霊媒師いずな

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霊媒師いずな
ジャンル ホラー漫画青年漫画
漫画:現代都市妖鬼考 霊媒師いずな
〜the spiritual medium〜(第1部)
原作・原案など 真倉翔
作画 岡野剛
出版社 集英社
掲載誌 オースーパージャンプ
スーパージャンプ
レーベル ジャンプコミックスデラックス
発表号 2007年8月号 - 2010年8月号
(オースーパージャンプ)
2007年24号 - 2011年21・22合併号[1]
(スーパージャンプ)
発表期間 2007年7月18日 - 2011年10月2日
巻数 全10巻
話数 全70話
漫画:霊媒師いずな Ascension(第2部)
原作・原案など 真倉翔
作画 岡野剛
出版社 集英社
掲載誌 グランドジャンプ
グランドジャンプPREMIUM
レーベル ジャンプコミックスデラックス
発表号 2011年1号 - 2014年15号
(グランドジャンプ)
2014年9月号 -2016年7月号
(グランドジャンプPREMIUM)
発表期間 2011年11月16日 - 2016年6月22日
巻数 全10巻
話数 全73話
テンプレート - ノート

霊媒師いずな』(れいばいしいずな)は、原作:真倉翔・作画:岡野剛による日本青年漫画作品。

本項では便宜上、『スーパージャンプ』休刊までの内容である『現代都市妖鬼考 霊媒師いずな 〜the spiritual medium〜』(げんだいとしようきこう れいばいしいずな 〜ザ・スピリチュアル・メディウム〜)を「第1部」、『グランドジャンプ』移籍後の内容である『霊媒師いずな Ascension』(れいばいしいずな アセンション)を「第2部」と呼称する。

概要[編集]

第1部は、集英社青年漫画雑誌『オースーパージャンプ2007年8月号より2010年8月号(最終号)まで連載されていた。その合間、『スーパージャンプ』にも2007年24号より時折掲載されていたが、『オースーパージャンプ』の休刊により2010年19号より『スーパージャンプ』の連載となる。『スーパージャンプ』が2011年10月12日発売の21・22合併号で休刊したことに伴い、終了。

第2部は、『スーパージャンプ』と同じく青年漫画雑誌『ビジネスジャンプ』が合併して同年11月16日に創刊となった新たな青年漫画雑誌『グランドジャンプ』(月2回刊)で連載開始。2014年、『グランドジャンプ』の増刊号である『グランドジャンプPREMIUM』で連載を開始したばかりの『地獄先生ぬ〜べ〜NEO』と入れ替わる形で『グランドジャンプPREMIUM』に移動(2014年9月号~2016年7月号)。

第3部は、同じく『グランドジャンプPREMIUM』2017年1月号から連載開始。 掲載誌が青年向けということもあり、同じ作者らが1993年から1999年にかけて集英社の少年漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』に連載していた『地獄先生ぬ〜べ〜』(以後、『ぬ〜べ〜』)以上に過激な性的描写や残虐描写が盛り込まれている。その他、働く大人の苦悩などをテーマとした風刺的な話も多い。

『ぬ〜べ〜』で中学生だった霊媒師イタコ少女・葉月いずなが高校生となった現代で、迷える人々の妖怪に関する悩みや事件を解決していく物語。『ぬ〜べ〜』から3年後を描いたスピンオフという設定であるが、玉藻京介など一部の妖怪が登場すること以外[2]、『ぬ〜べ〜』との直接の繋がりは長期間にわたって明言されることなく物語が続いていた(鵺野鳴介〈以後、ぬ〜べ〜〉を指し、以前いた街で知人だった霊能者のように話すことはあった)。しかし、「Ascension #55 隠された絆」でついに登場したぬ〜べ〜が重傷を経て廃人と化していた状態から、本作の世界は『ぬ〜べ〜』の第137話「次元妖怪・まくらがえし」にて示されたパラレルワールドのうちの1つであることが示唆されている[3][4]が、修正された現代でぬ~べ~は本編通りに九州に転任していて、『ぬ〜べ〜』に繋がったことを示唆している。

登場人物[編集]

担当声優はVOMIC版のもの。

人間[編集]

主人公[編集]

葉月 いずな(はづき いずな)
声 - 伊藤静
本作の主人公。年齢は17歳(特別番外編では18歳)。イタコの孫娘で、高校2年生(特別番外編では高校3年生)の少女。現代社会の迷える人々を救っている。

第1部からの登場人物[編集]

