陽はまた昇る (映画)
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陽はまた昇る | |
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監督 | 佐々部清 |
脚本 |
西岡琢也 佐々部清 |
原作 |
佐藤正明 『映像メディアの世紀』 |
製作 | 高岩淡 |
出演者 |
西田敏行 渡辺謙 緒形直人 真野響子 夏八木勲 江守徹 仲代達矢 |
音楽 | 大島ミチル |
撮影 | 木村大作 |
編集 | 大畑英亮 |
配給 | 東映 |
公開 |
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上映時間 | 108分 |
製作国 |
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言語 | 日本語 |
興行収入 | 4.2億円[1] |
『陽はまた昇る』(ひはまたのぼる)は、2002年に公開された佐々部清監督による日本映画。
VHSの開発プロジェクトの実話を脚色した物語。日本ビクター(現:JVCケンウッド)、ソニー、松下電器産業(現:パナソニック)など会社名がそのまま出ている[2]。登場人物は実在の人物と多少名前を変えてあるが、松下幸之助のみ実名のままとなっている。
あらすじ[編集]
高度経済成長の最中の日本。カラーテレビも完成した当時、ビデオ事業は当たれば5000億円のビジネスになると言われ、家庭用VTRの登場が待ち望まれていた。当時業界8位、弱小メーカーと呼ばれていた日本ビクターもビデオ事業に乗り出した。しかし日本ビクターのVTR事業部は不良品続きで返品が多く、不採算部門でいつ事業の解散が行われてもおかしくない状態だった。「部長就任はクビを言い渡されたようなもの」そんな噂すら流れていた。そんなビデオ事業部に異動することになったのは加賀谷静男(西田敏行)。加賀谷はビデオ事業部の有様を見て愕然とする。しかし、加賀谷は内に情熱を秘め、新しい家庭用VTRを開発することを胸に誓う。そんな中、当時大学生の就職人気No.1の巨大企業であるソニーが革命的な家庭用VTRであるベータマックスを開発。国内で発売することを発表した……。
キャスト[編集]
横浜工場ビデオ事業部
- 加賀谷静男(事業部長):西田敏行
- 大久保修(事業部次長):渡辺謙
- 江口涼平(システム開発課員・後に松下に転職):緒形直人
- 小野俊夫(システム開発課長):加藤満
- 服部一義(システム開発課員):田山涼成
- 平井友輝(ビデオ開発課長):中村育二
- 新田泰介(ビデオ開発課員):蟹江一平
- 大木良弘(ビデオ開発課員):崔哲浩
- 小島孝志(ビデオ開発課員):永倉大輔
幹部
- 加賀谷家
- 横浜工場近くの人々
- その他
- 松下幸之助(松下電器産業相談役):仲代達矢
- 寺山彰(ソニー社長):江守徹
- 宮下茂夫(日立製作所ビデオ事業部長):新克利
- 大野久志(三菱電機事業部長):石丸謙二郎
- 柏木夏佳(ソニー研究員・江口の交際相手):篠原涼子
- 小出収美(通産省機械情報局電子機器課長):國村隼
スタッフ[編集]
- 監督:佐々部清
- 製作者:高岩淡
- 企画:坂上順、西村元男
- プロデュース:厨子稔雄、小松茂明
- 原作:佐藤正明『映像メディアの世紀』(日経BP社刊/文春文庫)
- 脚本:西岡琢也、佐々部清
- 撮影:木村大作
- 撮影応援:加藤雄大、佐々木原保志、林淳一郎
- 音楽:大島ミチル
- 挿入歌:麻丘めぐみ「わたしの彼は左きき」
- 製作:東映、東映ビデオ、JVCピクチャーズ、加賀電子、シチエ、日本出版販売
関連項目[編集]
脚注[編集]
外部リンク[編集]
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