阿佐ケ谷駅

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阿佐ヶ谷駅から転送)
阿佐ケ谷駅
Asagaya station.JPG
南口(2008年8月)
あさがや
Asagaya
所在地 東京都杉並区阿佐谷南三丁目36-2
北緯35度42分17.2秒 東経139度38分7秒 / 北緯35.704778度 東経139.63528度 / 35.704778; 139.63528座標: 北緯35度42分17.2秒 東経139度38分7秒 / 北緯35.704778度 東経139.63528度 / 35.704778; 139.63528
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
電報略号 カヤ
駅構造 高架駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度-
35,647人/日(降車客含まず)
-2021年-
開業年月日 1922年大正11年)7月15日
乗入路線 2 路線
所属路線 中央線(快速)*
(正式には中央本線
駅番号 JC08
キロ程 7.0 km(新宿起点)
東京から17.3 km
JC 07 高円寺 (1.2 km)
(1.4 km) 荻窪 JC 09
所属路線 中央・総武線(各駅停車)
(正式には中央本線)
駅番号 JB05
キロ程 中央本線に同じ
千葉から53.4 km
JB 06 高円寺 (1.2 km)
(1.4 km) 荻窪 JB 04
備考 直営駅[1]
区 東京都区内
* 平日のみ停車
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北口(2010年5月)

阿佐ケ谷駅(あさがやえき)は、東京都杉並区阿佐谷南三丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線である。駅番号は中央線快速電車がJC 08、中央・総武線各駅停車がJB 05

運転系統としては、急行線を走る中央線快速電車、および緩行線を走る中央・総武線各駅停車の2系統が停車する。ただし中央線快速電車は平日ダイヤ時のみ停車する(「中央線快速#快速停車駅について」も参照)。また、特定都区市内制度における「東京都区内」に属する。

所在地の地名は阿佐谷だが、駅名は「阿佐谷」である。

歴史[編集]

元々、中野荻窪の間には駅がなく、阿佐ヶ谷村の住民にとって交通の便が悪かったため、村民によって駅の誘致運動が始まった。名主の相沢喜兵衛が運動の中心となり、鉄道省に対して自身の保有していた個人の敷地を全て提供すると提案。一度は却下されたものの、その後も精力的な活動を続け、1922年に当駅が開設された[2][3]

駅構造[編集]

急行線・緩行線それぞれに1面2線の島式ホームがある、計2面4線の高架駅である。直営駅[1]指定席券売機が設置されている。出口は中杉通りに抜ける改札口(東口)と駅ビルであるビーンズくるく(旧阿佐ヶ谷ダイヤ街)に抜ける改札口(西口)の2ヶ所がある。

2003年にJR東日本の改札外駅ナカ商業施設である「Dila阿佐ヶ谷」が中杉通り側にオープンした[報道 2]。2017年7月に「阿佐ヶ谷ダイヤ街」を「ビーンズくるく」へ、「Dila 阿佐ヶ谷」を「ビーンズぷらす」へ改称し、「ビーンズてくて」を開業。2019年10月18日には、ビーンズくるく1階のリニューアルが完了し、くるく・ぷらす・てくての3館から構成される「ビーンズ阿佐ヶ谷」がグランドオープンした[報道 4]

西口(ビーンズくるく側)は窓口が無く、ビーンズくるくの営業時間内のみ、かつ、交通系ICカードでのみ利用可能となっている。また、チャージ機(紙幣のみ取り扱い)配置で、きっぷ等は販売されていない。

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先
1 JB 中央・総武線(各駅停車) 西行 三鷹方面
2 東行 新宿千葉T 東京メトロ東西線方面
3 JC 中央線(快速)
※平日のみ停車
下り 三鷹・立川八王子高尾方面
4 上り 新宿・東京方面

(出典:JR東日本:駅構内図

  • 土曜・休日は中央線(快速)の全列車が通過するため、3・4番線ホームは閉鎖される。
  • 2020年3月14日のダイヤ改正以降、早朝・深夜に設定されていた東京駅発着の各駅停車が消滅した[報道 5]
  • 平日の中央線下り快速(3番線発)は中野駅以西の各駅に停車するので「各駅停車」と案内され、E233系では「快速」表示も行われない。
  • 中央線快速は、2020年代前半(2021年度以降の向こう5年以内)をめどに快速電車に2階建てグリーン車を2両連結させ12両編成運転を行う。そのため、12両編成の列車が停車できるようにホームを延長する工事などが実施される[報道 6][新聞 4]

