し上げ候 正岡子規の書簡:南海放送、中四国ライブネット、2014.9.14。子規の人となりや彼の書簡についてのコメントなど[57]
  • えひめ・熱中・夢中人:エフエム愛媛、2013.2.2、9。中村時広知事との対談。


脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ 正確には愛媛大学独自の「特任教授」。学外の研究活動全般では教授号を名乗り、学内では教授相当の業務を担当するが、給与は准教授相当という称号。国立大学法人愛媛大学特任教授等称号付与規程を参照[1]
  2. ^ 青木亮人『愛媛文学の面影』創風社出版〈東予編〉、2022年。ISBN 9784860373269。"著者略歴"。 
  3. ^ 「俳句界」2018年8月号「如月真菜の俳句対談」、150頁。
  4. ^ [2]"君がいる俳句のセカイ第6回 スペシャルインタビュー"
  5. ^ 青木亮人『その眼、俳人につき』(邑書林、2013)、89頁。
  6. ^ a b 「朝日新聞」2008年8月21日、「子規と心理学 関係探る」記事
  7. ^ [3]"公式サイト"
  8. ^ 「キーパーソン」『愛媛新聞』、2012年11月18日。
  9. ^ a b 「愛媛新聞」2015年1月6日、「愛媛出版文化賞 受賞者に聞く」記事
  10. ^ a b 俳人協会、評論新人賞一覧”. 2022年12月31日閲覧。
  11. ^ a b 『「俳句文学館紀要」19号』俳人協会、2016年11月25日、109-128頁。 
  12. ^ a b 「毎日新聞」2019.1.27速報「俳人協会賞」”. 2022年12月31日閲覧。
  13. ^ セクト・ポクリット「趣味と写真と、ときどき俳句と35俳誌に連載させてもらうようになったことについて」”. 2023年2月13日閲覧。
  14. ^ a b c d researchmap,青木亮人”. 2024年2月29日閲覧。
  15. ^ note「趣味や音楽、写真、ときどき俳句09 アメリカの大学で村上春樹とBeach Boysを紹介した時のこと」”. 2023年7月15日閲覧。
  16. ^ 国際俳句協会HP、バイエルン独日協会の告知”. 2022年12月31日閲覧。
  17. ^ デュッセルドルフ日本クラブ”. 2022年12月31日閲覧。
  18. ^ note「趣味や音楽、写真、ときどき俳句01 「木綿のハンカチーフ」を大学授業で扱った時のこと」”. 2023年7月15日閲覧。
  19. ^ 「ラジオ・ポクリット ゲスト:青木亮人さん後編」”. 2022年12月31日閲覧。
  20. ^ 「愛媛新聞」2012年4月1日~2013年3月29に計53回掲載。
  21. ^ a b 愛媛県文化振興財団文化講座「『愛媛俳句・文学講座』『俳句史講座』 」講師:青木亮人”. 2022年12月31日閲覧。
  22. ^ 愛媛新聞カルチャースクール教室案内”. 2023年7月17日閲覧。
  23. ^ a b 「愛媛新聞」2021年1月12日、「愛媛出版文化賞 受賞者に聞く」記事。”. 2022年12月31日閲覧。
  24. ^ a b 「愛媛新聞」2023年1月19日、「愛媛出版文化賞 受賞者に聞く」記事。”. 2023年1月19日閲覧。
  25. ^ 愛媛大学HP「青木亮人准教授が松山市制施行130周年記念式典で功労表彰されました【12月15日(日)】」”. 2022年12月31日閲覧。
  26. ^ 愛媛大学HP「令和3年度学長賞及び学長奨励賞表彰式を挙行しました【11月22日(月)】」”. 2022年12月31日閲覧。
  27. ^ 愛媛大学HP「令和4年度学長賞及び学長奨励賞表彰式を挙行しました【10月4日(火)】」”. 2022年12月31日閲覧。
  28. ^ 「愛媛新聞」2023年1月15日、「愛媛出版文化賞 受賞者に聞く」”. 2023年1月15日閲覧。
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参考文献[編集]

  • 『愛媛 文学の面影』東予編(創風社出版、2022)、著者略歴。 ISBN 978-4860373269

外部リンク[編集]