長崎幸太郎

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日本の旗 日本の政治家
長崎 幸太郎
ながさき こうたろう
生年月日 (1968-08-18) 1968年8月18日(48歳)
出生地 日本の旗 東京都
出身校 東京大学法学部
前職 国家公務員大蔵省財務省
所属政党 自由民主党→)
無所属(自民党二階派
称号 法学士
公式サイト 長崎幸太郎オフィシャルサイト

選挙区 比例南関東ブロック→)
山梨2区
当選回数 3回
在任期間 2005年9月11日 - 2009年7月21日
2012年12月18日[1] - 現職
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長崎 幸太郎(ながさき こうたろう、1968年8月18日 - )は、日本政治家大蔵財務官僚衆議院議員(3期)。

略歴[編集]

  • 1987年 開成高等学校卒業
  • 1991年 東京大学法学部卒業
  • 1991年 大蔵省(現:財務省)入省
  • 1994年 米国・コーネル大学ロースクール修了
  • 1995年 大蔵省 主計局 総務課 企画係長
  • 1997年 在ロサンゼルス総領事館 領事
  • 2000年 金融庁 総務企画局 市場課 課長補佐
  • 2002年 山梨県 企画部 総合政策室 政策参事
  • 2003年 財務省 主計局 法規課 課長補佐
  • 2004年 財務省 主計局 地方財政係 主計官補佐
  • 2005年 衆議院議員選 山梨2区より南関東比例代表にて初当選(1期目)
  • 2009年 衆議院議員選 山梨2区にて次点
  • 2012年 衆議院議員選 山梨2区より小選挙区にて当選(2期目)
  • 2013年 志帥会(二階派) 政策委員長就任

公式サイトより[2]

来歴[編集]

東京都出身。小さな商店を営む父と母(山梨県西八代郡市川三郷町出身)の間に誕生した[3]

開成高等学校東京大学法学部卒業。1991年大蔵省(現財務省)に入省した。1994年アメリカ合衆国コーネル大学ロースクール修了。2005年、財務省を退官[4]

同年の第44回衆議院議員総選挙に、山梨2区から自由民主党公認で出馬する。山梨2区選出で通商産業大臣自由民主党総務会長を務めた自民党前職の堀内光雄は、郵政民営化法案の採決で反対票を投じ、自民党からの公認を得られず無所属で出馬[5]。長崎は堀内に931票の僅差で敗れたが、重複立候補していた比例南関東ブロックで復活し、初当選した[6]2006年12月、堀内光雄が自民党に復党(郵政造反組復党問題)。2008年6月、自民党は山梨2区で堀内を公認し[7]、長崎は比例南関東ブロックへの転出を党本部から求められたが、比例単独での立候補を拒否し、無所属で山梨2区から出馬する意向を表明した。これを受け、10月に長崎を支持する自民党山梨県連の党員66人が、山梨2区で堀内を公認した党本部の決定に反発し、集団で自民党を離党した[8]。長崎自身も2009年7月に自民党に離党届を提出し[9]、17日に離党が了承された。なお、同年7月14日麻生内閣不信任決議案の衆議院本会議における採決は欠席している。7月18日には、長崎を支持する山梨県内の地方議員ほか、415人の党員が集団で自民党を離党した(長崎支持グループは当初3,648人にのぼる離党者の名簿を自民党山梨県連に届けたが、離党者名簿の中には、党とは関係ない人で、名簿にも残っていない人、さらにすでに死亡している人や本人に離党の承諾を得ていないケースなどがあり、山梨県連の発表によれば、離党が認められたのは415人)。これらのことについて長崎は「今後自民党とは一切かかわりたくないという『絶縁状』だ。党費を払っているかどうかの問題ではない」と報道機関に話している。[10]長崎は無所属で第45回衆議院議員総選挙に山梨2区から出馬するが、得票数2位で落選した(当選者は民主党坂口岳洋。堀内光雄も得票数3位で落選)。

2010年第22回参議院議員通常選挙では、山梨県選挙区において自民党新人の宮川典子を支援したが、宮川は民主党現職の輿石東に敗れ、落選した(2012年第46回衆議院議員総選挙山梨1区から出馬し当選)。2011年11月、自身のホームページにおいて、自民党復党の手続きを取る考えを表明した[11]。しかし、自民党は堀内光雄の長男の妻である堀内詔子を山梨2区で公認したため、2012年12月の第46回衆議院議員総選挙には山梨2区から無所属で出馬。7,123票差で堀内を破り、約3年ぶりに国政に復帰した(堀内詔子は比例復活、民主党の坂口岳洋は落選)。

2014年第47回衆議院議員総選挙に際しては、山梨2区では前回の衆院選に引き続き、選挙区支部長を務めていた堀内詔子が党の公認を受けたため、再び無所属で出馬。無所属ながら、選挙戦では自由民主党総務会長二階俊博から支援を受け[12]、堀内の68,109票に対し85,117票を獲得し、3選。選挙後、二階は谷垣禎一幹事長に対し、いずれも二階派所属で、衆院選では自民党系の候補を破って無所属で当選した長崎、山口壮を念頭に無所属議員の自民党への入党を求めたが、谷垣は慎重な姿勢を示した[13]

活動・主張[編集]