新井(あらい)
第1部第8話から登場。名前は不明。若い男性の刑事で階級は巡査長新軸署生活安全課所属。一人称は「俺」。
かつて妹・ゆかりを悪徳霊媒師の詐欺によって亡くした為、霊媒師を人一倍憎んでいる。それ故、当初はいずなを詐欺師と見なして逮捕しようとするが、本物の悪霊やそれに対するいずなの行動を目の当たりにし、考えを改める。それ以降、いずなの金銭欲については相変わらず辟易しているものの、いずなの心根や実力については認めており、警察の捜査で解決出来ない悪霊や妖怪が絡む事件への協力を要請するようになった。第2部第4話で生活安全課から捜査一課に転属した事が本人から語られている。
いずなとの待ち合わせにルナの店を利用した際に、ルナと親しくなり交際を始める。
ルナ
第1部第11話から登場。名前の漢字表記は留奈[5]。一人称は「私」。名字は不明。年齢は30歳(特別番外編では31歳)。
裏路地の奥にある小さなバー「House Fairy」を営んでいる若い女性。一旦はヤクザによって店を買収されそうになったが、偶然知り合ったいずなに店を守ってもらった以降は彼女と親しくなり、よく話をしたり一緒に温泉旅行へ行く仲となった。
ルナの店には座敷童子が住み着いており、ルナが歌う歌に同調して妖気を出し、店に来る客を幸せにしている。
三木 三太(みき さんた)という戦場カメラマンの恋人がいたが、5年前に中東で爆弾テロに巻き込まれ死別している。後に前述の通り、新井と交際を始める。
実家は酪農家であり、家族からは家業を継ぐ事を望まれている。
『ヒロイン総選挙NUB48』の総合結果は第42位。
尾古女(おこじょ)
第1部第31話から登場。通称「おばば」。名前は第2部第31話で判明。名字は不明。イタコの老女。一人称は「ワシ」。
いずなが故郷に居た頃の師匠で、いずなの祖母。身体こそ小柄であるが、実力は夫に先立たれた現在でも孫娘を遥かに凌ぐ。孫娘の最も苦手な人物。なお、いずなの金銭欲は祖母譲りである模様。
ある日突然上京し、孫娘を連れて帰ろうとするが、彼女の思いを知って猶予を与える。
早乙女 沙聖(さおとめ さき)
第1部第33話から登場。名字は第1部第58話にて判明。一人称は「私」。
普段は三丁目教会シスターで、有事の際にはエクソシストを務めている少女。ある日公園の炊き出しボランティアに参加していたところ、偶然通りかかったいずなと知り合う。
1年前、尊敬していた神父を麻薬中毒の男に殺されたという過去を持つ。ある日、悪霊に取り憑かれた男を教会で助けようとするが、前述の過去から神への信仰に迷いを抱えていた為に失敗し、窮地に陥る。その場をいずなに救われた以降は彼女のことを信頼し、憧れるようになる。基本的にいずなからは単なる商売敵としか見られておらず、価値観の違いから衝突する事もある[6]
『ヒロイン総選挙NUB48』の総合結果は第15位。
中岡 栄史(なかおか えいじ)
第1部第35話に登場。一人称は「私」。いずなの父親。しかし、娘・いずなからは家庭崩壊の張本人として恨まれていた中年の男性。その理由は娘が3歳の頃に中岡が企業戦士だった為に家族との間に亀裂が入り修復不可能なまでに関係が悪化していた為である。海外支社への転勤の際に妻とはそのまま離婚となった[7]
後に娘が中学1年生の頃に上京した際に再会するも、駄業鬼(後述)に付け狙われており、火災が起きた自社で建設中のビルを守るべく飛び込んだ[8]際に襲われる。しかし、後をついてきた娘に助けられ、当初の目的は達成するも、娘が駄業鬼に殺されそうになった際に娘を庇って死亡した。
死に際にいずなは仕事よりも家族が大切だったという父親の本心を知って和解し、泣き崩れた。後に中岡の着ていたスーツが遺品として、いずなに渡された。
リン
第1部第42話から登場。名字は不明。年齢は13歳(特別番外編では14歳)。痩躯な中学1年生(特別番外編では中学2年生)の少女。霊感があり、霊や妖怪を見ることができる。ゲームやアニメが好きでパソコン等のIT関連が得意。天真爛漫な性格。一人称は「私」。
両親は幼少時代に離婚済み。共に暮らしていた母・令子が男遊びに溺れて家庭が崩壊したために家出をし、神[9]待ちをして生活していたが、ある妖怪に取り憑かれた男・野島の家に泊まり、店に寄った所を偶然いずなと出会った。その際にいずなから「野島が妖怪に取り憑かれてるから彼の家から出な」と教えて貰うが、信じずに野島の家に泊まる事になった。しかし、彼に殺されそうになったところをいずなに助けられ、彼女のセーラー服の裾を掴んで彼女に弟子入りを志願し、居候の身となり妹分になる。家出をする以前までは家庭事情ゆえに学校で孤立していたが、いずなと同居を始めてからは友達ができた模様。
第1部の終わりから第2部の初めまで尾古女の許で修行をしていた。
