阿倍粳蟲

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阿倍粳蟲
時代 奈良時代前期
生誕 不明
死没 不明
別名 氏:安倍、名:粳虫、糠虫、糠蟲
官位 従五位上図書頭
主君 聖武天皇
氏族 阿倍朝臣
父母 父:阿倍嶋麻呂?阿倍広庭?
道守古美奈藤原良継室)
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阿倍 粳蟲(あべ の ぬかむし)は、奈良時代貴族。姓は安倍、名は粳虫糠虫糠蟲とも記される。平城嵯峨両天皇の曾祖父。



出自[編集]

各種系図では参議阿倍嶋麻呂の子とされるが[1]、従五位下の叙爵時期が嶋麻呂(天平12年(740年))より14年も早いことから父子関係には疑問がある。一説では中納言阿倍広庭の弟もしくは息子(嶋麻呂の兄)とする[2]

経歴[編集]

神亀3年(726年従五位下叙爵聖武朝において、天平3年(731年図書頭、天平5年(733年縫殿頭を歴任し、天平7年(735年)に従五位上に昇叙されている。中務大輔も務めたとされる。

官歴[編集]

注記のないものは『続日本紀』による。

系譜[編集]

子の道守(みちもり)は、無位であったとされる[6]。その子には畿内観察使兄雄主殿頭男笠、弟雄がいたとされる。安倍晴明高祖父。または高祖父の祖父。

脚注[編集]

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  1. ^ 「安倍氏系図」(『続群書類従』巻第170所収)、「安倍氏系図」(『群書類従』巻第63所収)、『尊卑分脈』など
  2. ^ 宝賀[1986: 372]
  3. ^ 『尊卑分脈』
  4. ^ a b 『尊卑分脈』など
  5. ^ 鈴木真年『百家系図稿』巻5,阿倍
  6. ^ 公卿補任

出典[編集]