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朝靄
湖面に浮かぶ朝靄

(もや)とは、空気中の細かい水滴等により視程が妨げられている状態。と発生原因は同じだが気象用語としては区別される。

水平視程[編集]

靄(もや)は霧と同じく地表や海面付近で大気中の水蒸気が凝結し、微小な水滴が多数浮遊している状態である[1]。ただし、気象用語では、水平視程200m以下の霧を濃霧、1km未満のものを霧、1km以上のものを靄(もや)としている[1][2]

原因物質[編集]

霧による視界悪化は純粋に微小な浮遊水滴が原因になっているが、靄(もや)による視界悪化は水滴だけでなく湿った吸湿性粒子も原因になっている[2]

靄(もや)は煙霧とともに新聞などで取り上げられることがある[3](気象用語上の煙霧は靄(もや)とは異なり、乾いた微粒子が原因で発生する視程10km未満、湿度75%未満の状態をいう[2])。

靄(もや)や煙霧による視界悪化は汚染大気(硫黄酸化物、窒素酸化物、硫酸塩、硝酸塩その他の有機物、すす、土壌由来の微粒子など)の影響を受けている場合もある[3]

慣用句[編集]

  • 寒煙迷離 - 廃墟などに靄が漂っている様子を見て、寂しく感ずること。

脚注[編集]

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  1. ^ a b 技術短信 No.25”. 東光コンサルタンツ. 2021年9月11日閲覧。
  2. ^ a b c しまね保環研だより No.134”. 島根県保健環境科学研究所. 2021年9月11日閲覧。
  3. ^ a b 衛環研ニュース 2005年6月 第11号”. 沖縄県保健医療部衛生環境研究所. 2021年9月11日閲覧。

関連項目[編集]