千佳羅に関してはいずなから悪人と吹き込まれていたが、実際の彼女と接してその冷酷な信念の根底に在る想いを知ってからは、複雑な感情を抱いている。
その後、いずなに千佳羅の真実を打ち明けるものの信じて貰えず、セーラー服のスカーフを掴まれて頬に平手打ちを受け、一方的に破門を言い渡されてしまう。呪殺師・役権現戸隠厳山の罠により、いずなと千佳羅が争っている所にそれが罠だと知らせに来たものの、それでもなお信じて貰えずにいたが、いずなが千佳羅に諭されたこともあり、漸く信じて貰える様になる。しかし、厳山によってトウビョウ・ハザマ送りに呑み込まれて命を落とし、魂は冥界と現世の狭間に取り残され未来永劫無くさまよう事になったが、厳山と自爆して死んだ千佳羅の魂の導きによって生き返り、いずなに肩に手を置かれ彼女と共に帰還した[10]
『ヒロイン総選挙NUB48』の総合結果は第35位。
ラン
第1部第64話から登場。いずなの使役する管狐が産んだ管狐。霊力も体力も兄弟達より遥かに貧弱だったため、母に間引かれそうになっていたところを自分の境遇と重ね合わせたリンに引き取られ、彼女の管狐となった。
令子(れいこ)
第1部42話から登場。リンの母親。娘・リンが幼少時代に離婚して以来男遊びに溺れ、娘を虐待していた腹黒い中年の女性[11]。一人称は「私」。
第1部51話ではある些細な出来事ノツゴに取り憑かれてしまい、いずなの助言からノツゴを鎮めるため、一時と言えど娘に愛情を示してショッピングやカラオケ、ケーキバイキング等を楽しんでいたが、偶然付き合っている男と鉢合わせして彼がリンをロリコン物の裏DVDを作る為に出演させる提案を出した時に金儲けの為にリンを売り物にしようとしたが反抗され、キレて暴力を振るう。その結果、ノツコを怒らせて蝕まれたが、リンが母を救いたいと願った為にノツゴは除霊されたが、何の礼も連絡もしなかった。
山本(やまもと)
第1部第48話から登場。名前は不明。新軸署捜査一課の中年の男性の刑事部長で新井とは同郷。一人称は「私」。
新井を通していずなに連続婦女暴行殺人事件の容疑者の心霊捜査を依頼する。その捜査が成功したことにより、後に新井を自身の捜査一課に転属させる。その後は新井と一緒に登場する事が多い。
ただし、第2部第4話での新井の台詞では何故か役職が課長になっていた[12]
千佳羅(ちから)
第1部第52話から登場。本名は千佳[13]四国出身の拝み屋の少女。いずなのライバル。一人称は「私」。
いずなと互角の実力や金銭欲の持ち主であるが、悪人に対する思想は彼女と違い、冷酷一徹。セリフの語尾には♡(ハートマーク)がついていることが多い。着物を身に纏っており、髪飾りには飴が入っている。大鎌を武器に持ち、その大鎌でナイフを振り払う事が出来る[14]
依頼者とその代金に見合った呪術を使い、笑みすら浮かべながら対象者を平然と呪い殺すが、親しくなった人間には感情を露にしたり、相手の覚悟や気持ちを尊重する度量もある。その為、依頼者の精神状態やその後を考えて対象者の殺害でなく二度と悪事を行えないように呪いを使うといった一面を持っている。話術も達者で、いずなを一時スランプに陥らせた。しかし、根っからの悪人ではなく、金儲けのために悪人に加担して罪のない人間を呪い殺すようなことは決してしない。この事実は現時点ではミサとリンのみが知っている。
幼少時代は四国の小さな村で両親と兄・信治(しんじ)と平穏に暮らしていた。しかし、大手製薬会社・セイント製薬が村に工場を建設したことで村の環境が一気に汚染されてしまったため両親と兄が中心となって抗議行動を起こした結果、製薬会社の依頼を受けた呪殺師・役権現戸隠厳山に家族を呪い殺され、村を滅ぼされてしまう。孤独となったその後は山中をさまよい、裏陰陽道の呪いの正統な伝承場の寺院に拾われ、呪術を習得した[15]
厳山の罠でいずなと争っていたが、それを罠だと知らせに来たリンが厳山に殺された為にいずなと和解し、いずなと協力して厳山に殺された人間の仇討ちをすること決意する。リンを殺された憎しみに駆られて厳山を殺そうとするいずなを止め、彼女を庇って厳山に心臓を串刺しにされた直後、身に刻み込まれた呪いと怨念のエネルギーを利用し厳山を道連れにして自爆し、冥界と現世の狭間で漂っていたリンを生き返らせて現世に送り帰した後、厳山と共に地獄に落ちた[16]
その後、スピンオフ作品『呪殺師 千佳羅』(後述)で初の主役を飾る。
『ヒロイン総選挙NUB48』の総合結果は第11位。
マナ
第1部第68話から登場。名字は不明。年齢は17歳(特別番外編では18歳)。沖縄の民宿経営者の孫娘で、ユタの娘。一人称は「私」。小学1年生の頃に母親を亡くしてから10年間、祖母と二人暮らし。母親を亡くしてから10年後にいずなと出会ってから母親の後を継いでユタとなった。

