隙間雲

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隙間層積雲
隙間層積雲
略記号 pe
雲形記号 CL4CL5CL8CM3CM5CM6など
変種 隙間雲
高度 地上付近~15,000 m
特徴 広がっていて、隙間が多数ある
降水の有無 あり
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隙間雲(すきまぐも, perlucidus)とは、を広範囲に覆ってしまうの中でも、隙間があってそこから空が透けて見えるような雲のこと。高積雲層積雲に現れ、雲の透明度による分類である変種の1つ。「すきま雲」とひらがな表記することもある。また、まだら雲とも呼ぶ。

学術名"perlucidus"は、ラテン語で「光が通り抜けるのを許容する(光が通り抜けられる)」という意味があり、これに因んで名付けられた。

空一面にどんよりと広がる隙間雲

小さい雲片が集まって斑点のようになったものや、大きな層状の雲に細かい切れ間が多数できたものなどが、この雲に分類される。

高積雲はもともと多数の雲辺が隣り合って並ぶ雲であり、隙間高積雲はその雲がつぶれたような形をしている。層積雲の場合、小さな雲辺が成長して巨大になっていく過程で、隣り合う雲同士がくっついてその間に隙間ができることで隙間層積雲になる。いずれも、雲が成長して空全体に広がっていく過程でできるもので、曇りや雨の前触れとして現れることが多い。

これに似た変種として、太陽の位置が分からないほど厚い雲は不透明雲、同じく位置が分かるような薄い雲は半透明雲と呼ばれているが、これらの雲も曇りや雨の前触れとして現れる。

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