阪急7000系電車

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阪急7000系電車
能勢電鉄7200系電車
阪急7000系電車 写真の7019Fは既にリニューアルされている[1]。 (2015年9月12日、神戸線岡本駅)
阪急7000系電車 写真の7019Fは既にリニューアルされている[1]
(2015年9月12日、神戸線岡本駅
基本情報
運用者 阪急電鉄
製造所 アルナ工機
近畿車輛(7014F中間車の更新工事のみ)
製造年 1980年 - 1988年
製造数 210両
投入先 神戸本線神戸高速線今津線伊丹線宝塚本線箕面線
主要諸元
編成

2両(1M1T・2M0T)

4両(2M2T)
6両 (4M2T)
8両 (4M4T)
軌間 1,435 mm
電気方式 直流1500V
架空電車線方式
最高運転速度 宝塚線:100 km/h
神戸線:115 km/h
能勢電鉄妙見線·日生線:80km/h(能勢7200系)
起動加速度 2.8 km/h/s
減速度(常用) 3.7 km/h/s
減速度(非常) 4.2 km/h/s
編成定員 【2両編成】
280(座席100・立席180)
【6両編成】
880(座席324・立席556)
【8両編成】
1,180(座席436・立席744)
【リニューアル1・8両編成】
1,116(座席420・立席696)
【リニューアル2・8両編成】
1,032(座席380・立席652)
車両定員 【先頭車】
140(座席50・立席90)
【中間車】
150(座席56・立席94)
【リニューアル1先頭車】
132(座席48・立席84)
【リニューアル1中間車】
142(座席54・立席88)
【リニューアル2先頭車】
123(座席43・立席80)
【リニューアル2中間車】
131(座席49・立席82)
編成重量

【2両編成】
76.8t (7005F)
70.1t (7016F)
69.8t (7030F)
64.2t (7031F - 7037F)
【6両編成】
181.9t(7017F・7023F)
【8両編成】
252.4t(鋼製車)
224.9t(アルミ車)

【リニューアル2・8両編成】
264.5t
全長 19,000 mm
全幅 2,750 mm
全高 4,095 mm
車体 普通鋼
アルミニウム合金(7011F・7021F以降)
台車 S形ミンデンドイツ式ダイレクトマウント空気ばね台車
M車:FS-369A・T車:FS-069A
主電動機 直流複巻電動機
(形式:SE577)
全閉自冷式永久磁石同期電動機(PMSM)(7012F~7015F,7019F,7022F,能勢7200F)
主電動機出力 150kW(形式:SE577)
190kW(形式:SEA538A:7012F~7015F,7019F,7022F)
190kW(能勢7200F)
(1時間定格)
駆動方式 WNドライブ
歯車比 5.31
編成出力 【2両編成】
150kW×4=600kW (1M1T)
150kW×8=1,200kW (2M0T)
【4両編成】
150kW×8=1,200kW
190kW×8=1,520kW (能勢7200F)
【6両編成】
150kW×16=2,400kW
【8両編成】
150kW×16=2,400kW
190kW×16=3,040kW (7012F~7015F,7019F,7022F)
制御装置 界磁チョッパ制御
(形式:PE33A、PE33A4)
IGBT素子VVVFインバータ制御
(7012F~7015F,7019F,7022F,能勢7200F)
制動装置 回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ(HRD-1R:前期)
電力回生優先ブレーキ付き電気指令式空気ブレーキ(HRDA-1:後期)
保安装置 AF軌道回路方式ATS
パターン式ATS(神戸線所属車)
デッドマン装置
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阪急7000系電車(はんきゅう7000けいでんしゃ)は、1980年昭和55年)から1988年(昭和63年)まで製造された阪急電鉄通勤形電車である。

本項では2018年3月19日に営業運転を開始した能勢電鉄7200系電車についても掲載する。

概要[編集]

6000系をベースに1980年から1988年までに210両が製造された。現在、阪急での同一系列の製造数が最も多い形式である。車体は6000系とほぼ同一であるが、制御装置は回生ブレーキ付き界磁チョッパ制御東芝製)に、主電動機複巻電動機に変更され、出力も150kW(定格回転数は1,620rpm)に増強されている。

また、6000系(旧2200系を含む)を組み込んだ編成や、6両編成の一部には8000系と連結して通常は8両編成として運用されている編成が存在する。

神戸線宝塚線神戸高速線で運用されている。山陽電気鉄道本線には、阪急神戸線からの直通運転が取りやめられた1998年平成10年)まで乗り入れていた。

形式[編集]