第2部からの登場人物[編集]

暴漢
第2部第7話から登場。本名不明。一人称は「俺」。年齢は18~20歳。ぼったくりバーで働き、生まれつき悪霊に取り憑かれていた為にあらゆる犯罪に手を染めてきたチンピラ。
5年前に当時中学生だった頃、ある同級生の少年をプールで溺死させるが反省することなく、それを自慢気に次々と犯罪に手を染めていくが、それが元で自身が殺した少年の両親から依頼を受けた千佳羅に狙われてしまう。
最終的にはいずなの決死の除霊で改心し、表情も穏やかになった。そして、前述の殺人を始めとしたこれまでの行いを心から反省して泣き崩れ、自身を狙ってきた両親に深く謝罪し、和解への兆しを見せた[17]。しかしその後、遺書を遺して入水自殺を図り、命を落とした。
深夢(みゆめ)
第2部第9話から登場。名字は不明。いずなが偶然見つけた春夢神社の巫女の少女。一人称は「私」。並外れた巨乳(むしろ超乳に近い)の持ち主であり、いずなから「神様もビックリの爆乳」と言われる。
夢祓い」という人の夢の中に入れる能力を持っているが、その能力の発動方法がかなり特殊[18]なため、普段は男子禁制となっている。喉の怪我によって単身で除霊の出来なくなったいずなに協力し、自身の能力で依頼者の除霊の手助けをした。それ以降いずなと友達になる。
『ヒロイン総選挙NUB48』の総合結果は第21位。
松江 ミサ(まつえ ミサ)
第2部第17話から登場。年齢は17歳。私立聖尾嬢学園高校2年生の女子生徒。一人称は「私」。容姿端麗・成績優秀・スポーツ万能の文武両道に恵まれた女子生徒達の憧れの的。
7年前に大好きだった当時中学1年生の兄を薮井舎に殺された過去を持ち、その仇を討つ為にいずなに弟子入りを志願するが拒絶され、泣き崩れていた時に千佳羅と出会い、呪殺を学ぶことになる。最終的に薮井舎の呪殺に成功するも、呪いの反動によって、いずなの目の前で命を落とした[19]
『ヒロイン総選挙NUB48』の総合結果は第40位。
薮井舎 毒盛(やぶいしゃ どくもり)
第2部第17話から登場。7年前、泥酔した状態でミサの兄の手術を受け持ち、殺してしまった過去を持つ薮医者の初老の男性。妻子持ちだが、愛人がいて妻に隠れて不倫をしている。最期はミサをタクシーで轢き殺そうとするが、ミサの呪殺で焼死した。
佐々倉 桂(ささくら けい)
第2部第31話から登場。小於仁村[20]出身の若い男性。一人称は「俺」。普段は風俗スカウトマンとして生計を立てている。
3歳の頃に八尺様と出会って目をつけられてしまい、近隣の村からイタコが集められ、八尺様から逃れる為に「子隠し」[21]によって故郷と両親から離れ、親戚がいる東京に暮らすことになる。その後、高熱を出して全てを忘れてしまったことで自分は親や故郷に捨てられたと思い込み、捻くれてやさぐれた人生を送っていた。
再び八尺様に狙われる身となり、いずなの家に匿われるが声真似に騙され、いずなと共に使われなくなった昔の地下鉄の駅に逃げ込む。今まで人のせいにして捻くれていたが、勇気を振り絞って八尺様に渾身の体当たりをしたことで4つ地蔵の結界の中に封印することができた。最後は故郷に帰って両親の元で真面目に働くことを決め、小於仁村に帰ることにした。
糸奈(いとな)
第2部第52話から登場。年齢は16歳(特別番外編では17歳)。痩躯な少女。一人称は「私」。日本有数の大財閥・鋏角(きょうかく)グループの総帥とメイド長の絹川の娘。
3歳の頃から13年間、蜘蛛妖怪・闇蜘蛛に取り憑かれて地下に監禁されていた。
地下に監禁されてから13年後にいずなに闇蜘蛛を除去して貰ったが、母・絹川を父・鋏角に銃殺された上、父は封印から解き放たれた闇蜘蛛に殺されて孤独となり、いずなに引き取られ、リンに続く彼女の妹分になる。
13年間、闇蜘蛛に取り憑かれていた為、その能力が使えるが、13年間監禁されていた影響から、感情は乏しく無口で、実年齢に対して思考は幼いものの、テレビの影響で関西弁を多用する事が多くなるが、まだ世間知らずな所が多々ある[22]
『ヒロイン総選挙NUB48』の総合結果は第32位。
大財閥の会長
第2部52話から登場。本名不明。一人称は「ワシ」。日本有数の大財閥・鋏角グループの総帥で糸奈の父親。娘・糸奈を道具としか思って無いほど、冷酷な人物。
娘を蜘蛛妖怪・闇蜘蛛に取り憑かせて13年間、地下に監禁していた。娘を地下に監禁してから13年後にいずなに闇蜘蛛を除去されてしまうがそれに気付いていずなを殺そうとし、彼女を庇った妻・絹川を射殺、娘に取り憑いていた闇蜘蛛に殺された。
絹川(きぬかわ)
第2部52話から登場。下の名前は不明。一人称は「私」。大財閥・鋏角グループのメイド長。会長の妻で糸奈の母親。夫とは正反対に娘思いの人物。娘・糸奈を解放しようとするが夫に気付かれ、いずなを庇って夫に射殺された。
鵺野 鳴介(ぬえの めいすけ)
