随筆春秋賞

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随筆春秋賞
佐藤愛子奨励賞
随筆春秋 創刊号 表紙.png
随筆春秋創刊号。1993年発行。
受賞対象エッセー
会場都内のホール
日本の旗 日本
主催随筆春秋
初回1995年 第1回
最新回2021年 第27回
受賞者太田幸昌(第1回)、近藤健(第8回)、濱本久子(第11回)、手塚崇(第16回)、佐藤茂男(第22回)、福岡完(第25回)
公式サイト同人誌 随筆春秋公式HP

随筆春秋賞(ずいひつしゅんじゅうしょう)は、日本文学賞。ジャンルはエッセーエッセーを対象とした文学賞では、ほかに文芸思潮エッセイ賞[1][2]小諸・藤村文学賞などがある。エッセーは、日本では、著名な作家や有名人の副業と見られる傾向があるが、本来は詩歌俳句と並んで文芸のひとつの分野である。

概要[編集]

創立30周年を迎える随筆春秋[3]公募[4]文学賞[5]であるジャンルはエッセ―。題材やテーマは自由で、年齢制限もない。規定枚数は、400字詰め原稿用紙換算で5枚程度。優秀賞が1名、佳作が若干名、入選が20名程度選出される。応募総数は毎年400作品を上回り、コロナ禍の2020年度は1000作品にせまる勢いだった。入選作品の一部は、随筆春秋の紙面で読むことができる。第8回優秀賞受賞の近藤健は、エッセー歴史の分野で、経歴20年のサラリーマン作家として活躍中。不定期だが、地方紙にもエッセーが掲載される。現在、同人誌 随筆春秋の代表を務めている。第11回佳作受賞の濱本久子[6]については、随筆春秋土曜美術出版販売などから、エッセー集、集の出版が多数。なお、第11回は佳作がトップ賞だった。随筆春秋賞では、敢えて優秀賞を出さない年度もある。ほかに、第1回優秀賞に太田幸昌[7]、第16回優秀賞に手塚崇[8]、第22回最優秀賞(当該年度限りの特別賞)に佐藤茂男[9]、第25回優秀賞に福岡完[10]

随筆春秋賞の求める作品[編集]

人間を書くこと[12][編集]

  1. 自分、家族、友人、知人、誰でもよいがテーマは人間で。
  2. 表面的なことや日時、数値よりも、内面重視で。
  3. 立派な面だけでなく、愚かさや儚さも、そのまま書く。

読者に伝える努力をする[12][編集]

  1. わかりやすい言葉で、漢字も常用漢字のみで。
  2. 比喩も用いて、読者が頭の中にくっきり映像を描けるように。
  3. 読者の喜怒哀楽の、琴線にふれれば成功。

自分が「私」として登場すること[12][編集]

  1. テーマとしては別の人が主人公でも、自分と関わった部分を書くこと。
  2. 「私」以外の一人称を使う時は、読者が感情移入できるか注意する。
  3. 自分がほとんど登場しない作品は、訴求力が弱いと考えること。

選考委員[編集]

2021年現在[編集]

過去の選考委員[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]

出典[編集]

  1. ^ 文芸思潮ウェブサイト”. アジア文化社. 2021年8月26日閲覧。
  2. ^ 文芸思潮エッセイ賞”. アジア文化社. 2021年8月26日閲覧。
  3. ^ 同人誌 随筆春秋(一般社団法人)”. 同人誌 随筆春秋(一般社団法人). 2021年7月24日閲覧。
  4. ^ 公募ガイド社の公式HP内の https://www.koubo.co.jp/contest/literature/essay/107730.html に随筆春秋賞(公募)の情報が記されている。
  5. ^ 公募ガイド社の公式HPの https://www.koubo.co.jp/contest/literature/essay/107730.html に、随筆春秋賞が文学賞として公募を行っていることが記されている。
  6. ^ 以下URLは、同人誌 随筆春秋(一般社団法人)内のページ。https://zhs.jp/99_blank043.html ここに、随筆春秋の会員である濱本久子の著作が紹介されている。
  7. ^ 以下URLは、同人誌 随筆春秋(一般社団法人)の公式HP内のページ。https://zuishun.jp/99_blank030.html ここに、太田幸昌が紹介されている。
  8. ^ 以下URLは、同人誌 随筆春秋(一般社団法人)公式HP内のページ。https://zuishun.jp/99_blank007.html ここに手塚崇が紹介されている。
  9. ^ 以下URLは、同人誌 随筆春秋(一般社団法人)公式HP内のページ。https://zuishun.jp/99_blank032.html ここに佐藤茂男が紹介されている。
  10. ^ 以下URLは、同人誌 随筆春秋(一般社団法人)公式HP内のページ。https://zhs.jp/99_blank005.html ここに福岡完が紹介されている。
  11. ^ 公募ガイド社の公式HPの https://www.koubo.co.jp/contest/literature/essay/107730.html の部分に、随筆春秋賞(公募)の記事があり、その中に、「佐藤愛子奨励賞」も記されている。
  12. ^ a b c 以下URLは、同人誌 随筆春秋(一般社団法人)公式HP内のページ。https://zuishun.jp/99_blank016.html ここに「随筆春秋では以下のような作品を求めています」と題した文章が掲載されている。それを出典としている。
  13. ^ 同人誌 随筆春秋の公式HP内の https://zuishun.jp/99_blank020.html に佐藤愛子のことが記されている。
  14. ^ 同人誌 随筆春秋の公式HP内の https://zuishun.jp/99_blank023.html に竹山洋の名前が記されている。
  15. ^ 同人誌 随筆春秋の公式HP内の https://zuishun.jp/99_blank028.html に近藤健の名前が記されている。
  16. ^ 荒川十太(池田元)”. 同人誌 随筆春秋(一般社団法人). 2021年7月24日閲覧。
  17. ^ 以下は同人誌 随筆春秋HP内の「堀川とんこう」について書かれたページのURL。https://zuishun.jp/99_blank022.html
  18. ^ 以下は同人誌 随筆春秋内の「布施博一」ついて書かれたページのURL。https://zuishun.jp/99_blank021.html
  19. ^ 同人誌 随筆春秋の公式ページ https://zuishun.themedia.jp/の ◆沿革◆の部分に、この早坂暁の名前が記されている。
  20. ^ 斎藤信也先生(随筆春秋HP内)”. 同人誌 随筆春秋(一般社団法人). 2021年7月24日閲覧。
  21. ^ 斎藤信也先生(随筆春秋HP内)”. 同人誌 随筆春秋(一般社団法人). 2021年7月24日閲覧。
  22. ^ 同人誌 随筆春秋の公式HP https://zuishun.themedia.jp/ の◆沿革◆の部分に、この北杜夫の名前が記されている。
  23. ^ 同人誌 随筆春秋の公式HP https://zuishun.themedia.jp/ の◆沿革◆の部分に、この金田一春彦の名前が記されている。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]