限界団地 (テレビドラマ)

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限界団地
ジャンル 連続ドラマ
放送時間 土曜23:40 - 翌0:35(55分)
放送期間 2018年6月2日 - 7月28日(8回)
放送国 日本
制作局 東海テレビ
企画 横田誠(東海テレビ)
演出 湯浅典子
千葉行利
脚本 香坂隆史
プロデューサー 遠山圭介(東海テレビ)
高橋史典(ケイファクトリー
馬場三輝(ケイファクトリー)
出演者 佐野史郎
音声 ステレオ放送
字幕 文字多重放送
データ放送 データ放送
エンディング majiko「ひび割れた世界」
外部リンク 公式サイト

特記事項:
第2話は前日(9日)のフジテレビ制作『「土曜プレミアム・映画・海街diary」 』(21:00 - 23:35)が通常より25分拡大となるため、25分繰り下げの0:05 - 1:00に放送(日曜放送)。
6月16日はフジテレビ制作2番組『さんまのお笑い向上委員会』(23時40分 - 翌0時10分、通常より30分繰り下げ)・『2018 FIFAワールドカップ デイリーハイライト』(17日0時10分 - 0時40分)を放送のため、休止。
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限界団地』(げんかいだんち)は、2018年6月2日から7月28日まで東海テレビの制作により、フジテレビ系列オトナの土ドラ」枠で放送されていたテレビドラマである。主演は本作が連続ドラマ初主演となる佐野史郎[1]

キャスト[編集]