第2部第55話から登場。年齢は28歳(特別番外編では29歳)。元・童守小学校5年3組の担任の男性教師。愛称「ぬ〜べ〜」。
3年前にいずなと初めて出会い、いずなと初めて出会った年に彼女達が引き起こしてしまった白虎事件で除霊に失敗して重傷を負ってしまい、会話もほとんどできなくなり車椅子に乗って点滴を受けながら、かつての同僚にして想い人だったリツコ先生に介護されている。
後に妖怪チャブクロの力で過去改変に成功したいずなの努力で、過去の事件自体がなくなり助かっている事が判明し、九州の小学校に転勤した。その時点ですでに結婚しており、地元の児童たちからそのことでいじられていたが、相手についてははっきりしていない[23]
第9巻の巻末のおまけコーナーにも登場して、第67話のサービスシーンに突っ込みを入れたり、いずなに「続編なんかを始めたから移籍することになった」と突っ込まれたりとメタ発言で口論をしていた。
高橋 律子(たかはし りつこ)
第2部55話から登場。年齢は27歳(特別番外編では28歳)。童守小学校の女性教師。かつてはロングヘアだったが、髪を切ってショートヘアになっている。
白虎事件で除霊に失敗し、重傷を負って廃人同然となってしまったぬ~べ~の介護に勤しんでいる。
稲葉 郷子(いなば きょうこ)
立野 広(たての ひろし)
細川 美樹(ほそかわ みき)
木村 克也(きむら かつや)
栗田 まこと(くりた まこと)
第2部第56話から登場。年齢は14歳(特別番外編では15歳)。中学2年生(特別番外編では中学3年生)の生徒。3年前にいずなと初めて出会った。いずなと初めて出会った当時は小学5年生だった児童達でぬ〜べ〜の元・教え子5人組。
げんこつ屋の店主を助けるために当時中学2年生だったいずなと共に白虎の尾の針を横領したことが原因で、騒動に発展する。
烏丸 孝太郎(からすま こうたろう)
第2部第60話から登場。年齢は28歳(特別番外編では29歳)。妖怪チャブクロの力で過去改変に成功した世界でのいずなの婚約者。一人称は「俺」。
大手建設会社・集英建設の会長と下町の屋台ラーメン屋の店員の息子。誠実で良識的な性格の男性であり、恋人とはいえ未成年のいずなには指一本触れなかったらしい。いずなにとって理想的な男性であった。
1年前に登山中で自殺者の霊を供養していたいずなと出会い、共に遭難してしまうが妖怪・死霊喰に襲われたところをいずなに救われた。その1年後にいずなから事情を聞かされた後に破局し、社運をかけたプロジェクトのためにアフリカへ旅立った。
田辺(たなべ)
第2部63話から登場。大手製薬会社・セイント製薬の部長の初老の男性。汚職をしていてその隠蔽の為に呪殺師・役権現戸隠厳山を雇っている。
普段は陰気かつ狡猾で、厳山のことを「先生」と呼んで腰巾着のように振る舞い、自分の手を汚さずに邪魔な人間を殺す分、厳山以上の卑劣漢であり、いずなと千佳羅が共闘してセイント製薬に潜入した際は厳山にいずな達の抹殺を依頼し、自分はそのまま安全な場所に逃げ込むほどの卑怯者。
しかし、千佳羅の回想では反対運動を起こす村人達を黙らせるよう厳山に依頼し、千佳羅の故郷への呪殺に同行した際は呪いに苦しむ村人達の叫びに怯えたり、幼少時代の千佳羅やリンといった女児や少女を相手に躊躇いなく暴力を振るう厳山に顔を青ざめながら怯え、異を唱えるなど、厳山と比べると弱者に対する同情心をわずかに持ち合わせている。
厳山が千佳羅と共に地獄へ落ち、死亡したその後の動向については一切不明。
役権現 戸隠 厳山(えんのごんげん とがくし げんざん)
第2部63話から登場。千佳羅と深い因縁を持つ霊能力者の中年の男性。一人称は「俺」。
表向きは善良な除霊師だが、裏では大企業の大手製薬会社・セイント製薬と結託し、企業の汚職の隠蔽の為に邪魔者を呪殺する卑劣で残酷な殺し屋霊媒師。千佳羅の故郷の村人達を呪殺した張本人で、千佳羅が呪殺師としての道を歩むことになった元凶。呪術だけでなく鈍器[24]や刀剣や幻、念力も使える。
一見ふざけた性格をしているが、いずなと同等の実力を持つ千佳羅を赤子扱いする程の実力を誇り、いずなを手玉に取るほどの演技・話術に長けている。しかし、いずなの事も陰で邪魔者と見なしており、千佳羅と殺し合いをさせる形で二人まとめて始末しようと企てている。また、自分の行った呪殺を千佳羅のせいにして彼女に押し付けている。
多弁で忍耐力に欠け依頼者・田辺への忠誠心が薄く、彼に無許可でいずなと千佳羅を罠に嵌めて対決させたり、リンのような企業にとって呪殺の対象外の人間を殺害したりする等の勝手な行動を取るほどのやり過ぎな面も持つ。いずなと千佳羅の共闘によって追い詰められてスタンガンを使ったり、いずなの黒い管狐で殺されそうになった時に命乞いをするなど手段を選ばないが、いずなを庇って心臓を串刺しにされた千佳羅の自爆で共に死亡し、地獄に落ちた。