  • 2014年4月に開催された「第1回ブドウサミット」について、山梨日日新聞は長崎を「ブドウサミットの仕掛け人」として紹介し、全国の産地が連携することで輸出の拡大を狙っているとした。長崎は取材で「産地の声をまとめて国にぶつけることで、国の支援を引き出したい」としている[14]。ブドウサミットは10都道府県から自治体や農業関係者200人が集まった[15]。2014年6月には「第1回全国桃サミット」も開催。こちらも山梨日日新聞は長崎が仕掛け人としている[16]。桃サミットはブドウサミット同様に、桃の海外輸出に向けた戦略を検討し、産地が一体となって国に販路拡大を働き掛けるものである[17]
  • 長距離運転を行う事業者への医療チェックを義務付ける事業用自動車の疾病運転防止に向けた道路運送法及び貨物自動車運送事業法改正案の成立に尽力し、1年間かけて取り組んできたと主張している[18][19]
  • 日本国憲法改正集団的自衛権の行使を禁じた内閣法制局憲法解釈の見直しに賛成[20]
  • 日本の核武装について「今後の国際情勢によっては検討すべき」としている[20]
  • 原子力規制委員会の新基準を満たした原子力発電所の再稼働に賛成[20]
  • 選択的夫婦別姓制度の導入にどちらかといえば反対[21]

人物・エピソード[編集]

  • 趣味は食べ歩き、料理、スキューバダイビング、マラソン[3]。尊敬する人物は高杉晋作[3]。感銘を受けた書物は山岡荘八著『高杉晋作』[3]
  • 家族は妻と1男1女[22]
  • 高校生当時、東京大学3年生だった林修から、数学を教わっていた。長崎は「大学受験の時には、多分、数学で得点を稼げた」として、東大に合格したのは林のおかげだと振り返っている。[23]
  • 2016年3月10日頃、長崎の不倫(相手は、富士吉田の本部事務所に勤務していた30代後半の秘書で、現在は第一秘書)、金の問題(返済済みの借金を返していないとふれまわる)等に関する実名による告発文が出回ったと週刊新潮により報道されスキャンダルが明るみに出た。この告発文に対して長崎は「元支援者Aが小職の氏名行動を記載した文書を各方面に送っていることは、把握しております。しかし、高山氏が送付している文書については、事実誤認、事実無根、誹謗中傷の内容を含む可能性があり、また、高山氏が何故このような文書を送付したのか背景事情も含め、法的措置を前提とした調査を検討している最中です」と言っていると同記事内に書かれている。[24]


所属団体・議員連盟[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 平成24年(2012年)12月18日山梨県選挙管理委員会告示第53号(衆議院小選挙区選出議員選挙において当選人となった者の住所及び氏名並びに当該当選人に係る候補者届出政党の名称)
  2. ^ 公式サイトプロフィール http://nagasakikotaro.jp/nagasakikotaro
  3. ^ a b c d 長崎への質問山梨2区衆議院議員 長崎幸太郎後援会、2016年4月16日閲覧。
  4. ^ 長崎幸太郎について - 山梨2区 衆議院議員 長崎 幸太郎
  5. ^ “【衆院選2014】〈7〉確執10年 分断の自民”. 読売新聞. (2014年11月30日). http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/feature/20141130-OYT8T50000.html 2016年1月17日閲覧。 
  6. ^ |url = https://seiji.yahoo.co.jp/giin/000546/ |title = Yahoo!みんなの政治 長崎幸太郎 |date = 2016-10-12 |accessdate = 2016-02-15
  7. ^ “堀内氏、2区公認に内定 自民・次期衆院選 3区は小野氏 党、長崎氏処遇は留保”. 47ニュース. (2008年6月17日). http://www.47news.jp/CI/200806/CI-20080617-00116.html 2008年6月17日閲覧。 
  8. ^ “自民党員の集団離党騒動 衆院山梨2区で復党組の公認内定に反発”. 産経新聞. (2009年7月19日). http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/081030/stt0810301915005-n1.htm 2009年7月19日閲覧。 
  9. ^ “自民・長崎氏が離党へ=山梨2区の非公認に反発”. 時事通信. (2009年7月13日). http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2009071300276 2009年7月13日閲覧。 
  10. ^ . 読売新聞. (2009年7月24日) 
  11. ^ 復党に関する件 - 山梨2区 衆議院議員 長崎 幸太郎
  12. ^ “自民・二階氏、山梨2区で対抗馬支援 「党公認関係ない」”. 日本経済新聞. (2014年11月30日). http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS29H3O_Z21C14A1PE8000/ 2016年1月17日閲覧。 
  13. ^ “自民・二階氏、無所属議員の入党要求 地元県連と温度差”. 朝日新聞. (2014年11月17日). http://www.asahi.com/articles/ASGDM4GRNGDMUTFK00B.html 2014年12月19日閲覧。 
  14. ^ 山梨日日新聞 2014年2月14日版
  15. ^ 山梨日日新聞 2014年4月25日版
  16. ^ 山梨日日新聞 2014年2月14日版
  17. ^ 山梨日日新聞 2014年6月18日版
  18. ^ 長崎幸太郎公式Fecebook https://www.facebook.com/plugins/post.php?href=https%3A%2F%2Fwww.facebook.com%2Fkotaro.nagasaki%2Fposts%2F1165370360215342
  19. ^ 2016年12月10日 レスポンス http://response.jp/article/2016/12/10/286805.html
  20. ^ a b c “2012衆院選 山梨2区 長崎幸太郎”. 毎日jp (毎日新聞社). http://senkyo.mainichi.jp/46shu/kaihyo_area_meikan.html?mid=A19002003003 2014年4月12日閲覧。 
  21. ^ 朝日新聞、2014年衆院選、朝日・東大谷口研究室共同調査、2014年。
  22. ^ http://nagasakikotaro.jp/nagasakikotaro/ouen/page/2
  23. ^ 長崎幸太郎ブログ「いつやるの?今でしょ!」
  24. ^ 週刊新潮 16.3.31. P27-29
  25. ^ 俵義文、日本会議の全貌、花伝社、2016年

外部リンク[編集]