7000形 (Mc)
梅田駅方の先頭に連結される制御電動車。主電動機、PT48形パンダグラフを2台搭載。
7100形 (M'c)
新開地駅宝塚駅方の先頭に連結される制御電動車。補助電源とCPを搭載する。
7150形 (Tc)
増結車の新開地・宝塚方の先頭に連結される制御車。補助電源とCPを搭載する。
7500形 (M')
7000形とユニットを組む中間電動車。補助電源とCPを搭載する。
7600形 (M)
7100形とユニットを組む中間電動車。主電動機、PT48形パンダグラフを2台搭載。
7550形 (T)
7500形と7600形の間に挟まれる中間付随車。一部の車両に蓄電池を搭載する。

投入途中の変更点[編集]

車番は7000 - 7019の番号が振られた8両編成の0番台(ただし、神戸線所属の7001F・7003F・7006F・7016F・7017Fは山陽電鉄線乗り入れのため、登場当時は6両編成だった。7016F・7017Fはその後の増備は行われなかった)、7020 - 7023・27の山陽電鉄線乗り入れ用6両編成の20番台(製造時から7024Fは2M2Tの4両編成、7025F・7026Fは2Mの増結用2両編成)、7030 - 7037の1M1Tの増結用2両編成の30番台、と概ね区別されていたが、現在では様々な編成替えを経て0番台・10番台の2両編成、30番台の4両編成、20番台の8両編成が存在するなど区別の意味は薄くなっている。

1981年(昭和56年)製造の7003F以降、冷房機の補助送風機としてスイープファンが設置された。登場当初の車体は6000系とほぼ同一であるが、運転室車掌側の仕切り扉が追加されている。

1984年(昭和59年)製造の7011Fおよび7021F以降、車体の素材が普通鋼からアルミニウムに変更された。当初アルミ車両については、車内車端部に貼付されている車両番号が書かれたプレートの下にアルミ製であることを示す「アルミ車両」と白文字で書かれた青色のプレートが取り付けられていたが、後に撤去された。同時に室内では冷房吹き出し口が連続化され、座席の袖仕切がパイプからモケットを張った板となった。車両間連結部貫通扉のガラスが大型化されている(増結車は従来サイズのガラスで製造された。従来車に関しては車両検査時に大型ガラスの扉へ変更されている)。

7011F以降は、電動車回生ブレーキ付随車のブレーキも負担する遅れ込めブレーキが採用され、さらに省エネ率が向上している。

側扉の縦の銀帯がない7011F

他にも冷房室外機の配置、前面の連結器の形状、転落防止幌の形状、車椅子スペースの有無、屋根上車端部通風器の有無、車両間連結部貫通扉上の蛍光灯の有無、座席下の板の意匠などによって編成ごとに多くの差異がある。神戸線の7010Fは、他編成では見られない客室で、室内の冷風吹出口がスイープファンのみ6箇所タイプとなっており、またドアチャイム試験車としても扱われているため、ドアチャイムの音が他の編成とは異なった音となっている(客室に関しては、同時期に登場した京都線用5300系の中間付随車5890と同じタイプである)[2]。また、宝塚線の7011Fは、客用ドアがすべてゴムとドア外板の間にステンレス帯を挟まない、2000系などで見られる旧タイプと同じように見えるドアを装備している(京都線用の7300系7302F - 7304Fと7322Fでも、登場時は7011Fと同じドアが採用されていたが、検査時にすべて現在のタイプに更新されている)[3]

当初、先頭車の運転室から第1客用扉にかけての空間には、2200系を継承し側窓が設けられていなかったが、1985年製造の7013F・7022Fから他の半分程度の大きさの窓を設置した。また本系列の他の車両についても同様の窓を増設する改造がなされている(6000系の大半、6300系全車、7300系全車も同様)。増設を行っていない車両(6050F・7021F)については、昼間の車内消灯時においても運転席直後の座席上の蛍光灯だけは常時点灯となっている。

特急 7003ほか8両
園田駅、1988年

1981年(昭和56年)に製造された7005Fの7105・7585には試験的にボルスタレス台車を取り付けられた(後に従来のS型ミンデン台車に交換)。この後1985年(昭和60年)に製造された7012Fでは全車にボルスタレス台車 (SS-102A) を装着し、長期実用試験として使用されていたが、2009年(平成21年)1月に5200系廃車発生品のS型ミンデン台車 (FS-369A/069A) に交換されている(3300系 - 5000系の台車、FS369に類似)。同時にクーラーキセ、ワイパーも交換された[4]

現在は台車はすべてFS369A(電動車)およびFS069A(付随車)を装備するが、この台車は5100系製造当時のものと8000系製造当時のものでは台車排障器取付け部分の形状が大きく異なる。本系列はこの変遷の過渡期に製造されているため、台車形状が編成内でも異なるものがいくつかある。この中でも7023Fの6連は特異で、他編成には見られない製造中期の変形台車を装備している。また、前述した7012Fの台車は型番は同じであるが元々は5200系の台車のため、他の7000系列のどの台車とも一致しない。