人外[編集]

妖怪[編集]

駄業鬼(だごき)
第1部35話から登場。いずなの父親を殺した妖怪でいずなの父親の仇。虚無地獄から這い上がって来た鬼。一人称は「私」。覇鬼と違って知的な妖怪。いずな、尾古女、沙聖、深夢、リンの力によって追い詰められるがそれでも倒されず、最後は玉藻京介が放った一撃で滅び去った。
しかし密かに人間へと姿を変えて生存しており、誰にも気づかれることなく人間社会の中へ消えていった。以降は登場していない。
玉藻 京介(たまも きょうすけ)
第1部56話から登場。医者に化けている妖狐。403歳(特別番外編では404歳)。人間や鬼に対して強い興味を示す。
レイ
第2部10話から登場。吸血鬼
普段は新軸蚊舞伎町のホストクラブで働いている。美男子だが、Mな一面がある。一人称は「僕」で片言口調。
戦闘力は通常だと一般人女子高生にも劣るほど非力だが、人間の美女(特に処女)の血を吸うと常人の数十倍以上に上がる。沙聖に一目惚れしてアプローチをするが、沙聖が吸血鬼の天敵である聖職者ゆえ退治される始末で上手く想いを伝えられない[25]
闇蜘蛛(やみぐも)
第2部52話から登場。13年前に当時3歳だった糸奈に取り憑いていた蜘蛛妖怪。糸奈に取り憑いてから13年後、糸奈から解放されて彼女の父親を殺した。
ゆきめ(雪女)
特別番外編から登場。雪女で、ぬ~べ~の妻。特別番外編では20歳。ぬ~べ~と結婚してから4年後に玉藻が勤務している病院に行っていずなと再会する。酒癖が悪くて「鵺野先生が私を抱いてくれないから」といずなのセーラー服のリボンを掴んだり、ルナの店で相談したルナや沙聖や深夢を氷漬けにしたりして、いずなも氷漬けにしようとしたが駆け付けたぬ~べ~に止められて彼と和解した。
覇鬼(ばき)
特別番外編から登場。ぬ~べ~の鬼の手に封印されている妖怪。ぬ~べ~と和解してから4年後に妹・眠鬼と喧嘩[26]をして妹が家出をした。妹が玉藻に捕縛されてから妹と和解した。
眠鬼(みんき)
特別番外編から登場。覇鬼と絶鬼の妹。ぬ~べ~と和解してから4年後に兄・覇鬼と喧嘩[27]をして家出をした。兄に勝つ為に強い妖怪や霊力が強い人間をパンツにしようとする為に玉藻を狙って東京に来て彼にパンツを盗まれてルナの店まで彼を追う。玉藻を追う為に新井やレイやカメコをパンツにする。玉藻をおびき出す為に町の人間を盾に取って彼をパンツにしてスカートとパンツを脱いだいずなとそのパンツを取り争ってたが、実はパンツにされた玉藻は彼の幻視の術で見せた木の葉で、捕縛術・気尾乃縄で捕縛された。後を追ったぬ~べ~にお仕置きされて彼と融合している兄と和解した。

[編集]

八尺様(はっしゃくさま)
第2部31話から登場。

神獣[編集]

白虎(びゃっこ)
第2部56話から登場。一人称は「我」。尻尾の針はどんな万病でも治療する事が出来る。3年前にいずなに呼び出されて美樹に尻尾を切断されたことで怒り、美樹、郷子、まこと、克也、広、いずなを殺そうとする。その後ぬ~べ~に撃退されたが呪いの傷を負わせ、3年後に呪いを発動させてぬ~べ~を廃人にした。このことはいずなに強い罪悪感を抱かせ、彼女は童守町を飛び出すこととなった。
