雑賀俊郎
雑賀 俊朗(さいが としろう 1958年10月25日)- は、日本の映画監督。 2014年より本名:雑賀俊朗を用いている。
来歴・人物[編集]
福岡県北九州市出身。福岡県立東筑高等学校→早稲田大学社会科学部卒。(株)泉放送制作を経て、現在(株)サーフ・エンターテイメント社長。映画監督、TV番組プロデューサー、ディレクター、企画立案・脚本も多く手がける。
最新作映画「カノン」は中国のアカデミー賞とされる金鶏百花映画祭 国際映画部門において、 最優秀作品賞・最優秀監督賞・最優秀女優賞の三冠を達成した。これまでに数多くのTVドラマや番組の企画立案、プロデューサー、ディレクターを務めてきたが、2001年「クリスマス・イヴ」で劇場映画監督デビュー。その後、映画の作品に活発に参加しはじめ、2008年 「チェスト!」では角川日本映画エンジェル大賞受賞、香港フィルマート日本代表。2013年「リトル・マエストラ」は、上海国際映画祭の日本映画週間に招待される。
主な監督作品[編集]
劇場公開映画[編集]
- クリスマス・イヴ (2001年)
- ホ・ギ・ラ・ラ(2002年)ガリンペイロプロジェクト第一弾
- RANBU ~艶舞剣士~(2004年)
- チェスト! (2008年)角川日本映画エンジェル大賞受賞作品、香港フィルマート日本代表作品
- 海の金魚 (2010年)
- リトル・マエストラ(2012年)上海国際映画祭 日本映画週間 2013 招待作品
- 神話の国の子供たち(2014年)
- カノン(2016年)2016年〜2017年公開
- 第二六回 金鶏百花映画祭 国際映画部門 最優秀外国作品(作品賞 監督賞 女優賞、映画祭クロージング上映作品に選ばれた)。
- 第七回 北京国際映画祭 コンペティション部門"天壇賞"日本代表 公式入選。
- 第二〇回 上海国際映画祭 公式部門 日本映画週間 ゴールドクレイン賞 (最優秀作品賞、最優秀監督賞ノミネート、最優秀助演女優賞、審査員特別女優賞 )。
- 第四回 シルクロード映画祭 日本映画週間招待。
- レッド・シューズ(2022年公開予定)
- Lady Kaga(2023年秋公開予定)[1]
テレビ[編集]
- 「金沢のコロンボ1-3」シリーズ テレビ東京(2014-16年)企画・ディレクター
- 「土曜ワイド劇場-おとり捜査官・北見志穂」シリーズ テレビ朝日(1998-2017年)プロデューサー
- 「おかわり飯蔵」テレビ東京連続ドラマ (2005年)ディレクター
- 「ティッシュ」テレビ朝日連続ドラマ (2006年)ディレクター
- 「恋うたドラマスペシャル」TBS(2008年)プロデューサー
- 「黒木メイサ フラメンコ・魂の踊りに出会う旅」NHK・BS及び総合 (2008年)企画・ディレクター
- 「怪談百物語1-3」NHK制作局長賞受賞 NHK総合(2009-11年)企画・ディレクター
- 「正月スペシャル〜雅の世界 百人一首」NHK総合(2010年)企画・ディレクター
- 「戦地からの手紙」NHK総合 (2010年8月)企画・ディレクター
- 復興支援特別番組「YELL~こころからこころへ声を繋ぐ~」BSーTBS(2011年)企画・ディレクター
- 「文豪の湯」BSーTBS(2012年)企画・ディレクター
- 「長谷川潤 ハワイを踊る」NHK・BS(2012年)企画・ディレクター
- 「忘れないで夢を~漫画家やなせたかしと妻・暢(のぶ)~」NHK総合 プレミアムドラマ(2013年)ディレクター
- 「朝ドラ同窓会〜ごちそうさん」NHK・BS(2016年)ディレクター
- 「My dream my life」日本・ミャンマー合作ドラマ(2017年)ディレクター
Vシネマ[編集]
- ポイズン(1996年)
- ダメージ(1996年)
- 新・麻雀放浪記1(1999年)
- 新・麻雀放浪記2(1999年)
- 新・麻雀放浪記3 死闘編(2000年)
- 新・麻雀放浪記4 旅情編(2000年)
- ドサ健 麻雀地獄(2001年)
- 新・麻雀放浪記(2001年)
- 死霊波(2004年)
脚注[編集]
- ^ “小芝風花さんが着物でタップダンス!?フェローズ企画・制作の石川県が舞台の映画「Lady Kaga」(レディ・カガ)が、2022年5月末から加賀温泉郷で撮影開始!” (プレスリリース), 株式会社フェローズ, (2022年4月27日) 2022年4月27日閲覧。