台車排障器部分の形状が異なる7123号車の台車

ボルスタアンカー(車体と台車と繋がっている、逆三角形の部品)の取り付け部分の形状も、長方形をしているもの(鋼製車)と、横に長く角が斜めにカットされたもの(アルミ車)がある。

1980年代後半よりスイープファン非搭載車両の一部に7013F以降と同じスイープファン付天井へ改造工事が施工された。この工事は6000系の一部や2200系にも実施された。

就役後の変化[編集]

登場当時の表示幕は、2200系6300系・6000系と同様に急行については白地に赤文字で「急行」の表示(特急の反転色。これは、表示幕導入前に使用されてきた急行の看板色に由来する。)であったが、1982年(昭和57年)製造の7006Fからは黒地にオレンジ文字(急行)の表示に変更された(7000F - 7005Fも後に同様の表示幕に取り替えられた)。ただ黒地に白文字の「普通」表示と区別しにくいとの苦情を受け、「急行」表示は1992年(平成4年)に現在の快速急行と同じオレンジ地に黒文字に変更された。また7016F・7023F・7031F以降の編成から行先表示幕にはローマ字、列車種別表示幕には英字が追加された(それ以前に登場した編成も後にローマ字・英字入りの表示幕と交換された)。

1995年(平成7年)、阪神・淡路大震災が発生。7000系は特に被害を受けなかったが、7023Fがこのとき夙川駅ホームで被災し、同駅以東の高架橋が崩壊したことによって閉じ込められた。 西宮車庫へ向かうことができず全線復旧までの間、夙川駅 - 岡本駅(後に新開地駅)間の折り返し運用に就いていた。また、7027Fが三宮駅東方で被災し脱線したが、こちらはいったん脱輪状態からの復帰作業をした後、復旧の進捗による運転再開を前にクレーンで撤去され正雀へ陸送されている[5]伊丹線用の3000系3100系5200系が被災したため、増結の4両編成だった7024Fが3000系・3100系復旧までの間、伊丹線の新伊丹駅塚口駅間を運行していた[6]。この震災の後、付随車のみとなった2200系(後に6050Fに変更)の中間電動車を7016Fから捻出している。

1998年(平成10年)から、7036Fを皮切りに8000系と同じく屋根肩がアイボリーに塗り分けられるようになり、2002年(平成14年)までに全車に施工された。

リニューアル[編集]

1998年から7001Fを皮切りに同社正雀工場と車両車体修繕更新事業者で更新工事が施工されている。2018年現在8両編成15本120両、6両編成2本12両が他形式と同じく内装が大幅にリニューアルされている。施工時期の違いから編成によって工事の内容に差が見られる。

初期(1998~2000年)に施工された7001F・7003F・7006Fは、従来の車体更新に準じたメニューで、化粧板は新造時と同じく明るい色調を維持。車椅子スペースは各編成に4箇所設置。1999年(平成11年)の7003Fからは扉開閉予告チャイムが、2000年(平成12年)の7006Fでは車内にLED案内装置も設置された。

2002年(平成14年)~2003年(平成15年)に施工された7000F・7002F・7004Fでは、「大規模工事[7]」と称される工事内容に変わった。5000系リニューアル車と同様に客用扉が展望の向上のために窓の大きなものに、扉、妻部の化粧板が日焼け対策でこげ茶のものに、床板が着席マナーの遵守を促すためのタイル状の模様が入ったものにそれぞれ交換、バリアフリー対策で側扉に開閉予告ランプの設置、冷房室外機の交換(鉄製→ステンレス製)など、大規模な変更が加えられた。車内の製造銘板が、製造年表記のない「アルナ工機」表記のみのものになった。2002年(平成14年)は、7000F・7002Fが施工された。7002Fからは貫通扉と乗務員室扉の化粧板がこげ茶に、床の模様が茶色のものに、扉のガラスが緑色の着色ガラスにそれぞれ交換された他、荷棚も交換された。2003年(平成15年)の7004Fでは、標識灯が白色のものに交換された(以降のリニューアル車にも継承)。

2009年(平成21年)に出場した7007Fからは、「リニューアル工事」と称される更に大がかりな工事内容となった。外観は7300系7320Fと同様になり、前面・側面の種別幕・方向幕は、フルカラーLEDに変更された[8][9]。また、車内には、9000系、9300系9303F以降、7300系7320Fと同様の2面の東芝製の液晶ディスプレイが、各ドアに千鳥配置で設けられている他、座席間に仕切板が増設されている。

