青岩橋

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座標: 北緯40度20分42秒 東経141度16分28秒 / 北緯40.34500度 東経141.27444度 / 40.34500; 141.27444 青岩橋(せいがんばし)は、日本の青森県三戸町岩手県二戸市の境で馬淵川にかかる橋である。道路橋としては珍しいトレッスル橋で、橋面は鉄筋コンクリート。橋長189メートル、幅6メートル[1]1935年昭和10年)に架けられ、国道4号を通したが、後に青岩バイパスの青岩大橋に役割が交代した。

歴史[編集]

青岩橋がかかるまで、青森・岩手県境で奥州街道は馬淵川を渡ることなく、山道に入って蓑ヶ坂を越えていた。1885年明治18年)に木造の青岩橋が架けられ、街道が変更になった。この橋は1917年大正6年)に流された。この後も架けられたが、大水の被害に遭うことが多かった[2]

1934年(昭和9年)9月に着工し、国が工費16万8千円をかけて翌年7月に完成させた橋が、2015年現在まである青岩橋である。3千人の参列をもって8月19日に落成式が行われた[3]。これより国道は青岩橋のルートをとるようになった。

三戸町と金田一村当時の1970年(昭和45年)に青岩大橋が開通すると、国道はそちらを通るようになった。2006年平成18年)に、日本の土木学会が 平成18年度の選奨土木遺産の一つとして青岩橋を選んだ[4]。しかし老朽化が進んでおり、[5]車両通行止めとなる(歩行者は通行可能)。

2010年平成22年)7月16日JR西日本山陰本線の旧余部橋梁が供用を停止してからは、日本最長のトレッスル橋となっている。

脚注[編集]

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  1. ^ 土木学会鋼構造委員会歴史的鋼橋調査小委員会『歴史的鋼橋集覧』「青岩橋」。
  2. ^ 小泉敦『北の地域史』266頁。
  3. ^ 小泉敦『北の地域史』267頁。
  4. ^ 土木学会青岩橋」、2011年1月30日閲覧。
  5. ^ 小泉敦『北の地域史』268頁。

参考文献[編集]

  • 小泉敦『北の地域史 五戸・三戸・八戸』、北の杜編集工房、2010年。