開明獣

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山海経』より「開明獣」

開明獣(かいめいじゅう)は、 古代中国の地理書『山海経』の「海内西経」に記述のある神獣

天帝の下界の都である崑崙の丘にある九つの門を守っている[1]。その姿は大きな体でに似て、九つある首は全て人間の顔だという[2]

「崑崙山の宮殿で、9ある門の内、東側の正門である『開明門』の門番をしている」等と紹介している書籍も存在するが、山海経にそのような記述はない。

『古今図書集成』所収の『神異典』より「陸吾」

陸吾[編集]

陸吾(りくご)は、『山海経』の「西山経」に記述のある神獣。

天帝の下界の都である崑崙の丘を司る。その姿は虎の体に九つの尾、顔は人間で爪は虎のものだという。この神は天の九部と天帝の園囿の時節を司るとされる[3]

性質が開明獣と似通っていることから、両者は同一視されることがある。

登場作品[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 高馬三良訳『山海経 中国古代の神話世界』平凡社〈平凡社ライブラリー〉、1994年、138頁。ISBN 978-4-582-76034-7
  2. ^ 『山海経 中国古代の神話世界』、139頁。
  3. ^ 『山海経 中国古代の神話世界』、39-40頁。

参考文献[編集]