2010年(平成22年)に7008Fが正雀工場で同様の改造を受け、同年7月30日に出場した[10]

2011年(平成23年)に7009Fがリニューアルを受けた。座席間への仕切板の増設やドアエンジンの交換、天井周りの変更などは7007Fと同様であるが、側窓のパワーウインドー化は見送られ、車内案内情報装置も1段式のLEDタイプに戻った。ただし、車内の案内LEDの設置位置は従来のドア横からドア真上になっている(8300系8315Fや8000系8040形等のLEDに準じたもの)。前面は、7007F・7008Fのような大幅な変更はなされず、幌寄りの手すりを無塗装タイプに取り換え(2016年9月に♯7009の金具は転落防止金具に交換された)、前面車端部の梯子が撤去された程度である。前面・側面の種別幕・方向幕はフルカラーLEDに変更されず、幕式のままである[11]。外観上は、社紋の位置とガラスの色以外は大規模工事施工車との差異は少ない。

2013年(平成25年)に出場した7010Fと7020Fの前面は、足掛け板が設置された以外変化がなく、種別幕・方向幕は幕式のままであるが、車番の位置が前面貫通扉下部(貫通扉の窓下)から左側運転席の窓下に変更された。車内は7007F,7008Fと同様となっている[12][13]。ただし、側窓は7009F同様手動式のまま、車内照明がLEDに、荷棚のデザインが変更されている。後に2014年以降に7322F,7303F-7306FがVVVFインバータ制御に更新する工事と同時に貫通扉以外同様の改造を受けて営業運転に就いている。

2016年1月に出場した7013Fでは、外見が7322F・7303F - 7306Fと同様のデザインとなり、制御装置も1000系に準じたVVVFインバータとなった[14]。また、案内装置は、1000系および7300系7303F以降に準じた32インチハーフサイズのフルハイビジョン対応の大型液晶ディスプレイとなっている。同年5月24日より運用に復帰している。7014Fも7013Fと同様の改造を行い、同年8月10日より運用に復帰している。なお、7014Fは入場時点では6連であったが、このリニューアルと同時に8連化された(後述)。 後に7019Fが同年の10月[15]に、7015Fが2017年5月[16]に(宝塚線在籍車では初の施工)、7022Fが2017年10月[17]に、7012Fが2018年5月に7013Fと同様の改造を受けてそれぞれ運用に復帰している。なお、7012Fは入場時点では乗務員室扉横に小窓が設置されていなかったが、このリニューアルと同時に設置された[18]

7012F-7015F,7019F,7022Fは改造の際に前照灯がLEDのものに更新されており、2009年以降に更新を受けた7007F-7010F,7020Fの前照灯も2015年ごろより順次、LEDのものに更新された。また、リニューアル未施工車の一部も2018年よりLEDのものに更新されている。

能勢電鉄7200系[編集]

  • 2016年3月の7025F(2連)+7024F(4連)+7026F(2連)(計8連)の組成変更の際に外された7025F(2連)は、正雀工場で長らく休車扱いだったが、同じく休車していた6671・6681の中間車を組み込んで4連化され、2017年3月25日未明に西宮車庫に回送、4月7日未明に新開地駅を経由して、阪神尼崎工場に回送された。
  • 2017年9月24日未明に7016Fが西宮北口車庫から新開地経由で阪神尼崎に回送されたが10月に上記の7025Fを連結して西宮車庫に戻り、同月7016Fを併結したまま正雀車庫へ回送された。
  • 2018年2月、長らく正雀車庫で整備を受けた7200F(元7025F)が阪急京都線内で試運転を実施し、同月に平井車庫へ回送、その翌日には能勢電鉄平野車庫へ回送した。
  • 2018年3月19日に、平野7:38発普通川西能勢口行きで営業運転を開始した[19]

主な改造点は以下の通り。

外装[編集]

  • 同期主電動機、VVVF制御装置採用
  • 前面・側面の行先表示が幕方式からフルカラーLEDに変更。この時、阪急時代に使用されていた側面の種別幕は埋められている。
  • 全面上部のヘッドライトのLED化[20]
  • 社章が阪急9000系以降に採用された、ステンレス切抜き式に変更され、側面窓下に移動した。
  • マルーンと上部のアイボリーの間に、ゴールドのラインを施し、運転席の上部には、能勢電の「N」マークが、また運転台後部側面には「N7200」のロゴがそれぞれ入った。

内装[編集]

