電気科

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電気科(でんきか)は、電気保守などの基本的な知識技術を修得させる学科工業科の専門科目のうち、「電気基礎」、「電気機器」「電気実習」などを中心に学習し、電力応用等の基礎基本を学ぶ。工業高等学校では、電子科と併設または一体になっている場合が多い。

卒業すると、無試験で電気主任技術者資格が取得できる認定校が多い(要実務経験)。ほとんどの学校でこれらの資格を取るための学習・自習を行うのが中心である。卒業すると、電気工事の仕事や電気関連の製造業に就く者が多く、また工学部などに推薦で進学する者もいる。

専門教科

以下のものは基本的な場合であり、各学校によって学習する教科や学年は一部異なる。

1年時

■電気基礎

・主に直流回路について学ぶ。オームの法則をはじめ、磁気回路、コンデンサ回路など。

■情報技術基礎

・電気科で重要なプログラミング、論理回路2進法などを学習する。

■工業技術基礎

・1年次における実習である。電気科の基礎となる電気回路旋盤加工 、電気工事電子工作などを体験する。

2年時

■電気基礎

・主に交流回路について学ぶ。電線の結線方式や三相交流など。また、多くの学校で電気工事士の試験に向けての学習もする。

■電気機器

誘導電動機変圧器の仕組みを学習する。

■電力技術Ⅰ

・主に発電の仕組み、電気工事士法水車ダムの仕組みを学習する。

■電子技術

トランジスタの仕組みや電子回路音響機器の仕組みを学習する。

■工業技術基礎

・1年時と異なり座学中心の授業となる。内容としてはタッチタイピングの学習やSPI、各種資格取得の勉強を行う。

■電気実習

・1年次に工業技術基礎で学習したものを、より発展させた内容を体験する。また、製図の実習などもこの学年で行う学校が多い。

3年時

■電力技術Ⅱ

・2年時に習った電力技術Ⅰをより発展させたもの。主にⅡでは電気軌道照明などパワーエレクトロニクスに関係する内容を学習する。

■電気製図

電気工事に関わる設計やCADシステム、ドラフターによる製図を行う。

■電気実習

・1年時及び2年時に学習したことを基にさらに発展的な内容を行う。

■課題研究

・小グループで工業に関するテーマをそれぞれ設定し、その課題の解決を図ることを目的とする。

・資格取得に向けた学習を行う。

・課題研究の成果を発表、展示する。


関連項目[編集]