後にぬ~べ~と妖怪チャブクロの力で過去へ訪れたいずなによって倒され、意味深な言葉[28]を吐きつつ、どこかへ消えた。しかしいずなが尻尾の針を切り取っていたので、それを用いてぬ~べ~の治療を行ったため呪いは発動せず、ぬ~べ~は五体満足で生き続けられるようになった。

ラジオドラマ(VOMIC)[編集]

2008年9月5日から配信。

キャスト
主要担当声優は上述。ここではそれ以外のキャストについて記す。

呪殺師 千佳羅[編集]

昼は拝み屋、夜は悪人には冷酷一徹の呪殺師・千佳羅を主役としたスピンオフ作品。『グランドジャンプPREMIUM』にて、2回掲載され、『霊媒師いずな Ascension』8巻に収録された。

強い恨みを抱いた者の前に姿を現す千佳羅が呪術でターゲット(主に悪人)を裁き、ターゲットは千佳羅によって哀れな末路を迎えるという、『必殺シリーズ』や『地獄少女』のような勧善懲悪調のストーリーとなっている。

登場人物[編集]

千佳羅(ちから)
本作における主人公。
詳細は「#千佳羅」の項を参照。
雲賀 月太(うんが つきた)
以前チンピラに絡まれたところを平仁屋に助けられるが、それ以来彼に脅されていた若い男性。恋人の愛に贈る婚約指輪と引き換えに千佳羅に平仁屋の失望死を依頼した。
愛(あい)
月太の恋人の若い女性。極魚会のヤクザ達から暴行を受けてしまう。
平仁屋(ひらにや)
暴力団「極魚会(ごくぎょかい)」のヤクザの男性。名前の通り、ピラニアと似た厳つい顔つきをした卑劣な性格で、金づる目的で月太に近付き、彼から金銭を脅し取っていた。
月太から失望死の依頼を受けた千佳羅の呪術によって臓器を失い、残った心臓をピラニアの水槽に放り込まれたことで平仁屋はショック死、「極魚会」も壊滅状態に追い込まれた。
狭山 浩(さやま ひろし)
速見の引き起こした事故で妻の民子と娘の美雪を失った男性。
家族を守れなかった悲しみと無念から、速見が出所する1年半まで引きこもり状態にあった。偶然速見のサイトを見つけたことで自分が犯した罪を反省していないことを察し、復讐ではなく説得に向かうが一方的に袋叩きにされたため速見への憎しみが再燃。千佳羅に速見の恐怖死を依頼し、家族を殺された強い憎しみから廃人同然と化した速見を一方的に嘲笑う。そしてとどめを刺そうとしたが、千佳羅によって現世に呼び寄せられた妻子と再会して思い留まり、父親としての優しさを取り戻して速見を見逃した。
狭山 民子(さやま たみこ)、狭山 美雪(さやま みゆき)
浩の妻子。速見が引き起こした事故で亡くなったが、千佳羅によって天国から現世に呼び寄せられ、浩と再会する。
速見 昇(はやみ しょう)
有名政治家の息子。自身の危険運転で浩の妻子を事故死させ、1年6ヶ月の懲役を受けるも、出所後も反省することなく、自動車での危険運転を続けていた。
激昂した浩から恐怖死の依頼を受けた千佳羅の呪術で幻覚を見せられて精神が破綻し、廃人同然と化した。しかし、妻子との再会で己の過ちに気づいた浩に殺されずに済んだものの、車を見ると恐怖で失禁しながら一目散に逃げ出す程のトラウマを負わされた。