  • 両先頭車両に車椅子スペース設置
  • 車内案内情報装置(LCD画面)を車内の乗降ドア左上に千鳥配置
  • 運転台にワンマン運転用の機器を搭載(TrainNaviの設置は見送られている)
  • 戸開閉予告灯・予告音設置
  • LED車内灯を設置
  • 車内座席に新型袖仕切りを設置
  • 阪神車両メンテナンスの改造年度のプレートを設置
  • 日よけカーテンの柄を変更(ただし、以前に改造した5100系とは図柄が異なる)
  • 緊急時の車外避難用はしごを設置
  • 化粧板張り替え(阪急時代と同様の色調のものになった)

3月中は運行ダイヤが公表されていた[21]

京とれいんについて[編集]

  • 2018年(平成30年)5月22日。阪急電鉄HPのニュースリリースより、「京とれいん」の2編成目を導入することが発表され、その編成を7000系から捻出することが発表された。

在籍数[編集]

以下は2018年7月現在。

  • 神戸線は7000F・7002 - 7004F・7007 - 7010F・7012 - 7014F・7019 - 7022F・7027Fの8両編成16本128両、今津北線用の7006F、8000系8031F連結で8両を組成する7001F、8032F連結で8両を組成する7017F、8035F連結で8両を組成する7023Fの6両編成4本24両、伊丹線用として7034F+7035Fの4両編成1本、増結用の7005F・7016F・7030F・7036F・7037Fの2両編成7本14両、6000系6050Fの中間車6両(7616・7516・7565・7575・7605・7505)の計172両が在籍している。
  • 宝塚線は7011F・7015F・7018Fの8両編成3本24両、7026F・8030F連結で8両を組成する7024Fの4両編成1本、7026F・7031F - 7033Fの2両編成4本8両の計36両が在籍している。
  • 7013F・7018Fは神戸・宝塚両線の表示幕を装備しており相手の線の車両が不足した際の予備車としての役割も持っていた。特に7018Fは神戸線への貸出が多かったが、9000系の増備以降は同系および1000系がその役を担うようになり、2012年を最後に7000系の相手路線への貸出は行われなくなった。なお、9000系と後に貸し出されるようになった1000系は7000系とは異なり、全編成が神戸・宝塚両線の表示幕を搭載しているため、貸し出す編成を特定していない。
  • 8両編成は梅田方先頭車に電気連結器を装備しており、朝には2両編成を連結して10両編成でも運行される[22]
  • 一方、8両編成の神宝方先頭車の大半は自動連結器であるが、7110・7111・7114・7118は電気連結器を装備しており、かつて宝塚線で宝塚方に2両編成を連結して朝に10両編成で運行されたことがあった。一時は朝の10両編成の増結2両編成はすべて梅田方に連結されていたが2015年3月の宝塚線のダイヤ改正にて新設された通勤特急の運用で宝塚方への増結運用が復活していた。これに合わせ、7115は密連連結器から電気連結器に交換され、7011F,7015F,7018Fの宝塚方に増結車が連結されることがあった[23]。しかし、この宝塚方に増結車を連結する運用は2018年7月のダイヤ改正で再び消滅した。また神戸線所属となった7110,7114は先述のリニューアル改造の際に密連連結器に交換されている。
  • 2010年まで7024Fは8000系8032F,8033Fの間に挟まれる形で8両に組成され神戸線で運行されていた。また7014Fは8030Fと編成を組んで8両で宝塚線で運行されていた。2010年に嵐山線直通列車の予備編成確保のため、7024Fと増結運用に入っていた7025Fが組んだ6両と7014Fのトレードが実施され、7025F+7024Fが宝塚線へ、7014Fが神戸線へそれぞれ転属した[24]。転属後は7025F+7024Fは7024Fの宝塚寄りに7026Fを連結し、7025F+7024F+7026Fの8両で、7014Fは8032Fと組み8両で運用されていた。この際、7024と7124は暫定Tcとなった。7025Fは宝塚線の増結予備車となり検査などで増結車が不足した場合は増結車の運用に入ることもあった。
  • 2014年1月に7001F[25]が7551と7581を、同年8月に7003F[26]が7553と7583を減車した6両となり今津北線に転属したが、2017年9月に7003Fは再度中間車を組み込み8連化されて神戸線に復帰し、梅田寄り先頭車には転落防止金具も取り付けられた(後述)。7001Fも2018年7月に8031Fと組んだ8連で神戸線に復帰した(後述)。
  • 7021Fは中間に6000系鋼製車両を2両(6671・6681)組み込んでいたが、2015年3月の検査時に7001Fの6両編成化の際に抜かれた7551と7581に組み替えられた。
  • 2015年10月に、7000系間での組成変更と8000系とのペア変更が行われた。まず、これまで8031Fと編成を組んでいた7017Fの相手が2010年より7014Fと組んでいた8032Fに変更。続いて7006Fと7014Fの間で組成変更が行われた。7006Fが検査の際に7556と7586を抜き取って6連化され、11月1日より8031Fと組んだ8連で運用復帰した。7006Fは8031Fと組んだ8連での運用を基本とし、7017F・7023Fと同様に編成が不足した場合は今津北線で運用されることがあったが、先述の通り8031Fは2018年7月より7001Fと組んで8連となっている。
  • 7006Fから抜かれた7556と7586は、8032Fとのペアから解かれた7014Fの8連化の際に組み込まれ、先述のリニューアル工事が施工された。
  • 2016年2月から8両編成の7000F・7002F・7003F(2017年9月設置)・7004F・7009F(2016年9月設置)・7012F・7021F・7022F・7027Fの梅田方先頭車と2両編成の7030Fと7036Fの神戸方先頭車の転落防止幌設置のための金具が取り付けられた。これらの編成は同年の3月19日のダイヤ改正以降の10両編成の通勤特急運用専用車として一定期間固定される(現時点では存置されている8両編成7本のうち5編成が増結車と固定されている)[27]。なお、7012F・7022Fに関しては先述のリニューアル工事が行われた際に金具が取り外され、10両編成の通勤特急運用から外れた。
  • 2016年3月の検査時に宝塚線所属の7025F+7024F+7026F(8両編成)の間で組成変更が行われ、この組成から7025Fが解かれ、7024Fと7026Fの6両が定期検査後の試運転を行い[28]、梅田方にそれまで増結用だった8030Fと編成を組んだ8両編成で運用復帰した。この際、7024と7124の暫定Tcが解除された。なお外された7025Fは正雀工場で休車となっていたが、同じく、休車していた6671・6681を組み込んで4連化、2017年3月25日未明に西宮車庫に回送された後、4月7日未明に新開地駅を経由して、阪神尼崎工場に回送された。その後の流れは、上の「能勢電鉄へ譲渡」に続く。
  • 2016年7月12日より神戸線増結用の7034Fと7035Fが4両編成を組成し伊丹線で運用されている。この際、7034と7155の連結器が密連連結器に交換されている。[29]
  • 2018年2月、7016Fが6670・6680を組み込んで4連化された。
8031Fと組まれ4年ぶりの本線復帰となった7001F(2018年7月 神崎川駅)

