長堀橋

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長堀橋(ながほりばし)は、かつて存在した長堀川に架かっていた堺筋の橋。大阪府大阪市中央区南船場2丁目にある長堀橋交差点(堺筋と長堀通の交点)にあった。

歴史・概要[編集]

1625年寛永2年)に長堀川が開削された時に架けられた。堺筋は紀州街道の一部区間にあたり、重要な街道筋の橋として大坂では数少ない公儀橋に指定された。元禄期の橋の規模は橋長186(35.6m)幅員3間(5.9m)。三津寺町文書に1654年承応3年)の架け替え時の人足賃について触れられており、この頃に最初の架け替えが行われたものと推測される。江戸時代後期の幕府公式資料では橋台の背後地を含めた橋長21間6寸(43.2m)となっていた。

1877年明治10年)に最初の鉄橋に架け替えられ、橋長35.3m、幅員7.8mだった。1912年明治45年)に大阪市電堺筋線敷設工事に伴い本格的な近代橋となり、有効幅員21.6mの3径間ゲルバー式鋼鈑桁橋となった。

その後、1960年昭和35年)から長堀川の埋め立てが始まり、1963年(昭和38年)に橋は撤去・廃止された。

参考文献[編集]

松村博 著 『大阪の橋』(松籟社 ISBN 9784879840820)218-220ページ

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