長南亮

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長南 亮
基本情報
本名 長南 亮
通称 殺戮ピラニア
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1976-10-08) 1976年10月8日(41歳)
出身地 山形県鶴岡市
所属 U-FILE CAMP
→フリーランス
→Team M.A.D.
→TRIBE TOKYO M.M.A
身長 175cm
体重 77kg
階級 ミドル級
ウェルター級
バックボーン 空手
テーマ曲 Go To Sleep
DMX feat. エミネム & オービー・トライス
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長南 亮(ちょうなん りょう、1976年10月8日 - )は、日本男性総合格闘家山形県鶴岡市出身。TRIBE TOKYO M.M.A主宰。極真空手黒帯。元DEEPウェルター級王者。元DEEPミドル級王者。 ニックネームは「殺戮ピラニア[1]」。強力な打撃が持ち味。プロデビュー後しばらくは、格闘家の傍ら大工もしていた。

来歴[編集]

山形県立鶴岡西高等学校(現・山形県立鶴岡中央高等学校)卒業。高校時代に極真空手山形支部田畑道場に入門。同時期に中型二輪免許を取得し、空手とバイクに魅了される。

バイク整備士を夢見て上京。

アルバイト感覚で始めた型枠大工業にどっぷり漬かってしまいながらも格闘技観戦を唯一の楽しみとして建設業で生計を立てる。その後リングスファンだった縁から田村潔司の主宰するU-FILE CAMPに入門。

2001年パンクラスのネオブラッド・トーナメント予選でプロデビュー。

2002年3月16日、グラップリング大会であるU-FILE Style-Gの重量級トーナメントで優勝を果たした。

2002年6月9日、DEEP2001 5th IMPACTのミドル級(-82kg)チャンピオン決定トーナメント1回戦で石川英司と対戦し、0-2の判定負け。

2002年12月8日、DEEP2001 7th IMPACTで修斗世界ライトヘビー級(-83kg)王者の須田匡昇と対戦し、1-2の判定負け。

2003年9月15日、DEEP 12th IMPACTで桜井"マッハ"速人と対戦し、ペダラーダで目を負傷させドクターストップによるTKO勝ち。この試合の3週間後にマッハはプライド武士道への出場決定が先行していることに長南は激怒。「最低でも、武士道に出場させない」と宣言し、マッハはこの怪我で武士道出場をキャンセルすることになった。

この後、他の若手との考え方のギャップからU-FILE CAMPを離脱。フリーランスとなった。

2004年PRIDE武士道に参戦。デビュー戦はヒカルド・アルメイダに判定で敗れるものの、2戦目ではカーロス・ニュートンをKO寸前に追い込み勝利。

2004年10月3日、長南亮後援会主催による「CLUB DEEP 長南祭り」が山形県・三川町民体育館で開催され、興行の最終試合で高瀬大樹とエキシビションマッチを行った。

2004年12月31日、PRIDE 男祭り 2004アンデウソン・シウバと対戦。劣勢に立たされていたが、3Rに蟹挟みからのヒールホールドで一本勝ち。

2005年9月25日、PRIDE 武士道 -其の九-のウェルター級(-83kg)トーナメント1回戦でダン・ヘンダーソンにKO負け。この年のPRIDE 男祭り 2005でダンがウェルター級王者を獲得すると同時にアメリカへ渡り、ダンの元で猛特訓を行う。

2006年2月5日、DEEP 23 IMPACTのミドル級タイトルマッチで桜井隆多と対戦し、TKO勝ちを収め王座獲得に成功した。

2006年6月4日、PRIDE 武士道 -其の十一-のウェルター級グランプリ1回戦でジョーイ・ヴィラセニョールと対戦し、判定勝ち。眼下底骨折により手術を余儀なくされた。8月26日、PRIDE 武士道 -其の十二-のウェルター級グランプリ2回戦でパウロ・フィリオと対戦し、一本負け。

2006年10月、元PRIDE広報の女性と結婚[2][3]。2007年4月に結婚披露宴を行った。

2007年2月16日、DEEP 28 IMPACTのミドル級タイトルマッチで桜井隆多と再戦し、2-0の判定勝ちを収め初防衛に成功した。

UFC[編集]

2007年11月17日、UFC初参戦となったUFC 78カロ・パリジャンと対戦し、0-3の判定負け。

2007年12月12日、DEEP 33 IMPACTに来場。UFCとの契約により防衛戦が行えなくなったため、リング上でDEEPミドル級王座返上を発表した。

2008年チーム・クエストの一員として単身渡米。

2008年6月7日、UFC 85ホアン・"ジュカオン"・カルネイロと対戦予定であったが、肋骨負傷により欠場となった。

2008年9月6日、UFC 88ホアン・"ジュカオン"・カルネイロと3年振りに再戦し、2-1の判定勝ちでUFC初勝利となった。

2009年4月18日、UFC 97TJ・グラントと対戦し、1-2の判定負け。UFC戦績1勝3敗となり、この試合を最後にUFCとの契約が切れた。

UFCリリース後[編集]