編成表[編集]

  • 6000系、8000系は 斜体 で表記する。
  • 所属路線に特記のない編成は神戸線所属。
  • 鋼製車は太字で表記する。
  • 1984年と1985年に新製された7001F、7003F、7006Fの中間車に関しては8連化の際、既にアルミ製車両の製造が始まっていた為に7001Fの7551、7581と7003Fの7553、7583、7006Fの7556、7586の6両はアルミ製車両となっている。
8両貫通編成
  • ※は神戸線・宝塚線通勤特急10両編成運用可能編成
  • ○は内装リニューアル(大規模工事施工)車
  • ●は内装・前面リニューアル車
  • ◎は内装・前面リニューアル、主電動機・制御装置更新車
梅田
所属路線 備考1 備考2 リニューアル
7000
(Mc)
7500
(M')
7550
(T)
7550
(T)
7550
(T)
7550
(T)
7600
(M)
7100
(M'c)
 
※7000 7500 7550 7560 7570 7580 7600 7100   梅田方から1・3・5・8両目に車椅子スペース設置
※7002 7502 7552 7562 7572 7582 7602 7102   梅田方から1・3・5・8両目に車椅子スペース設置
※7003 7503 7553 7563 7573 7583 7603 7103   クーラーキセ更新車 ドアチャイム設置
神戸線通勤特急10連指定編成予備車

梅田方から1・3・5・8両目に車椅子スペース設置

※7004 7504 7554 7564 7574 7584 7604 7104   梅田方から1・3・5・8両目に車椅子スペース設置
7007 7507 7557 7567 7577 7587 7607 7107 全車に車椅子スペース設置
7008 7508 7558 7568 7578 7588 7608 7108 全車に車椅子スペース設置
※7009 7509 7559 7569 7579 7589 7609 7109   梅田方から1・3・5・8両目に車椅子スペース設置
神戸線通勤特急10連指定編成予備車
7010 7510 7650 7660 7670 7680 7610 7110   梅田方から1・3・5・8両目に車椅子スペース設置
7011 7511 7651 7661 7671 7681 7611 7111 宝塚線 7111に電気連結器装備 客用扉の飾り帯廃止
7012 7512 7652 7662 7672 7682 7612 7112   全車に車椅子スペース設置
7013 7513 7653 7663 7673 7683 7613 7113   梅田方から1・3・5・8両目に車椅子スペース設置
7014 7514 7556 7664 7674 7586 7614 7114 全車に車椅子スペース設置
中間車の更新工事は近畿車輛が担当
7015 7515 7655 7665 7675 7685 7615 7115 宝塚線 7115に電気連結器装備 全車に車椅子スペース設置
※7018 7518 7658 7668 7678 7688 7618 7118 宝塚線 7118に電気連結器装備 神戸線用方向幕装備
宝塚線通勤特急10連指定編成
7019 7519 7659 7669 7679 7689 7619 7119   全車に車椅子スペース設置
7020 7520 7555 7760 7770 7585 7620 7120   梅田方から1・3・5・8両目に車椅子スペース設置
※7021 7521 7551 7761 7771 7581 7621 7121   7551のみ車椅子スペース設置
7022 7522 7676 7762 7772 7666 7622 7122   全車に車椅子スペース設置
※7027 7527 7774 7767 7777 7764 7627 7127  
その他の8両編成
梅田
所属路線 備考1 備考2
8000
(Mc1)
8150
(Tc →)
7000
(← Mc)
7550
(T)
7550
(T)
7100
(M'c →)
7000
(← Mc)
7100
(M'c)
 