利用状況[編集]

2021年(令和3年)度の1日平均乗車人員35,647人である。

近年の1日平均乗車人員の推移は下表の通り。

年度別1日平均乗車人員[統計 1][統計 2]
年度 1日平均
乗車人員
出典
1990年(平成02年) 44,712 [* 1]
1991年(平成03年) 45,899 [* 2]
1992年(平成04年) 46,934 [* 3]
1993年(平成05年) 47,005 [* 4]
1994年(平成06年) 45,912 [* 5]
1995年(平成07年) 45,388 [* 6]
1996年(平成08年) 45,537 [* 7]
1997年(平成09年) 44,561 [* 8]
1998年(平成10年) 44,085 [* 9]
1999年(平成11年) [JR 1]43,744 [* 10]
2000年(平成12年) [JR 2]43,724 [* 11]
2001年(平成13年) [JR 3]43,935 [* 12]
2002年(平成14年) [JR 4]44,039 [* 13]
2003年(平成15年) [JR 5]44,204 [* 14]
2004年(平成16年) [JR 6]43,970 [* 15]
2005年(平成17年) [JR 7]43,869 [* 16]
2006年(平成18年) [JR 8]44,566 [* 17]
2007年(平成19年) [JR 9]45,255 [* 18]
2008年(平成20年) [JR 10]44,699 [* 19]
2009年(平成21年) [JR 11]44,303 [* 20]
2010年(平成22年) [JR 12]43,800 [* 21]
2011年(平成23年) [JR 13]43,096 [* 22]
2012年(平成24年) [JR 14]43,538 [* 23]
2013年(平成25年) [JR 15]44,298 [* 24]
2014年(平成26年) [JR 16]44,101 [* 25]
2015年(平成27年) [JR 17]44,615 [* 26]
2016年(平成28年) [JR 18]44,666 [* 27]
2017年(平成29年) [JR 19]45,642 [* 28]
2018年(平成30年) [JR 20]46,089 [* 29]
2019年(令和元年) [JR 21]45,603 [* 30]
2020年(令和02年) [JR 22]34,264
2021年(令和03年) [JR 23]35,647

駅周辺[編集]

周辺は住宅街であり、駅周囲には商店街も多い。南口には長大な商店街、阿佐谷パールセンターがある。この商店街では8月の第1週目に阿佐谷七夕まつりが開催され、アーケードを多くの飾りや人形が彩る他、当駅構内にも七夕飾りが設置される。また、北口にはスターロード、北口アーケード街などがある。

北口・南口とも[編集]

  • 中杉通り
  • ビーンズ阿佐ヶ谷 - 高架下ショッピングセンター

南口[編集]

UFJ銀行があった頃の阿佐ヶ谷南口。撮影場所は現在改修されたためこの風景ではない。

北口[編集]

西友阿佐ヶ谷店

バス路線[編集]

北口[編集]

乗り場 運行事業者 系統・行先 備考
1 関東バス 阿45中野駅
無番:阿佐谷営業所
 
2 阿01中村橋駅
阿04阿05白鷺一丁目
無番:阿佐谷営業所
 
3 阿03:中村橋駅
阿50石神井公園駅
阿51下井草駅
無番:阿佐谷営業所
「阿03」系統は早朝1本のみ運行
4 阿02:白鷺一丁目
阿05荻窪駅
 

南口[編集]

運行事業者 系統・行先 備考
西武バス 荻15:長久保
荻15-2大泉学園駅
 
都営バス
京王バス
渋66渋谷駅 / 杉並車庫前 /和田堀橋 / 堀ノ内二丁目  
杉並区コミュニティバス「すぎ丸 けやき路線浜田山駅 / 永福町 永福町行は平日夜のみ運行

隣の駅[編集]