単行本[編集]

『Ascension』第8巻には本作のスピンオフ作品、「呪殺師 千佳羅」を掲載。

脚注[編集]

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  1. ^ 2010年19号より毎号連載となった。
  2. ^ 弟子の細川美樹(「それからの地獄先生ぬ〜べ〜」〈『ぬ〜べ〜』コミックス第31巻に収録〉)とスポンサーの堂守寺和尚(「さらにそれからの地獄先生ぬ〜べ〜」〈『ぬ〜べ〜』文庫版第20巻に収録〉)も未登場。
  3. ^ ぬ~べ~が重傷を負った事件の1週間前の出来事がぬ~べ~無印136話の「死を招く紫鏡」ということになっている。
  4. ^ 同エピソードの原作にはいずなは登場しないが、アニメでは郷子の会社の先輩として登場して「お局様」と呼ばれて後輩たちから煙たがられている。
  5. ^ 第2部第13話にて判明。
  6. ^ ただし、ルナやリンと一緒に沖縄旅行に誘うなど仲間意識はある。
  7. ^ 中岡は妻に娘と一緒に来るように誘うも断られる。
  8. ^ 地下に溶接用の酸素ボンベなどが残されていたためそれを撤去しに行った。
  9. ^ この場合の「神」は、その日の寝食を提供してくれる人を指す。
  10. ^ その後いずなと共に命の恩人である千佳羅の墓に礼をつくした
  11. ^ ただし親権自体は未だに彼女が持っている状態。
  12. ^ 役職は課長より刑事部長のほうが上。
  13. ^ 第2部第66話で判明。
  14. ^ また、バズーカ砲も使った事もある。
  15. ^ この事実をリンにだけ話したが、リンがいずなに伝える直前にトウビョウでその記憶を消した。
  16. ^ 死後はいずなからリンの命の恩人と認めて貰って墓に花を供えられた
  17. ^ 千佳羅に依頼した両親は、男が息子を殺したことだけが憎かったのではなく、反省もせずに平然と暮らしていたことが許せなかっただけで、最終的には改心した男の心からの謝罪を受け入れ、依頼を取り消した。
  18. ^ お互い全裸になり、依頼者に深夢が添い寝をするというやり方。
  19. ^ その後遺されたミサのリボンは、いずなの手に渡った。
  20. ^ 小於仁村の隣村は、おばばの出身地。
  21. ^ 子供を遠くに逃がし、連絡を一切断つ、つまり初めから子供がいなかったことにしなければならない。
  22. ^ チャブクロによる過去改変後では、烏丸と付き合っていたいずなに対して「リア充爆発しろ」と語った。
  23. ^ 児童達は「奥さん」としか言っていない。
  24. ^ 鈍器で幼少時代の千佳羅やリンを殴った事もある。
  25. ^ 聖水を浴びせられたり、聖書を贈られたり、マリア像に触れたり等で身体を焼かれる羽目になり、ほとんど失敗に終わっている。沙聖に正体を知られて退治された際はいずなの手によって復活している。
  26. ^ 兄妹喧嘩の原因はテレビのリモコンチャンネルの取り合い。妹が家出をしたことで後に反省した覇鬼は眠鬼にこれからテレビはアニメを観ていいと言い彼女に謝罪した。
  27. ^ その際にぬ~べ~とゆきめが住んでいた家が家屋崩壊してしまった。
  28. ^ 前述のぬ~べ~への呪いのこと。

外部リンク[編集]