8030 8150 7024 7654 7684 7124 7026 7126 宝塚線 7126に電気連結器装備
8000
(Mc1)
8150
(Tc →)
7000
(← Mc)
7500
(M’)
7550
(T)
7550
(T)
7600
(M)
7100
(M'c)
 
8031 8151 7001 7501 7561 7571 7601 7101   今津北線予備車
京都線・嵐山線直通臨時列車指定編成
梅田方から1・4・6両目に車椅子スペース設置
8032 8152 7017 7517 7667 7677 7617 7117   今津北線予備車
京都線・嵐山線直通臨時列車指定編成
8035 8155 7023 7523 7763 7773 7623 7123   今津北線予備車
京都線・嵐山線直通臨時列車指定編成
6050
(Tc)
7600
(M)
7500
(M')
7550
(T)
7550
(T)
7600
(M)
7500
(M')
6150
(Tc)
 
6050 7616 7516 7565 7575 7605 7505 6150    
今津北線用編成
宝塚 →
備考1 備考2
7000
(Mc)
7500
(M')
7550
(T)
7550
(T)
7600
(M)
7100
(M'c)
 
7006 7506 7566 7576 7606 7106 正雀で入場中 ドアチャイム車内LED案内装置設置
梅田方から1・4・6両目に車椅子スペース設置


伊丹線用編成
塚口
伊丹
備考
7000
(Mc)
7150
(Tc →)
7000
(← Mc)
7150
(Tc)
 
7034 7154 7035 7155  
ラッシュ時間帯用増結編成
※は神戸線通勤特急10両編成運用専用編成
← 梅田
神戸三宮・宝塚 →
所属路線
7000
(Mc)
7100
(M'c)
 
※7005 7105  
7000
(Mc)
7150
(Tc)
 
※7030 7150  
7031 7151 宝塚線
7032 7152 宝塚線
7033 7153 宝塚線
※7036 7156  
※7037 7157  
能勢電鉄転属7200系電車

()内は 阪急電鉄時代の車番

7200

(7000)
(Mc)

7230

(6550)
(M')

7280

(6550)
(T)

7250

(7100)
(Tc)

備考
7200

(7025)

7230

(6681)

7280

(6671)

7250

(7125)

2018年3月19日営業運転開始[30]

[31]

その他
7000
(Mc)
6550
(T)
6550
(T)
7100
(M'c)
備考
7016 6670 6680 7116 阪神尼崎車庫にて作業中

その他[編集]

  • 7017Fは2008年11月・2009年4月・11月・2010年4月・5月に神戸本線・京都本線・嵐山線直通臨時列車(2010年からは直通特急)として、京都本線、嵐山線に乗り入れた実績がある。また2009年11月に7023Fも今津(北)線、神戸本線・京都本線・嵐山線直通臨時列車として、京都本線、嵐山線に乗り入れた[32]。そして2010年4月・5月には7014Fも神戸本線・京都本線・嵐山線直通の直通特急として運転された[33]阪急京都本線#嵐山線直通臨時列車の項も参照。
  • 7001Fは2014年3月から6両に短縮され、同年12月24日まで宝塚歌劇団100周年記念のラッピング列車「宝塚歌劇トレイン」として運行された[34][35]。その後も6両編成で今津北線で運用されている。2015年秋の臨時列車で初めて嵐山への直通列車(宝塚発着)に充当された。2017年4月現在、7551と7581は7021Fに組み込まれている。
  • 2015年11月から2017年11月まで7017Fに神戸をあしらったラッピングが実施されていた[36]。このラッピングは普段、8両編成の際にペアを組んでいる8032Fにもラッピング実施されていた。同年秋の嵐山への直通列車では7017Fの6両編成で高速神戸発着の嵐山への直通列車に充当された。2016年3月に爽風(かぜ)号と命名され、3月27日よりヘッドマークの掲出を開始した[37]。爽風と命名された後も、春秋の高速神戸発着の嵐山への臨時列車に使用され、土休日設定の際はその後の運用の関係上、河原町駅へも乗り入れていた。2017年7月にはヘッドマークのデザインが変更された[38]


