長浜盆梅展

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
展示風景(2008年)

長浜盆梅展(ながはまぼんばいてん)は、滋賀県長浜市で毎年1月10日から3月10日に開催される盆梅の展示会である。主催者は長浜市。

滋賀県湖北地方の春の風物詩のひとつともなっている。現在では全国各地で同様の盆梅展が開催されているが、長浜は歴史・規模ともに「日本一の盆梅展」を標榜している[1]

概要[編集]

長浜市港町にある慶雲館を会場とし、盆栽を大広間に展示している。総計約300鉢の盆梅を擁し、そのうち開花時期に合わせて約90鉢を交代で展示している。2月には開館時間が20時まで延長され、盆梅と庭園(国の名勝)が幻想的にライトアップされる。歴史・規模ともに日本一を誇る盆梅展とされ、期間中は全国から多くの人が訪れる。

歴史[編集]

大正時代、浅井町高山(現・長浜市高山町)在住の高山七蔵が、自らの所持していた梅の盆栽約40鉢を「多くの人に鑑賞してもらえれば」と長浜市に寄贈したのが、盆梅展のルーツとなっている。1952年(昭和27年)から毎年開催されている。

交通[編集]

実施状況[編集]

  • 開催日時:1月10日から3月10日(開催年により異なる)
  • 入場時間:9時から17時まで。
  • 入場料:大人(高校以上)500円、小中学生200円 ※15名以上で団体割引(10%割引)

脚注[編集]

  1. ^ 公式サイトによる。
  2. ^ 冬のびわこ縦走 雪見船 - 琵琶湖汽船(2011年5月12日閲覧)
  3. ^ 冬のびわこ縦走“雪見船” - 滋賀県観光情報(びわこビジターズビューロー、2009年11月2日付、2011年5月12日閲覧)

外部リンク[編集]