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閃緑岩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
閃緑岩
深成岩のQAPF図;
Q:石英、A:アルカリ長石、P:斜長石、F:準長石

閃緑岩(せんりょくがん、英語: diorite)は、深成岩のうち、主成分である無色鉱物斜長石で、輝石角閃石などの有色鉱物を比較的多く含む(約30%)ものを指す。火山岩の安山岩に対応する。

花崗岩より黒っぽいが、斑れい岩ほどは黒くはない。

石英閃緑岩

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石英を含むものは石英閃緑岩(せきえいせんりょくがん、quartz diorite)と呼んで厳密には区別されるが、ほとんどの閃緑岩は石英を含み、石英を全く含まない純粋な閃緑岩は稀である。

組織が中粒で適度な粗さを持ち、硬く重量があるため、古くより抹茶を挽く石臼に用いられてきた[1]

球状閃緑岩

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閃緑岩の一種で、斜長石を主成分とした無色鉱物の部分と、角閃石や黒雲母などから成る有色鉱物が交互に晶出して同心円状もしくは放射状の構造を呈したものを球状閃緑岩(きゅうじょうせんりょくがん、ball diorite)と呼ぶ。

球状閃緑岩の日本での産出は稀である[2]宮城県白石市で産出されたものは菊面石とも呼ばれ、1923年大正12年)3月7日に国の天然記念物に指定されている[3]江戸時代の奇石収集家・本草学者である木内石亭が記した「雲根志」(うんこんし)には「ナンダモンダ」という名で記載されている[4]

脚注

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  1. 京都滋賀自然観察会編『鞍馬山 / 貴船渓谷』京都新聞社〈総合ガイド 1〉、1992年、31-32頁。
  2. 『原色岩石図鑑』 p.37
  3. 球状閃緑岩”. 文化遺産オンライン. 国立情報学研究所. 2012年1月5日閲覧。
  4. 『原色岩石図鑑』 pp.2-4

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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