脚注[編集]

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  1. ^ 阪急7000系7019編成が試運転を実施railf.jp
  2. ^ 現在は後述のリニューアル工事により、当編成の特異な客室・ドアチャイムは消滅している。
  3. ^ 製造当初はノーマルなステンレス帯の付いたタイプを使用していたが、1986年頃に7300系7304Fとドアを交換した。
  4. ^ 阪急7000系7012編成に変化 | 鉄道ニュース | 鉄道ファン・railf.jp
  5. ^ 西宮車庫と隔絶された区間運転が長期化することに備え、交流電動機ゆえにカーボンブラシを使用せず、メンテナンスが容易な8000系のみでの運用としたため。
  6. ^ 行き先表示に新伊丹がないため白幕のまま塚口、新伊丹(伊丹の上に新伊丹の紙を貼っていた)の行き先表示板を掲げていた。
  7. ^ 『鉄道ピクトリアル』2010年8月臨時増刊号より。
  8. ^ 阪急7000系7007編成が京都線で試運転railf.jp
  9. ^ 阪急7000系7007編成、運用復帰railf.jp
  10. ^ 阪急 7000系7008編成が京都線で試運転railf.jp
  11. ^ 阪急7000系7009編成が運用復帰railf.jp
  12. ^ 阪急7000系7010編成が出場railf.jp
  13. ^ 阪急7000系7020編成が運用復帰railf.jp
  14. ^ 阪急7000系7013編成が出場railf.jp
  15. ^ 阪急7000系7019編成が試運転を実施railf.jp
  16. ^ 阪急7000系7015編成が営業運転に復帰railf.jp
  17. ^ 阪急7000系7022編成がリニューアルを終えて試運転を実施railf.jp
  18. ^ 阪急7000系7012編成が営業運転に復帰railf.jp
  19. ^ http://noseden.hankyu.co.jp/upload_file/noseden/information/20180220newsrelease1.pdf
  20. ^ ライトは他の変更された編成とは異なり、1000系・1300系のように正方形。
  21. ^ 3/18(日)7200系導入記念イベントを開催します 能勢電鉄
  22. ^ 6050Fを除く。7004・7013は近年まで自動連結器が装備され増結不可だったが、2008年に連結器交換が実施された。
  23. ^ この通勤特急の運用では8000系増結車などで8連を構成している8030-7024-7026編成の宝塚方に増結車が連結されることもあった。
  24. ^ 阪急7000系7014編成が神戸線へ - 交友社「鉄道ファン」railf.jp鉄道ニュース 2010年2月24日
  25. ^ 阪急7000系7001編成が6連で運用復帰 - 交友社「鉄道ファン」railf.jp鉄道ニュース 2014年1月25日
  26. ^ 阪急7000系7003編成が6連化される - 交友社「鉄道ファン」railf.jp鉄道ニュース 2014年8月21日
  27. ^ 以前から設置されていた7005F・7037F・6000系6016Fを含め、現在の通勤特急の10両編成運用の充当はこれらの編成に限定される。
  28. ^ 阪急7000系7024編成が試運転railf.jp
  29. ^ 阪急伊丹線で7000系の運用開始railf.jp
  30. ^ http://railf.jp/news/2018/02/08/180000.html
  31. ^ http://noseden.hankyu.co.jp/upload_file/noseden/information/20180220newsrelease1.pdf
  32. ^ RM News【阪急】嵐山線臨電の話題鉄道ホビダス
  33. ^ RM News【阪急】嵐山線直通臨時電車運転鉄道ホビダス
  34. ^ 宝塚歌劇100周年を記念して「宝塚歌劇トレイン」の運行を開始します〜宝塚歌劇団生徒による1日駅長及び、宝塚歌劇トレインの出発式を行います〜 (PDF)”. 阪急電鉄 (2014年3月6日). 2016年12月26日閲覧。
  35. ^ 「阪急「宝塚歌劇トレイン」運転開始 - 交友社『鉄道ファン』railf.jp鉄道ニュース 2014年3月22日
  36. ^ 阪急神戸線・宝塚線でラッピング電車の運転開始railf.jp
  37. ^ 阪急神戸線・宝塚線のラッピング列車の愛称が決定railf.jp
  38. ^ 阪急「爽風」・「宝夢」のヘッドマークデザインが変更されるrailf.jp