東日本旅客鉄道(JR東日本)
JC 中央線(快速)
特別快速「ホリデー快速おくたま・あきがわ」・通勤特快・中央特快・青梅特快・通勤快速(以上は全列車)・快速(土曜・休日)
通過
快速(平日、下り高尾方面は「各駅停車」扱い)
高円寺駅 (JC 07) - 阿佐ケ谷駅 (JC 08) - 荻窪駅 (JC 09)
JB 中央・総武線(各駅停車)・T 東西線直通
高円寺駅 (JB 06) - 阿佐ケ谷駅 (JB 05) - 荻窪駅 (JB 04)

脚注[編集]

[脚注の使い方]

記事本文[編集]

注釈[編集]

  1. ^ イベント「阿佐谷ジャズストリート」にちなみ、ジャズ風のアレンジになっている。

出典[編集]

  1. ^ a b c 「2021年度営業関係施策(その3)」について提案を受ける! (PDF)” (日本語). 輸送サービス労組東京地本 (2021年12月18日). 2021年12月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月22日閲覧。
  2. ^ 杉並中央線誕生物語2:中野~西荻窪|すぎなみ学倶楽部
  3. ^ 天沼熊野神社 - 古道散策
  4. ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 5号、25頁
  5. ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 5号、27頁
  6. ^ 駅の情報(阿佐ケ谷駅):JR東日本” (日本語). 東日本旅客鉄道. 2022年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月5日閲覧。
報道発表資料[編集]
  1. ^ Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初) (PDF)” (日本語). 東日本旅客鉄道. 2019年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月27日閲覧。
  2. ^ a b “中央線のイメージアップが始まります 阿佐ヶ谷駅があたらしく生まれ変わります” (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道, (2003年4月8日), オリジナルの2020年5月20日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20200520034625/https://www.jreast.co.jp/press/2003_1/20030406.pdf 2020年5月20日閲覧。 
  3. ^ “ジャズピアニストの演奏を駅のホームで♪ JR阿佐ケ谷駅の発車ベルが「たなばたさま(ジャズ風アレンジ)」に変わります!” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 杉並区広報課, (2014年7月2日), オリジナルの2020年7月11日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20200711153902/https://www.city.suginami.tokyo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/012/902/260702hasshaberu_tanabatasama.pdf 2020年7月12日閲覧。 
  4. ^ a b “2019年10月18日(金) ビーンズ阿佐ヶ谷グランドオープン! JR阿佐ヶ谷駅直結!「ユニクロ」オープン” (PDF) (プレスリリース), ジェイアール東日本都市開発/ビーンズ, (2019年9月26日), オリジナルの2020年7月12日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20200712135032/https://www.jrtk.jp/topics/wp-content/uploads/2019/09/746a6f5924f640e5f69619859c194e03.pdf 2020年7月12日閲覧。 
  5. ^ “2020年3月ダイヤ改正について” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道, (2019年12月13日), p. 6, オリジナルの2019年12月13日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20191213080612/https://www.jreast.co.jp/press/2019/20191213_ho01.pdf 2020年7月23日閲覧。 
  6. ^ “中央快速線等へのグリーン車サービスの導入について” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道, (2015年2月4日), オリジナルの2019年9月24日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20190924030537/https://www.jreast.co.jp/press/2014/20150203.pdf 2020年4月21日閲覧。 
新聞記事[編集]
  1. ^ 「阿佐ヶ谷駅高架下23店焼く 煙突上に火が走る 弱かった仕切り」『朝日新聞』昭和42年9月18日、12版、15面
  2. ^ “高円寺・阿佐ヶ谷・西荻窪 エスカレーター設置”. 交通新聞 (交通協力会): p. 2. (1975年9月30日) 
  3. ^ “エスカレーター稼働 JR東京地域本社 阿佐ケ谷、西荻窪駅緩行線”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (1995年6月7日) 
  4. ^ “JR東日本、中央線のグリーン車計画を延期”. 産経新聞. (2017年3月24日). オリジナルの2017年3月24日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170324011255/https://www.sankei.com/smp/economy/news/170324/ecn1703240001-s1.html 2020年11月29日閲覧。 

利用状況[編集]

  1. ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
  2. ^ 杉並区統計書 - 杉並区
JR東日本の1999年度以降の乗車人員
東京都統計年鑑

参考文献[編集]

  • 曽根悟(監修)「中央本線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第5号、朝日新聞出版、2009年8月9日。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]