2009年8月23日、日本復帰戦となったDEEP 43 IMPACTで中尾受太郎と対戦し、3-0の判定勝ち。

2010年3月22日、DREAM初参戦となったDREAM.13アンドリュース・ナカハラと対戦し、3-0の判定勝ち。

2010年4月25日、吉田秀彦引退興行 〜ASTRA〜チャ・ジョンファンと対戦し、右スーパーマンパンチでダウンしたところにパウンドで追撃されTKO負け。

2010年10月24日、DEEP 50 IMPACTでムン・ジュンヒと対戦し、パウンドによるTKO勝ちを収めた[4]。当初はASTRAで敗れたチャ・ジョンファンとの再戦が予定されていたが、ジョンファンが交通事故に遭い欠場となったため対戦相手が変更された[5]

2010年12月30日、戦極 Soul of Fightで行なわれた「SRC VS DREAM 交流戦」で奥野"轟天"泰舗と対戦し、開始19秒右フック一撃で失神KO負け[6]。当初はダン・ホーンバックルと対戦予定であったが、インフルエンザによる欠場で開催3日前となる12月27日に対戦相手の変更が発表された[7]。しかし、奥野は契約体重をクリアできずレッドカード2枚が提示された状態で試合が開始された。

2011年6月24日、DEEP 54 IMPACTで岩瀬茂俊と対戦し、1RでKO勝利を収めた。試合後、観客席に中指を突き立て「俺が負けると思ったやつ、FUCK YOU!」とエンセン井上を彷彿とさせるマイクアピールをした。

2011年12月31日、元気ですか!! 大晦日!! 2011桜井"マッハ"速人と再戦し、0-3の判定負けを喫した。

2013年10月20日、引退試合となったTRIBE TOKYO FIGHTのDEEPウェルター級タイトルマッチでダン・ホーンバックルと対戦し、5-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。

2014年2月16日、DEEPウェルター級王座を返上した。

戦績[編集]

プロ総合格闘技[編集]

総合格闘技 戦績
34 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
22 8 1 13 0 0 0
12 3 1 8 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
ダン・ホーンバックル 5分3R終了 判定5-0 TRIBE TOKYO FIGHT 〜長南亮引退興行〜
【DEEPウェルター級タイトルマッチ】
2013年10月20日
池本誠知 5分3R終了 判定3-0 DEEP OSAKA IMPACT 2013 〜池本誠知引退興行〜 2013年4月28日
× 桜井"マッハ"速人 5分3R終了 判定0-3 元気ですか!! 大晦日!! 2011 2011年12月31日
寒川直喜 5分3R終了 判定3-0 DEEP CAGE IMPACT2011 in TOKYO 2011年10月29日
岩瀬茂俊 1R 3:45 KO(左フック) DEEP 54 IMPACT 2011年6月24日
× 奥野"轟天"泰舗 1R 0:19 KO(右フック) 戦極 Soul of Fight 2010年12月30日
ムン・ジュンヒ 3R 2:57 TKO(パウンド) DEEP 50 IMPACT 〜10年目の奇跡〜 2010年10月24日
× チャ・ジョンファン 2R 1:16 TKO(右スーパーマンパンチ→パウンド) 吉田秀彦引退興行 〜ASTRA〜 2010年4月25日
アンドリュース・ナカハラ 2R(10分/5分)終了 判定3-0 DREAM.13 2010年3月22日
中尾受太郎 5分3R終了 判定3-0 DEEP 43 IMPACT 2009年8月23日
× TJ・グラント 5分3R終了 判定1-2 UFC 97: Redemption 2009年4月18日
× ブラッド・ブラックバーン 5分3R終了 判定0-3 UFC 92: The Ultimate 2008 2008年12月27日
ホアン・"ジュカオン"・カルネイロ 5分3R終了 判定2-1 UFC 88: Breakthrough 2008年9月6日
× カロ・パリジャン 5分3R終了 判定0-3 UFC 78: Validation 2007年11月17日
ソ・ドゥウォン 1R 2:58 TKO(マウントパンチ) DEEP in YAMAGATA 2007年6月24日
桜井隆多 5分3R終了 判定2-0 DEEP 28 IMPACT
【DEEPミドル級タイトルマッチ】
2007年2月16日
× パウロ・フィリオ 1R 2:30 腕ひしぎ十字固め PRIDE 武士道 -其の十二-
【ウェルター級グランプリ 2回戦】
2006年8月26日
ジョーイ・ヴィラセニョール 2R(10分/5分)終了 判定2-1 PRIDE 武士道 -其の十一-
【ウェルター級グランプリ 1回戦】
2006年6月4日
桜井隆多 1R 1:57 TKO(ドクターストップ) DEEP 23 IMPACT
【DEEPミドル級タイトルマッチ】
2006年2月5日
× ダン・ヘンダーソン 1R 0:22 KO (右ストレート) PRIDE 武士道 -其の九-
【ウェルター級トーナメント 1回戦】
2005年9月25日
× フィル・バローニ 1R 1:40 KO(右フック) PRIDE 武士道 -其の八- 2005年7月17日
ニーノ・"エルビス"・シェンブリ 2R(10分/5分)終了 判定3-0 PRIDE 武士道 -其の七- 2005年5月22日
ホアン・"ジュカオン"・カルネイロ 3R 2:15 TKO(マウントパンチ) DEEP 18th IMPACT 2005年2月12日
アンデウソン・シウバ 3R 3:08 ヒールホールド PRIDE 男祭り 2004 -SADAME- 2004年12月31日
カーロス・ニュートン 2R(10分/5分)終了 判定3-0 PRIDE 武士道 -其の伍- 2004年10月14日
× ヒカルド・アルメイダ 2R(10分/5分)終了 判定0-3 PRIDE 武士道 -其の参- 2004年5月23日
松井大二郎 5分3R終了 判定2-0 DEEP 13th IMPACT in KORAKUEN HALL 2004年1月22日
桜井"マッハ"速人 3R 2:10 TKO(ドクターストップ) DEEP 12th IMPACT in OHTAKU 2003年9月15日
久松勇二 5分3R終了 判定2-0 DEEP 11th IMPACT in OSAKA 2003年7月13日
× 須田匡昇 5分3R終了 判定1-2 DEEP2001 7th IMPACT in DIFFER ARIAKE 2002年12月8日
臼田勝美 1R 0:05 TKO(マウントパンチ) DEEP2001 6th IMPACT in ARIAKE COLOSSEUM 2002年9月7日
× 石川英司 5分2R終了 判定0-2 DEEP2001 5th IMPACT in DIFFER ARIAKE
【ミドル級チャンピオン決定トーナメント 1回戦】
2002年6月9日
秋山賢治 1R 4:22 TKO(パウンド) DEEP2001 4th IMPACT in NAGOYA 2002年3月30日
冨宅飛駈 5分3R終了 判定3-0 DEEP2001 3rd IMPACT X'mas in DIFFER ARIAKE 2001年12月23日
× 佐藤光留 5分3R終了 判定0-3 PANCRASE 2001 PROOF TOUR
【ネオブラッド・トーナメント 予選】
2001年5月5日