寺内誠司
演 - 佐野史郎
主人公。元々あやめ町団地の住人だったが、息子の結婚を機に離れていたものの息子夫婦が火事で亡くなったのを機に団地に父・仁と孫・穂乃花を連れて移り住む。大学教授だった妻の生前、定年退職前にリストラにあい、専業主夫として暮らしていたため、裁縫や料理など生活能力が非常に高い。
息子夫婦の死は煙草の不始末だとされていたが、実際には誠司が二人を気絶させた後に息子一家の家に火をつけて殺害。息子夫婦の死亡保険金などにより、億単位の現金を保有している。息子については、穂乃花同様に血のつながった家族といえども愛情を見せる素振りはない。
外面が良く、次々と団地を改革していくなど行動力もあり、団地の住民からの信頼は厚いが、その裏で団地を自らの理想郷と捉え、(溺愛する穂乃花のためにも)その平穏と安寧を保つことに異常に執着している。そのためには手段を問わず、周りの人間を次々と罠にはめ、穂乃花に横柄な態度をとった独居老人のほか、最初に移り住んだ頃の知人でもお構いなしに次々と殺害・追放していく。その姿をスーパーヒーロー「ダンチマン」と位置づけている。
第5話での仁からの暴露を受けて第6話での金田に調査を依頼した結果、死別した妻に生前浮気されていたことを知り、理想の家族とは程遠い生活をしていたことを思い知らされる。その後妻の墓前で妻の浮気を許すとしたが、代償として「君が生んだ子どもたちとはお別れだ」と共に収められていた息子夫婦の遺骨を(穂乃花の正気を取り戻させるための除霊の意味も込めて)ドラム缶に放り込み焼却処分する。
第8話冒頭で江理子に刺されるも、血だらけになりながら穂乃果を追って外に出て、河川敷で高志に殴られ転落する。その際に頭を強く打ち10ヶ月もの間昏睡状態となる。
しかしその後奇跡的に回復し、病室から脱走。引き続き裏で繋がっていた金田の情報を頼りに、江理子を殺そうとしていた高志を絞殺する。
一家で暮らす部屋のほか、幽霊部屋と呼ばれるかつて暮らしていた部屋も借り上げており、自分の不都合や荷物をしまう倉庫として使っていたほか、脱走後はここに潜伏していた。
穂乃果の8歳の誕生日を前に江理子に潜伏場所を通報され、殺人容疑逮捕されるが、その後の取り調べの際もなお「刑務所内でも回覧板を回しますよ」と団地に執着する様子を見せた。
桜井江理子
演 - 足立梨花
あやめ町団地の寺内一家の向かいの号室に住む専業主婦、高志の妻。誠司曰く「理想の団地妻」。夫に頭が上がらず、肩身の狭い思いをしていた。
加代子に隠し撮りされた写真を見た誠司によって、穂乃花の「理想の母親」に適任であると思われている。
第8話で誠司を団地から排除し穂乃果を家族として迎え入れ、颯斗と3人で別の団地で暮らす。移住後は絵本作家として生計を立てている。
しかしその裏で、事実上の2代目ダンチマンとして”パワーアップ”し、誠司同様に団地に執着するようになり、最後は団地を小馬鹿にした穂乃果の同級生の家に放火したような描写がなされた。
桜井高志(1~3話、7話~最終話)
演 - 迫田孝也
江理子の夫。妻である江理子を馬鹿にし、不倫している。
誠司が引っ越してきて以降に起こる不審な出来事から、不信感を抱き避け続けている。
職場の同僚と不倫関係にあったことを知った誠司の罠にはまり、不倫相手を覚醒剤(史代が寺内一家のタンスに隠したもの)で殺されてしまう。
そのせいで自身にも薬物使用の容疑がかかってしまい(誠司はこの一件を「フライデー」と呼ぶ)、仕事も失い、その後江理子と別居状態となる。
第7話で団地に戻り、穂乃花を誘拐して団地の一室に監禁し誠司を脅迫したが、偶然見かけていた金田によって穂乃果の居場所がバレてしまう。
別居の際に誠司から手切れ金を受け取っており、それを使って食いつないでいた。
最終話で血だらけの誠司を殴り気絶させ、その後江理子に復縁を迫る。しかし、「私達にあなたは必要ない」と罵倒され、江理子に暴力をふるったため警察の厄介になる。が、交番の巡査に暴行を加え逃亡、江理子を殺すべく漫画喫茶に潜伏する。
しかし、そのことを金田に知らされた誠司によって殺害される。
金田哲平
演 - 山崎樹範
あやめ町団地自治会長。昼間から集会所で成人向け雑誌を読みふけったり、自室でアダルトビデオを鑑賞したりする。ヘビースモーカーである。
かつての夢、探偵を誠司に叶えてもらう。この夢の名残からか盗聴器などに詳しく、金に目が眩んで史代に誠司の様子を逐次報告するなどしていたほか、霊能力詐欺師の片棒を担いでいたこともある。
狂気にまみれた誠司の本性を知る数少ない人物だが、度々口車に乗せられていい気になってしまい、誠司に協力してしまうほか、過去の悪行をもみ消すべく誠司をけしかけて霊能力詐欺師を殺害させた。
最終話では取り壊し前のあやめ町団地から一番最後に退去することになる。
誠司の狂気に慄くものの、すぐに口止め料を要求するなど懲りない性格で、それが幸いして最終話になってまで誠司から大金を手に入れ、特に自身の悪行・犯罪が明るみに出る事もなければ命の危険にさらされる事もなく新たな道へ進む。
寺内穂乃花(最終話:桜井穂乃果)
演 - 渡邊詩
