長瀬勝彦

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長瀬勝彦(ながせ かつひこ、1961年5月30日- )は、日本の経営学者、首都大学東京教授。

岩手県遠野市生まれ。1984年東京大学経済学部卒業。1991年同大学院経済学研究科経営学専攻博士過程単位取得。2000年「意思決定のストラテジー 実験経営学の構築に向けて」で東京大学経済学博士組織学会高宮賞受賞[1]駒澤大学経営学部専任講師、95年助教授、教授[2]東京都立大学 (1949-2011)経済学部教授、2005年首都大学東京教授。専門は意思決定論、実験経営学[3]

著書[編集]

  • 『うさぎにもわかる経済学』ディスカヴァー・トゥエンティワン 1996 のちPHP文庫
  • 『意思決定のストラテジー 実験経営学の構築に向けて』中央経済社 1999
  • 『賢いあなたがお金で損をしない37の切り札』講談社 2001 『あなたがお金で損をする本当の理由』日経ビジネス人文庫
  • 『世の中のカラクリが面白いほどよくわかるカンタン経済学』ディスカヴァー・トゥエンティワン 2003
  • 『図解1時間でわかる経済のしくみ』ディスカヴァー・トゥエンティワン 2006
  • 『意思決定のマネジメント』東洋経済新報社 2008

翻訳[編集]

  • リチャード・E.ケイビス『多国籍企業と経済分析』岡本康雄,白石弘幸,周佐喜和,姉川知史共訳 千倉書房 1992
  • M.H.ベイザーマン, D.A.ムーア『行動意思決定論 バイアスの罠』白桃書房 2011

論文[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 組織学会「高宮賞」” (jp). AAOS-組織学会 (2020年6月16日). 2021年1月15日閲覧。
  2. ^ 『現代日本人名録』2002年
  3. ^ 慶應丸の内シティキャンパス