アマチュア総合格闘技[編集]

勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
富山浩宇 一本 DEEP2001 in YOKOHAMA 2001年8月18日

グラップリング[編集]

勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× レアンドロ・ロ ポイント0-4 第3回全日本ノーギ柔術選手権
【ミディアムヘビー級 1回戦】
2014年7月20日
門馬秀貴 5分2R終了 時間切れ clubDEEP 4th 西調布 2003年11月24日
佐々木恭介 判定 U-FILE Style-G 2002年11月9日
佐々木恭介 延長判定6-1 U-FILE Style-G 重量級トーナメント
【決勝】
2002年3月16日
大久保一樹 2:08 三角絞め U-FILE Style-G 重量級トーナメント
【準決勝】
2002年3月16日
中村大介 判定6-3 U-FILE Style-G 重量級トーナメント
【1回戦】
2002年3月16日

獲得タイトル[編集]

表彰[編集]

  • SHERDOG サブミッション・オブ・ザ・イヤー(2004年)

脚注[編集]

  1. ^ それについて本人は「言うと失笑が出るじゃないですか。だから大変迷惑しております」と言っている。本人としてはティラノサウルスに似ているらしい。
  2. ^ 【素敵な奥さん】元PRIDE名物広報、長南亮夫人・彩子さんが登場!! kamipro.com 2008年10月8日
  3. ^ 同上WEBキャッシュ
  4. ^ 【DEEP】死闘!菊野が帯谷を判定で退ける、青木&ミノワマン&長南は快勝 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年10月24日
  5. ^ 【DEEP】10・24長倉立尚が負傷欠場、昇侍と長南亮の対戦相手が変更に 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年10月19日
  6. ^ 【SRC戦極】12・30日沖発がフェザー級王座獲得!交流戦はSRCが勝利 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年12月30日
  7. ^ 【SRC戦極】12・30ホーンバックル欠場で奥野VS長南!全28カードの試合順も決定 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年12月27日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

前王者
桜井隆多
第3代DEEPミドル級王者

2006年2月5日 - 2007年12月12日

空位
次タイトル獲得者
中西裕一
前王者
ダン・ホーンバックル
第6代DEEPウェルター級王者

2013年10月20日 - 2014年2月16日

空位
次タイトル獲得者
悠太