誠司の孫。誠司曰く、「両親は穂乃花を傷つけることしかしなかった」。時折亡き両親の霊が見えているかのような言動を行う。
誠司が両親を殺害したこと等を全て知っていた。
ある日、亡き両親の霊と会話したそぶりを見せた後、一言も発しなくなり、川に飛び降りて自殺未遂をする。
最終話で誠司と江理子の修羅場を目撃し、「ひとごろし」「だいっきらい」「しんじゃえ」等、誠司を突き放す。
後にそのことを後悔し、謝罪したいと話すが、誠司の逮捕でそれも叶わなくなる。
桜井颯斗
演 - 前田虎徹
江理子と高志の息子。穂乃花の同級生。
麻生知恵
演 - 鈴樹志保
あやめ町団地の住人。颯斗の同級生の母親で、PTAの関係の癖からか江理子のことを「颯斗くんママ」と呼ぶ。
五木田幹朗
演 - 古川がん
あやめ町団地の住人。村瀬からは「ゴキちゃん」と呼ばれている。
最終話で団地取り壊しが決定し、周りが去っていく中立ち退かず最後まで金田と共に団地に残っていたが、生活態度が一変し、ゴミ屋敷の中で孤独死してしまう。
村瀬弘志
演 - 伊藤正之
あやめ町団地の住人。いつも五木田とセットでいる。
八十島花子(2話~)
演 - 阿南敦子
あやめ町団地の金田の向かいの号室に住む女性。未亡人であり、夫を失った悲しみから大音量で夫の好きだったデュエットソングを歌うなどしていた。
金田とは険悪な状態が続いていたが、そのことを知った誠司により団地の自治会でのど自慢の機会を設けられ、金田と和解する。
和解以降、ドラマを通して金田と特に仲がよい。
チャン・リンリン
演 - 川添野愛
あやめ町団地住人の中国人。
ストーカーに悩まされていたが、誠司にけしかけられた金田によってストーカーの正体を突き止めてもらう(曰く「気持ち悪い客」とのこと)。
二宮勇人(5話~7話)
演 - 郭智博
江理子の高校時代の先輩。あやめ町団地の取り壊し計画を担当する。メンヘラ女からのストーカーに悩まされている。
誠司の江理子に対する日々の言動から不信感を抱き、墓地までついていき、誠司の殺人告白を聞き、江理子と颯斗を団地から離れるよう伝える。
第7話で誠司の罠にはまり、警察沙汰を起こしてしまったほか、誠司のラジコンとなったストーカーに刺され重傷となる。
菊池史代(1~4話)
演 - 朝加真由美
穂乃花の母方の祖母。誠司の息子の再婚相手の母親。余命幾ばくもなく、誠司が娘夫婦を殺した証拠をつかもうと度々入院先から脱走しては誠司に連れ戻されている。
誠司を止め、穂乃花を救うべく団地住人をあの手この手でけしかけようとするが、ことごとく事態を察知した誠司に妨害され、ただの心身を病んだ老人だと思われてしまう。
どこからともなく覚醒剤を手に入れ寺内一家の部屋に隠し誠司をはめようとするが、これも利用されてしまい、最終的には病室で金田と会話しているところを誠司に見つかり、殺害される(手口等は不明)。
寺内仁(1~5話)
演 - 山谷初男
誠司の父、穂乃花の曽祖父。歳のせいか物忘れが激しく、誠司との老老介護状態だったが、実際には孫夫婦を殺した誠司が恐ろしくなり、ボケたふりをしていた。誠司が加代子の夫を殺したことを知る数少ない人物であり、妻との生活を壊したくない一心でそのことを50年間隠し続けてきた。しかし息子夫婦を手にかけて以降狂っていった誠司を止めるべく、加代子の夫や孫夫婦を殺したことを住人に暴露するなどで住民にSOSを発信していたが、そのことを誠司に見抜かれた後、第5話にて本当に認知症になってしまい、老人ホームへと入所する。
認知症を発症する直前に、誠司の妻が大学の同僚と不倫していたことを暴露する。
東加代子(1~4話)
演 - 江波杏子
団地の住人の一人。当時を知る住人曰く、若い頃はかなりの美貌だった。移り住んだ当初、夫からDVを受けており、その現場を目撃した当時中学生だった誠司が夫を殺してしまう。これが誠司にとって最初の殺人となる。
以来夫の遺骨をトランクに詰め込み、同じ部屋で生活を続けていた。
誠司とは長らく協力関係にあったが、4話で夫の遺骨を自ら燃やした後に誠司に自分を殺すよう依頼し、命を絶つ。

スタッフ[編集]

放送日程[編集]

各話 放送日 サブタイトル[3] EPG欄 演出
第1話 6月02日 最狂のおじいちゃんが帰ってきた 団地にやってきた”最狂のおじいちゃん” 湯浅典子
第2話 6月10日 団地はしんせいなところです
第3話 6月23日 自分をぎせいにするおじいちゃん 千葉行利
第4話 6月30日 おじいちゃんと加代子さんのひみつ 湯浅典子
第5話 7月7日 行け!ダンチマン! 千葉行利
第6話 7月14日 おじいちゃんのこくはく 高橋貴司
第7話 7月21日 仕上げはおじい~ちゃん 爲川裕之
最終話 7月28日 さらばダンチマン! 千葉行利

脚注[編集]

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外部リンク[編集]

東海テレビ制作・フジテレビ オトナの土ドラ
前番組 番組名 次番組
いつまでも白い羽根
(2018年4月7日 - 5月26日)
限界団地
(2018年6月2日 - 7月28日)
いつかこの雨がやむ日まで
(2018年8月4日 - )